TEAMキモエ スタッフ日記

大学生を応援するキャラクター「キモエ」と運営スタッフがお届けするブログです。メイキングや裏話、日々の記録など。

2011夏季回想記 その1

2011-08-26 17:06:30 | 関係ない話
8月も残すところ1週間ありませんが、いかがお過ごしですか
私スイヅはあぁまた夏休みをぼんやり過ごしてしまったな・・・という自責の念に駆られていたりそうでもなかったり
今月は工房の開いている日が少ないのでなんだかシャッキリしません
昨日は開いていたので作業をしに行き、やむをえず木を削らなければならなくなりまして、生まれて初めて鑿(のみ)という木を削る道具を使ったのですが、これがなかなかおもしろくて
いつになく時間があっという間に過ぎてしまいました

その鑿を使っている時にふと思い出したことが
中学の美術の時間、木でフォトフレームを作らされまして、彫刻刀で自分の彫りたい模様をガリガリ彫っていったわけです
よーしできた!と友達のを見に行ったらみんな意外と浅く彫っていて、木を削ることに夢中になってガッシガッシ削っていた私のは「陥没してる」と笑われてしまいました
削った後にニスを塗ったところ案の定、私のは塗料が全て溝に流れ込んでテッカテカでしたね
ほめてくれたのは先生ただ一人
あのフォトフレームはどこにいってしまったのやら・・・

で、今回はこの夏食べたものを中心に書こうと携帯のフォトフォルダを見返したところ「おや」と思う写真が



これは父が食べたスイカですが、私の父はときどき非常に子どもっぽいことをする人で、この時もふざけてスイカをスプーンで削ったわけです
やっぱり削るのって誰にとってもおもしろい行為なんですかね
なにがおもしろいのかいまいち説明できないのですが、どんどん形が変わっていくのがおもしろくてしょうがないのです
楽しすぎてマイ鑿の購入を検討中だったり

スイカといえば、また思い出の話ですがこれは小学生の時
1、2年の担任の先生がそれはもう鬼のように怖い女の先生で、もはや勝手なイメージを私の中で作り上げてしまったのかもしれませんがいつも真っ赤な口紅をしていました
好き嫌いが多い私は毎日給食を残していて先生に目をつけられており、ある時スイカが出たのです
20歳を過ぎた今、好き嫌いはいくつか克服しましたがスイカは今でも笑顔で食べることができません
まぁ当然残そうといつものように先生の隙をうかがっていましたら隣の席の後藤くんが「俺スイカ好きだからちょうだい」とありがたい申し出をしてくれたので、後藤くんの空になったお皿と手をつけていない私のスイカを交換したところを先生に発見され「半分だけでもいいから食べなさい」
冗談でも誇張でもなく泣きながら食べました
あの時隣で後藤くんはどんな気持ちで半分のスイカを食べていたのか、思い出す度ちょっと気になるこの頃です
(ちなみに後藤くんにまつわる思い出はこのスイカしかありません)