うんたま森のキジムナー

グルクン

グルクンは、沖縄の県魚に指定されている。
和名をタカサゴという。
正式には、スズキ目タカサゴ科で八種類に
分類されている。

ハナタカサゴ ササムロ ユメウメイロ ウメイロモドキ
クマザサハナムロ イッセンタカサゴ タカサゴ 
ニセタカサゴ。
これをまとめて沖縄ではグルクンという。

本土のイワシと同じく大衆魚であったが、
今では1匹800円以上する高級魚の部類に入る。
居酒屋にあるグルクンは、ほとんどが輸入物に
なっている。

昔は餌を付けなくてもいくらでも釣れた。
一般の人がグルクン釣りに出かけると仕掛け代に
3千円 餌代に2千円 氷や弁当、船代を入れれば
軽く1万5千円は経費がかかる。
これなら少々高くても買ったほうが得だ。

調理法としては、もっぱら唐揚げが有名で
あるが、新鮮なら刺身にして
その後で骨を唐揚げにすると二度おいしい。

グルクンのカマボコも絶品であるが今では
作っているところはほとんどない。
グルクンは、追い込み漁で捕獲するが、
追い込み漁の漁師さんの平均年齢は軽く70歳を
超えてしまった。あと数年で絶滅するだろう。


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コメント一覧

きじむな
大衆魚と言われたアジ イワシも今では高級魚の値になっています。グルクンも一匹800円
大きい物なら千円をこえます。
サンマも獲れなくなっているようですね。
ダイバー
宮古島の居酒屋で、残り少ない貴重品のように妻と食べたグルクンが、輸入物だったなんて▪▪▪😓 今は専門店でなければ食べることも出来ない新鮮な「アジ」や「イワシ」も、地引き網漁で名高い九十九里生まれの私の子供の頃は、あまりに沢山採れ過ぎてしまって、海岸沿いの松林の中に長い溝を予め沢山掘っておいて、みんな捨てて肥料にしていたんですよ😅 大きな声では言えないですが、終戦後、あんなに貧しく食事に事欠く時代に、アジもイワシも捨てられていたなんて、赤坂▪六本木の料理屋さんで摂待されている大臣や官僚さん達は多分知らないでしょうね☺
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