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出歩記

気の向くままに歩き回り、歩いた軌跡を写真と共に記録に

京の紅葉2020(1) 毘沙門堂・醍醐寺

2020-11-15 | 京都日記

京の紅葉 2020 (1) 毘沙門堂・醍醐寺
毘沙門堂
毘沙門堂には昨年も来ているが、紅葉の見ごろを過ぎ「敷きもみじ」になっていたので、見ごろはどんなものかと訪れてみた。
   
「敷きもみじ」の場所はちょうど紅葉の見ごろを迎えていて、たくさんの人たちが記念撮影をしていた。
 

醍醐寺
まだ日が高かったので、毘沙門堂の山科から地下鉄で4駅目の醍醐寺に向かう。醍醐寺の桜は強烈な印象が残っているが、紅葉の記憶があいまいなので行ってみることにした。(帰ってきてから確認したら2年前に来ていることに気が付いた。)
三方院の庭には数は少ないがうまい具合にもみじが植えられている。
  

三方院から仁王門に向かう参道は、春には見事な桜で埋め尽くされているところであるが、この季節はほとんど葉が落ちている。
仁王門をくぐると両側にモミジの木が植えられているものの、紅葉のトンネルというわけにはいかない。五重塔の周辺にモミジの木は少ない。
  
醍醐寺で紅葉がきれいなのは、弁天堂周辺だけであった。
  

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真夏の京都

2020-08-20 | 京都日記

真夏の京都
久し振りの京都であるが、連日最高気温が35℃以上の猛暑日が続いている。この時期に外を歩くのは大変だが、冷房の効いた室内にばかり居るのも芸のない話なので、蓮(はす)の花が咲いていそうな所を巡ってみることにした。
勧修寺(かじゅうじ)
ここは、昨年の紅葉が終わった頃に来たところであるが、今回も蓮の花は盛りを過ぎていた。どうもこの寺は巡り合わせが悪いようだ。

渡月橋
勧修寺の次はやはり蓮の花が咲いていそうな所ということで、嵯峨野の天龍寺に行ってみることにした。
天龍寺に行く前に渡月橋の様子を見てみようということで近くまで行ってみたが、案の定ほとんど人は歩いていない。午後1時過ぎの時間帯であるので、いつもは大勢の観光客でごった返しているところであるが、新型コロナウィルスの影響で観光客がすっかり減ってしまったからである。


天龍寺
天龍寺入口にある池にはたくさんの蓮が植えられているのだが、ここの蓮も花が終わり、あちこちで蓮の実になっていた。

天龍寺や竹林にも観光客はまばらにしかいない。


清水寺
がらがらの嵐山を見てきたので、普段は大勢の観光客でごった返している清水寺界隈も閑散としているのではないかと、二日後の22日に清水寺に出かけてみることにした。
案の定、清水坂を歩く観光客はまばらで、シャッターを下ろしている店も多く見受けられる。


清水の舞台に立って正面の三重塔方面を見る。真夏の陽を浴びる木々の生命力を感じ取ることができる。

奥の院も塗り直しが終わり鮮やかになった。

奥の院から本堂を見る。屋根の葺きなおしは終わったが、舞台の修復工事はまだ続いていた。

向かい側の三重塔から本堂を見る。



こんなに天気が良いのに観光客の姿が見えない産寧坂(三年坂)

二寧坂(二年坂)にも観光客の姿が見えない。お土産を売っている店は大変な思いをしているのだろう。

 

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城南宮のしだれ梅

2020-03-03 | 京都日記

城南宮のしだれ梅
寒く暗い冬が明け、暖かく明るい春の訪れを実感できるのは梅の花見である。京都で梅の花と言ったら城南宮のしだれ梅が最も好きだ。
ということで、今年もやってきた
   
  
城南宮の「しだれ梅とつばき祭り」は2月18日から3月22日まで開催されているが、今年は暖冬であったので梅の花はかなり散ってしまっている。
  
城南宮は大政奉還後の鳥羽伏見の戦いで、薩摩軍がこの付近に陣取り、大阪から京都に向かう幕府軍を迎え撃ったところである。
城南宮の参道には植木屋が店を出し、しだれ梅の鉢を販売していた。
  

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京都駅から散策

2020-01-24 | 京都日記

京都駅から散策
京都駅を出たところに大きな「京都駅周辺図」があり、その下に「京都駅からおすすめ散策ルート」が紹介されている。ルートには「国宝・文化財コース」と「幕末京都コース」の二つがあるが、「幕末京都コース」は、どこも行ったことがないので歩いてみることにした。

先ずは不動堂明王院である。ここは、新選組が西本願寺の屯所を出て3番目の屯所となった所らしいが、何も残っていないのでまぼろしの屯所と言われている所である。不動堂縁起には何も書かれていないが、本堂の両側には「まぼろしの屯所」の提灯がぶら下がっている。
  
明王院から堀川通に出ると「リーガロイヤルホテル京都」があるが、この入り口付近にも近藤勇の碑と共に「この付近不動堂村屯所跡」の看板がある。
天満屋騒動のあった跡地は、小さな地蔵尊の社の脇に「中井正五郎殉難之地」の石柱があるだけであった。
   
池田屋事件の後、隊士の増えた新選組が壬生から西本願寺に屯所を移した時に使っていた太鼓楼
  
島原は江戸時代に栄えた花街。幕末には、西郷隆盛、久坂玄瑞、新選組らが出入りしていた。今では大門、置屋の輪違屋、揚屋(今の料亭にあたる)の角屋が残るのみ。
  
角屋は建築物としては今も日本に唯一残る揚屋造りの遺構である。
   

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京都のイルミネーション

2019-12-18 | 京都日記

京都のイルミネーション
年末の風物詩となったイルミネーションが各地で行われているが、京都でのイルミネーション人気ランキングの第1位はロームイルミネーションであり、次が嵐山花灯路である。今回はこの二つをはしごして見ることにした。

