氣まぐれ剣士の言いたい放題

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307 幸福には翼がある

2006-02-26 07:42:27 | Weblog
氣まぐれ剣士の言いたい放題

307 幸福には翼がある
 
この世界は、『捨てる神あれば、拾う神あり』です。
「捨てる神」とは、私たちに、不運や辛い出来事を与えてくれる神さま。
 そして、「拾う神」とは、幸運や楽しいことを授けてくれる神さまです。

 でも実際に肉体を持って、この世界に生きている私たちにとっては、どうも「捨てる神」ばかりが目に付くことが多いようです。

 仕事で失敗した、失恋した、人間関係で困ったことがある、信頼していた友人に裏切られた・・・ こんなことばかりが起こって、飛び上がるほどうれしいことなんて、めったに起こりませんね。まったくこの世界には、「捨てる神」しかいないのかなどと思えてきたりするのです。

 だけど、ひょっとしたら、「拾う神」は、いつも身近にいて、私たちに福を与え続けてくれてるのかも知れません。ただ、私たちが、それに気づいていないだけなのかも。

 「拾う神」は、いったいどこにいるのでしょうか?どうして、私たちは、気づかないのでしょうか?
 西洋のことわざに、こんなものがあるそうです。
『人生にとって幸福な音が三つある。
   1.夫が家にいて、静かに本を読んでページをめくる音。
   2.その傍らに妻がいて、何かを作っている音。
   3.その夫婦の側で、子どもが元気に遊んでいる音 』

 この三つの音は、どれも、取り立てて特別な音ではありませんね。
 いつも聞こえているときには気づかなかったけど、その音が、実は、最高に幸せな音だったのだと気づくときがあります。それは、それらの音を聞くことができなくなってしまったときです。失ってはじめて、その音こそが、自分にとってこの世界でいちばんの幸福の音だったということがわかったりするのですね。

……幸福には、翼がある方がいいのです。
 
 それは、私たちの手から逃げているための翼ではなくて、どこかへ行って、もっと大きくなって帰ってくるためにある翼なのだそうです。

 気まぐれ剣士には剣道という翼があります。でも剣道から帰ってきたときは“疲れた”という翼ですが・・・
 次回もお楽しみに                              以上