去年12月、
母の古い和服を整理した。
どうしようもないのは処分したけれど、
お茶をやっている友人に、
お稽古用にはなるだろうと、
着れそうなのを選んで送っていた。
古いと言っても、
しつけ糸が付いたまんまの新品や、
あまり着た形跡のない和服もあった。
母がそれらを着ているのを、
私は見た記憶すらないもんね~。
処分してしまうには、
あまりにも、もったいなくて・・・
その中の1枚を、彼女の自宅での、
今年初めてのお稽古の茶会で着たそうだ。
やっぱり、袖が短いね~。
私の母、そんなに小柄ではないんだけど、
悲しいかな昭和一桁生まれ、腕が短い?
あと一寸(約3cm)でも長かったらね。
彼女、自身のお母様やお婆様の和服も、
お稽古では着ているようで、
袖の短い和服への対応には慣れている。
袖無しの長襦袢と言うのがあるそうだ。
還暦過ぎのオバサンには、
ちょっと可愛い過ぎるかな?
な~んて思っていたけれど、
なかなかよろしいのでは?
友人宅の茶室の花。
白侘助に結び柳・・・ だそうだ。