ロームイルミネーション
京都に本社を置く半導体メーカーであるローム社は、本社工場周辺を自社で作るLEDで飾り京都市民に公開している。
五条通りからの入口にあるシンボルツリーであるヤマモモの木は白を基調としたLEDで彩られ、メタセコイアは枝の一本一本にまでイルミネーションが施されている。
   

   
  
嵐山・花灯路
嵐山でのイルミネーションは「花灯路」と名付けられており、渡月橋と竹林に照明が当てられている。
 
   

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勝龍寺城跡

2019-12-12 | 京都日記

勝龍寺城跡
京都府運転免許試験場に行ったついでに、JR長岡京駅にほど近い勝龍寺城跡に行ってみることにした。現在は勝龍寺城公園として模擬櫓が建てられている。
この城は信長の家来であった細川藤孝(幽斎)が築いた城であり、藤孝の嫡子忠興(三斎)と明智光秀の娘玉(細川ガラシャ)の婚礼が執り行われた城である。
そしてその4年後には、本能寺の変で信長を討った明智光秀が山崎の合戦で秀吉に敗れ、最後に籠った城でもある。
  
  
 

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了徳寺の大根焚き

2019-12-09 | 京都日記

了徳寺の大根焚き
千本釈迦堂では12月8日の仏陀が悟りを開いた日に大根焚きをやっているのだが、12月の9・10日に大根焚きをやって大勢の参拝客を集めているお寺があるとの情報を入手したので行ってみた。その寺はバスで仁和寺の次の福王寺で下車して歩いて数分のところにある了徳寺である。
着いたらちょうど本堂で読経の最中であったが、そのそばのテーブルで大根焚きを食べるように言われ、畏れ多いと躊躇しながらも出された大根焚きを食べることができた。客は遠くから来た人たちというよりも、近くから歩いてきた人たちが多いようだった。
  
  
了徳寺の大根焚きは、仏陀が悟りを開いた日というのではなく、別の謂われがあるようである。どうも大根焚きをする日というのは寺によって異なるようである。
  

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大徳寺塔頭 高桐院

2019-12-08 | 京都日記

大徳寺塔頭 高桐院
2017年の夏から修復工事のため拝観休止になっていた高桐院が11月10日から拝観が再開されているとの情報を得たので行ってみた。ここは熊本の細川家の菩提寺である。
  
  
通称「楓の庭」と呼ばれる庭は、一面の苔の中に数本の楓と1基の灯篭がある簡素ながら趣のある庭である
  
  
  

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千本釈迦堂の大根焚き

2019-12-08 | 京都日記

千本釈迦堂の大根焚き
12月8日は仏陀が悟りを開いた日である。この日に千本釈迦堂では大根焚きが授与される。昨年はうっかり忘れていて午後1時半頃に駆け付けたら、大根焚きの券が売り切れていて大根焚きにありつけなかった苦い思い出がある。
バスを上七軒で降りると、大根焚きの授与が始まる10時を少し過ぎた頃であったにもかかわらず、たくさんの人が千本釈迦堂に向けて歩いており、山門をくぐると大根焚きを求める人たちの行列が続いていた。
  
千円で券を買い、列の後ろに並び、15分位で大根焚きにありつくことができた。
お椀の中には厚さ2センチくらいの輪切りの大根が三つと油揚げが入っており、中にまでいい味がしみ込んでいる。
客の中には自宅から容器を持参して、それに入れてもらっている人もいる。
  
大根焚きを授与された人たちは皆テントの中の椅子で食べているが、団体客は本堂の中で食べることができるようだ。
  
本堂の横では「手づくり市」が開かれており、趣味で作ったであろう物を広げて売っていた。
  
大根焚きをふるまうところの脇には梵字の書かれた丸い大根が売られていた。
帰途に着いたのは11時過ぎであったが、大根炊きを求める人達の行列は表の通りにまで出て、更に後ろが見えないくらい遠くにまで続いていた。早く出てきてよかった。
  

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京の紅葉2019 山科

2019-12-06 | 京都日記

京の紅葉2019 山科(やましな)

毘沙門堂
山科の毘沙門堂はしだれ桜で有名なところであるが、紅葉情報を見ていたら参道に散ったもみじがきれいだというので、紅葉の季節には少し遅いが、散りもみじを目当てに行ってみることにした。参道の階段の散りもみじは掃除されているが、その両側は「敷きもみじ」と名付けてそのままになっていた。
   
しだれ桜の葉は完全に散ってしまっていたが、周りに植えられた南天の赤い実がやけに目立っていた。
  
 

勧修寺
勧修寺は桜の季節に来たことがあるが、紅葉もきれいだということで来てみたものの、葉はほとんど落ちていた。
  
  
観音堂前の池ではカモやアオサギが餌をあさっていた。
 
紅葉は終わってしまっていたが、境内では四季咲きの桜やつつじ、山茶花が咲いており、
  
背丈が3メートル以上もある「皇帝ダリア」がちょうど見頃であった。
  

隋心院
勧修寺から地下鉄小野駅に戻り、昼食をとってから隋心院に向かった。ここは醍醐寺の帰りに一度立ち寄ったことのある所である。
  
小野小町ゆかりの寺であるが、庭もきれいな寺である。
  
  

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