今日は市場に出荷にいったついでにとっても素敵な園芸店にこっそり視察に寄りました。
というのも以前に市場で植物をより分けてあったものが凄くセンスが良いものだったので、市場のバイヤーにどちらのお店ですか？と尋ねていたのです。 同業者が来ると萎縮されるかもしれませんし、そういうわけでこっそりです。
想像以上に素敵なお店でした。
ですがどうにも植物の管理がなされていなくとてもとても残念でした。色々と手広くやられているところのようで想像するに、忙しすぎてきっと手が回らないのでしょう。
手広くしていても植物を媒介にしる事業が主なはずです。商品の管理以上に大事な仕事があるのでしょうか。今日は知人と一緒だったのですがひとりであればオーナーと話をさせて頂いていたと思います。
生花店を経営していたときから他の花屋さんや園芸店をライバルと考えたことはありません。花屋や園芸店はいくつあってもいいと思うのです。
ぼくらの業界の最大の社会貢献は園芸人口を増やすことだと硬く信じています。そのことは食料自給率を引き上げ、飛躍すれば世界平和につながるはずなのです。
ですから、花や草木を扱う玄人の方達にはしっかりとプロの意識とスキル、ノウハウを持って園芸愛好家とその予備軍の手本でいてもらいたいのです。自分達のすむ地域にひとつでも頼りになる園芸店があればどんなによいことか想像に難くないと考えます。
偉そうなことを書いてしまいました。歳をとると説教じみたことを考えるようになるのです。嫌味な人間にならないように気をつけなければなりません。
ラミウムを4種買わせていただきました。当社でも親株をとっているのですが、この時期にはまだこんなにきれいではありません。きっとぼくらの所より涼しい場所で作られているに違いありません。北関東の標高の高い場所か、山陰のあたりかでしょうか。株もとが蒸れていましたので通気のよいところで一先ず管理します。