ブログを見て頂いて、ありがとうございます。
「難聴の診断と治療」という講演会が本日ありました。
専門用語になって恐縮ですけれども、急性の感音性難聴や突発性難聴については、薬物で治療できる場合があります。しかし、慢性難聴などは治療する方法がやはり無いようです。
治療ではなく、難聴に対応する方法は3つあります。
〇規則正しい生活と適度な運動・禁酒・禁煙に努めて聴力低下を防ぐ。
〇聴力の低下が進行しない中度難聴の人は、補聴器を付けるのがいい。
〇高度から重度難聴へとだんだん悪くなる人に対しては、人工内耳手術をすすめる。
〇聴力の低下が進行しない中度難聴の人は、補聴器を付けるのがいい。
〇高度から重度難聴へとだんだん悪くなる人に対しては、人工内耳手術をすすめる。
本日、全難聴関東ブロック研修会の「難聴の診断と治療」というオンライン勉強会を聴講しました。講演者の信州大学 宇佐美真一先生からいろいろ教えてもらいました。
以下に宇佐美先生からのお話を要約します。
難聴の治療のためには、難聴になった原因をつきとめることが大事です。難聴者の遺伝子診断をすることが原因究明に有効であることがわかってきました。
最新の研究では、遺伝子異常が難聴の原因となったケースがかなりの割合であるそうです。
(遺伝子異常ですから自分の努力ではどうすることもできません。)
ご自分の遺伝子異常の有無を確認するため、大学病院で健康保険がきく検査を受けることができるそうです。
遺伝子異常の検査をすれば、今後聴力が悪化するのかとか、随伴症状があるのかなどの正確な診断につながるのだそうです。
関東地方にお住まいの方でしたら、宇佐美先生が現在担当している国際福祉医療大学三田病院へ来てくださいとのこと。かかりつけ医に紹介状を書いてもらい、国際福祉医療大学三田病院を予約すれば遺伝子検査に対応しますとおっしゃっていました。検査費用は3割負担の方で13000円くらいとのことです。
人工内耳の改良についても日々進歩しております。補聴器のまま過ごすか、思い切って人工内耳をつけようか迷っている方に対しては残存聴力活用型人工内耳(EAS)というのがあるそうです。
https://www.medel.com/ja/hearing-solutions/electric-acoustic-stimulation MED-EL JAPAN ホームページより引用
どうぞよろしくお願いします。
最近ブログの更新が滞っておりました。私は農業をしている都合上、毎年確定申告をしております。年頭から確定申告の準備をしておりました。ごめんなさい。
ありがとうございます。
今日もいい日でありますように。