基本的に西武鉄道

などと書きながら、詳しくないです。
文字より写真多め

新しい日常-❷辞めたからできたこと

2023年12月09日 | a day
今から思えば

会社をクビになったこと
会社を12日間で辞めたこと

だからこそできたことがある


わんこ最後の日々に最大限付き合うこと


働いていたらできなかった。

クビになって良かった
転職したけどすぐ辞めて良かった

そう思える



会社クビになっても
自分的には、
それほど大きくなにかが変わったとは思ってない
変わらず、夜になり朝が来る
生きていれば、日常が来る


でも、死んだら
なにもない


無職な日常よりも
わんこがいない日々の方が異常に思える



わんこ中心の15年


家を建てる時

外で足を洗えるように、立水栓にオケは作らず
足が滑らないように
最も過ごすリビングの床をテラコッタタイルに
他の部屋は、粗相しても床が傷まないように、プリントシールに

わんこを病院に連れて行ったり、出かけるために車は必要だし

暑いの苦手だから、夏は日の出前に散歩
晴れでも雨でも雪でも

長時間留守番させることは避けて

朝晩のごはんはもちろん
常に水だけは切らすことなく

床を常に清潔に



わんこを受け入れるときに言われたこと

あなたたちより、確実に早く亡くなるけど、覚悟ある?


覚悟してた


5月末
たまにひどい咳がでるので、地元病院で検査

「もっと大きい病院に行ってください」

生研した結果

「肺がん。抗がん剤が効きにくいタイプ」



先代は悪性リンパ腫で抗がん剤治療
その大変さや後悔はあったので
家族で話し合い
積極的治療や預けての治療は避けることに



検査の翌々日
いきなり、荒く早い呼吸で起き上がれず
酸素発生装置をレンタル手配
しかし、このまま逝ってしまうのか
という状態に



いよいよかと覚悟
もうこれ最後かと思われたので
大好きな庭に出してみた



隣の実家から母が出てきて
ダメ元で、わんこが大好きな、ささみを与えたら
バクバク食べ復活



いやほんと、奇跡
母は自身大病し、かなり相当に生命力が強い人なので、、



その後、9月までは、割と普通の日常
病気を忘れる日々

とはいえ、必ず誰かが家にいる日常に
寝る時は、家族みながわんこと同じ部屋で
常にわんこと生活



10月に入り、固形を食べなくなる


先代は、この状態になりほどなく亡くなったので
なんとか食べさせようと、
あらゆる柔らかいごはんや、おやつを与えてみる日々
それでも食べなくなり、


シリンジ(針のない注射器)で流動食を与えることに
それだけだと、うんちが固まらず、おしりを洗うことが本人の負担になるので
固まるようにオートミール混ぜたり


散歩に行けず、家のまわりを歩く日々から
それすら歩けず、庭に出す日々

ちょっと歩いたり
おしっこでたり
うんちでたりに
一喜一憂



寝たきりになり
床ずれ防止マットに寝かせつつも2時間ごとに寝返りを打たせ



10月16日未明
家族皆に見守られ、旅立ちました。


15歳
よく生きた
早すぎることはない
長すぎることもない



翌日、お寺にいく前に庭へ





ありがとう。





けむりになった。





お坊さんありがとう





形あるものが
形かわる様子

現実を受け入れるしかない




新しい日常はじまる


家に帰っても誰もいない


今までは、ヒトはいなくても必ずわんこがいた
でも、誰もいない日常


初めて、こたつにした
低いと机上に食べ物を置けないのでNGだった



静かな家
吠えることも、叱ることも、ない



今までできたことができない日常
今までできなかったことができる日常


新しい日常、始まる。


写真ってすごい
その時のままがずっと
写真やってて良かった。

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