うんたま森のキジムナー

御嶽

沖縄では、家の半径100m以内に「御嶽」がある。
普段は意識しないけれど、近くに必ずある。
「御嶽とは神様のいるところ」
沖縄の人なら誰でもしっていること。

オバァから聞いた話をもとに御嶽の話をしよう。
自然神をまつっている「御嶽」
実は「神様の出張所」だそう。
拝む人がグイス(拝み言葉)をあげると、
これが神様を呼び出す合図。
お呼びがかかると「ニライカナイ本庁」から、
出先機関である「御嶽」に出向する。

呼び出された神様は香炉の上にヒョイと立ち、
御願(ウガン)の内容に耳を傾け
その内容が妥当かどうかを検討し
「これは妥当」と判断したら、広範囲な
神様ネットワークのもと、適材適神に連絡を
まわすシステムになっているそうだ。

御嶽にも国会議事堂から県庁、村役場まで
色々あるとか。集落の御嶽は村役場で
斎場御嶽のようなところは国会議事堂。
何か陳情したいことがあるとき、まずは
近くの御嶽に相談する。

オバァからこういう話を聞いているときは、
まるで昔話を聞いているようで
ワクワクしながら聞いていたのを時々思いだす。


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コメント一覧

きじむな
沖縄の家には、台所にヒヌカン(火の神様)が
いてトイレには、フール(トイレの神様)がいます。もちろん家には家の神様がいて玄関には
シーサが目を光らせています。
神様だらけです。
ダイバー
日本には八百万の神々が居られると、古来より言い伝えられていますし、事実、日本人の大半の方々は心の奥底ではその様に信じていると思います💕 勿論、私もそのうちの一人😊 自宅の中心には神棚があり、中央に神様の降臨する鏡を据え、右に地元の氏神、左に仏教由来のお札を安置しています🙇 そして、居間の中央、南向きの特等席には先祖伝来のお位牌を納めた仏壇があり、なかには江戸時代からのご先祖様達が並んでいます☺ 神棚や仏壇には毎日、早朝、若水を供え、灯明を灯し、お線香をあげて手を合わせています❤ 玄関を出てからは、花が開き始めた公園の桜の木々を始め、道端の多くの神々に手を合わせなから、会社へと急ぐ日々です😁
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