うんたま森のキジムナー

豆腐よう


沖縄のソウルフードの王様と呼ばれるのが
「豆腐よう」
初めて沖縄に来たとき、那覇の居酒屋で
サイコロサイズの豆腐ようをサービスで
出された。当時は豆腐ようも食べ方も
知らずに一口で食べてしまった。
沖縄の人はよくこんな物を食べているなぁ
というのが正直な感想。

豆腐ようは東洋のチーズとも言われている。
豆腐を米麹、紅麹、泡盛などの漬け汁に漬けて
約半年間熟成発酵させた琉球王朝時代
から伝わる食品である。

那覇の居酒屋で初めて食べたときのように、
初めて食べる人は、その独特の風味に
驚くだろう。一度にたくさん食べるものではなく、
食べ方も箸ではなく爪楊枝で少しずつ
削るようにしてなめる。
これが本来の食べ方である。

PL法という法律が出来て、長く熟成させることが
出来なくなった。販売されているものは赤っぽい
独特の色をしているが、長く熟成させたものは
茶色になっている。
味も色々で、ほとんどの人が「マズイ!」と感じる。

宮古島には、一軒だけ美味しい豆腐ようを
作っているところがある。
ワインにもよく合う。その豆腐ようを食べれば、
豆腐ようの価値観が変わる。
PL法という法律がなければ、美味しいお店を教えて
あげることができるのに残念だ。
そこではお土産用にも売られている。


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コメント一覧

kijimuna
沖縄の小学校の給食で一番嫌いな食べ物は、ゴーヤーだそうです。韓国ではキムチだとか。
味覚に慣れて、大人になって一番好きな食べ物になるそうです。関西では納豆を食べないといわれていますが、子供の頃から食卓にありました。
関西人が納豆を食べないというのは都市伝説ですね。
ダイバー
「豆腐よう」、沖縄に通い始めた頃に一度食べた切りかも?人の味覚や好みは多分幼い頃に出来上がってしまうように思います。昔、田舎では何処の家でも納豆や味噌を自作していた。結婚して間もない頃、妻の実家で「納豆を腐らせた様な得体の知れないもの」が朝御飯にでた。意を決して飲み込んだが、これも一度きりの経験になった。
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