おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

晩秋のヤクシマルリシジミたち

2020年11月25日 11時03分06秒 | 虫さん
そろそろ蝶たちの季節は終わり。
冬を越せずに生涯を終える蝶、
あるいは次の春まで眠りにつく蝶。
今年もたくさん楽しませてもらった。
ありがとね!



いろんな蝶に出逢ったけれど、
今年初めて!って蝶は2種類。
そのひとつが、ヤクシマルリシジ




もう、朝晩冷え込み始めたけれど、
日中は、まだ飛び回っていて、
ちょっとビックリ。



しかもこの子は、翅の傷みもなく綺麗。



ツマグロキンバエと一緒に・・・




この子は、オス。
翅がずいぶん擦れてしまっている。


遠目には、ヤマトシジミによく似ている。
でも、裏翅の斑紋の並びが、
ヤマトシジミのような、
弧を描く綺麗な並び方ではなく、
そして、目がつぶらな黒目。
ヤマトシジミは独特なグレーの目だ。


表翅は披露してくれなかったけれど、
飛んでいる時、
その青さにハッとさせられる。




こちらはメス。



もう、ケイトウの花も、
スカスカになって来たね~。


このヤクシマルリシジミたちが、
飛び交う姿が見られるのも、
あと僅かなんだろうな~。