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今日紹介する事故寸前のこわいお話は、実際に小生がやってしまったことです。危ない事例なので、皆様に知って頂きたいと思い書かせていただきます。今日の要点は3つです。
①難聴者は、運転席でウインカーの音が聴こえない。「カッチン、カッチン」の音。
②車の曲がる角度が90°以内のゆるい角度だと、ウインカーレバーが自動で戻らないことがある。その時ウインカーランプの前に何か置いてあると、難聴者はウインカーを点滅させたまま突っ走ってしまう。事故になるまで気づかない。
③運転席のウインカーランプの前には、何も置かないこと。
④公表しませんが、ウインカーの音がよく聞こえる車とよく聞こえない車がある。車メーカの差?
皆様はウインカーやハザードランプを点けたまま走っている車を見たことはありませんか。その車のドライバーはおそらく難聴者です。
難聴者は車のウインカーの「カッチン、カッチン」という音が聴こえません。また普通、ウインカーレバーは自動で戻ります。でも、車の曲がる角度が90°以内でゆるい角度だと、ウインカーレバーが自動で戻らない場合があります。それでもウインカーランプの表示でウインカーが出たままであることに気づきます。しかし、ウインカーランプの前になにか視界を邪魔した物があるとランプも見えないという事態になります。
そうすると、難聴者は直進しているのにウインカーやハザードランプを点滅させたまま走ってしまいます。本人も気づいていません。
特に危険な場所は交差点です。実際に小生はウインカーの戻し忘れをやってしまいました。ウインカーランプの前にナビとして使っているスマホ用台があったがためにランプも見えませんでした。不注意でした。
その日は母の通院でいつもの慣れた道を直進していました。小生の車のウインカーランプは左折側でずっと点滅していたようです。自車が交差点にさしかかると、右折車が突然前をふさぐように出てきました。幸い小生はゆっくり走っていたため、急ブレーキを踏んで衝突は回避できました。しかし、向こうのドライバーはひどく怒った様子でした。最初は何が起きたのかわかりませんでした。停車してから左のウインカーが出っぱなしだったと理解した時、小生はどっと落ち込みました。
自分は運転がうまい方だと思っていました。なので、自分の不注意が原因だとわかった時、その現実に深い屈辱感を感じました。健康な方にとってはささいなことかもしれませんけれど、難聴者は屈辱感を何回も、何回も味わいます。そのたびくやし涙とともにどっと落ち込むのです。今回は事故になる前に止まれてよかったです。
ここ最近、日本は高齢化して平日の昼間の道路に、小生と同じような高齢で耳の遠いドライバーがたくさん走っています。是非このような事例があることを頭に入れていただいて、ウインカーやハザードランプを点けたまま走っている車を見かけたら近づかないようにしてください😆。 そして、ドライバーが気づくまで暖かく見守っていただけたらうれしいと思います。
春近し 近所の紅梅
今日もいい日でありますように。