そろそろ蝶たちの季節は終わり。
冬を越せずに生涯を終える蝶、
あるいは次の春まで眠りにつく蝶。
今年もたくさん楽しませてもらった。
ありがとね!
いろんな蝶に出逢ったけれど、
今年初めて!って蝶は2種類。
そのひとつが、ヤクシマルリシジミ。
もう、朝晩冷え込み始めたけれど、
日中は、まだ飛び回っていて、
ちょっとビックリ。
しかもこの子は、翅の傷みもなく綺麗。
ツマグロキンバエと一緒に・・・
この子は、オス。
翅がずいぶん擦れてしまっている。
遠目には、ヤマトシジミによく似ている。
でも、裏翅の斑紋の並びが、
ヤマトシジミのような、
弧を描く綺麗な並び方ではなく、
そして、目がつぶらな黒目。
ヤマトシジミは独特なグレーの目だ。
表翅は披露してくれなかったけれど、
飛んでいる時、
その青さにハッとさせられる。
こちらはメス。
もう、ケイトウの花も、
スカスカになって来たね~。
このヤクシマルリシジミたちが、
飛び交う姿が見られるのも、
あと僅かなんだろうな~。
ヤクシマルリシジミにいまだ出会えるなんて素敵です!
翅裏の模様でヤマトシジミとの違いを察知された観察眼にも敬服です!
・・・あれ程舞っていたヤマトシジミにさえ出会えなくなった今の状況に、虫が飛ぶごくごく当たり前の情景を懐かしむ私がここにいます。
福岡では、ヤマトシジミまだ飛んでますよ~。
なんせまだ、カタバミの花が咲いている!
ヤマトシジミが強いのか、
カタバミの花が根性なのか、
どっちもどっちなんでしょうけど・・・
でも、どんどん見かける種類が減って行ってます。
もうすぐ12月ですもんね~。