ハイ、お久しぶり(?)の青芋虫です。
ナガサキアゲハの幼虫1号「先輩」が、
日曜日、前蛹になりました!
前編オール青芋虫ですので、
お嫌いな方は、即ご退室下さいませ。
金曜日の夜、
夏ミカンの葉っぱを全て交換。
その折、初の集合写真を撮ることに・・・
13日の記事の時点では、
4頭だったけれど、
そのあと、また1頭増えた。(笑)
左から、
そろそろ蛹化するであろう1号「先輩」
先輩より2日遅れで終齢になった2号「影」
3号「光」は、それから4日後終齢。
4号「チビ」は今日明日終齢になるだろう。
そして5号は新入りなので「新」
とてもちっこかったので、
3齢かなと思っていたんだけれど、
4齢幼虫だったようだ。(後で判明)
たぶん先輩が近く蛹になるだろうから、
これが最初で最後の集合写真かな?
そう思っていたら、案の定だった。
日曜日は車中泊明けだったのだけれど、
お天気がイマイチだったし、
行きたい場所も、これと言ってなく、
9時には自宅へ帰って来た。
先輩のことも気掛かりだった。
変な所(フタの裏とか)で蛹化されたら、
あとあと困る。
帰宅して、飼育ケースを覗いたら、
先輩がケースの底に転がっていた!
横向きで、丸まって・・・
焦った!(なので写真なし)
死んじゃってるのか!?と思った。
でも、割り箸を差し出したら、
ノソノソと登って来た。
先輩の体、明らかに前日と違う。
枯れたような色になって、
ムッチムチだったのが、
しぼんでしまっている。
ケースの中を確認すると、
体液が流れ出た形跡があった。
蛹化が始まったな、と確信。
ナミアゲハの蛹が入っているケースで、
先輩も蛹になってもらうことに・・・
割り箸で蛹になってくれると、
理想的なんだけどな~。
だけど、そう思うようにはいかない。
割り箸を何度か登ったり降りたり、
その後、ケースの壁面をウロウロと・・・
コーナーの辺りを、
しきりにチェックしているけれど、
なんか気に入らない模様。
そこで、ふと思いついて、
ケースの四隅に段ボールを貼り付けた。
これからしばらく眠りにつく場所、
スケスケの丸見えより、
視野が遮られた方が安眠出来るよね。
今度は、私の思惑通り。
段ボールの上を登って行って・・・
しばしチェックしていたけれど・・・
やっと納得したみたい。
これが、11時頃。
これで私も、自分のことが出来る。
車中泊の後片付けや、洗濯、
お昼ご飯を食べ、写真の整理など。
夕方4時頃、先輩の様子を見たら・・・
え~、逆さまになってるし~!
お~い先輩、大丈夫かぁ~!?
まさかその態勢で蛹化はしないよね~?
まだ、糸掛けもしてないし・・・
そして、6時頃、
やっと糸掛けが始まった。
まず、お尻から糸を出して固定。
そのあと、たすき掛け。
蝶の幼虫が蛹になるために、
自分の体を糸で固定するのって、
生まれて初めて見た。
去年のイシガケチョウは、
ぶら下がりタイプの蛹だったし。
卵から孵化して、
食べて、排せつして、
数度の脱皮をして・・・
それは成り行き的なものだろうけれど、
蛹になるために、
自分の体を固定するなんて、
誰からも教えられた訳じゃなく、
事前に練習するでもなく、
たった一人で黙々とやっている。
昆虫すごいぜ!としか言いようがない。
7時、約1時間かけての糸掛け終了。
先輩、お疲れさま!
次は、いよいよ最終脱皮。
それが終わったら、
春まで寝てていいんだから、
頑張ろ~ね!
こっちは、ハラハラ~(・_・;)ですぅ~!
朝、コメントしたつもりだったのですが、、、
少し前から拝見させていただいています。
ホントにかわいいし、スゴイですね。
とても楽しみです。
生物の本能といえ、教えられてもいないことを
みんながみんな同じように過ごしていくなんて凄いです!!
春まで眠ってていいなんてちょっとだけうらやましい~~
『コメント利用規約に同意する』が必要になってから、
コメントしたつもりなのに~が、多いですね。
実は、私もやっちゃいました。
数年前まで、芋虫なんて見るのも嫌だったのが、
今では、なでなでして、でへへ~ってニヤニヤしてます。
変れば変わるもんだな~と・・・(笑)
あ、爬虫類も、もちろんOKですよ~。
ず~っと見ていて、ヒト科は絶対敵わないな~と思いました。
ヒト科の赤ん坊なんて、ほっといたらすぐ死んじゃうし、
独り立ちするまで、何年もかかる。
それも、手取り足取り、教えて、教えて、やっと・・・
100年近くも生きるヒト科だから、
そんな悠長なことやっていられるんでしょうけれど・・・
昆虫たちの短い一生が、とてもキラキラ輝いて見えます。