越前大野城
昨日は現存天守の丸亀城を見たので、今日は福井市からＪＲ九頭竜線で約1時間のところにある越前大野城に行ってみた。
越前大野城は残されていた石垣の上に昭和43年に鉄筋コンクリート構造で推定再建された復興天守である。
この城は福井県大野市がある盆地の中にある亀山という小高い山の上に建てられており、ふもとの門から20分位歩いて頂上にある城に到着する。山の頂上に建てられているので、運が良ければ雲海に浮かぶ天守を見ることができるそうだ。
3月一杯は冬季間で休館中のため、城の中を見学することはできなかった。
大崎八幡神社の「どんと祭」
久し振りに仙台にある大崎八幡神社で行われる「どんと祭」に行ってみた。車で出かけたのだがこれが大間違い。小学校の校庭を解放した臨時駐車場2か所は満車で停められず、渋滞する道路をいらいらしながら運転し、河川敷にまで行かなければならなかった。4時半の点火に立ち会うつもりだったのが神社の鳥居の下に到着したのは丁度5時になっていた。そこからの参道にもたくさんの人が押し寄せなかなか進まない状況だった。
門松・注連縄・松飾り等が焚き上げられるご神火の周りを裸参りの人たちが続々と続いている。
私も古いお札等を投げ入れ、一年間の家内安全を祈願した後、本殿に向かおうとしたのだが、ここもたくさんの人で前に進めない状態であった。
浜離宮
JR新橋駅からほど近い浜離宮庭園に行ってみた。
京都で離宮と言えば桂離宮や修学院離宮など皇室の別邸であるが、永らく天皇がいた京都と違い、東京で離宮とはどういう事だろうかと思っていたが、入口で案内を読んで初めて経緯を知ることができた。浜離宮は元々は徳川幕府六代将軍家宣の別邸として東京湾を埋め立てて整備され、明治維新の後に皇室の離宮となったものを戦後東京都の管理となった庭園であるとのことであった。
東京の新橋にある庭園であるから、背後には高層ビル群が林立しており、土塀に囲まれ嵐山や比叡山を借景とした京都の離宮とは全く違った雰囲気である。
東京湾を埋め立てて造られた庭園であるので庭内の池には海水が引かれ、潮入りの池の中島には茶屋があり、抹茶をいただくことができる。
