旅する骨董屋 喜八

チベット圏を中心にアンティークや古民芸・装飾品を旅をしながら売買する喜八の、世界の様々な物や人その文化を巡る旅のブログ。

ラダック・ザンスカールへ旅してました。

2023年08月31日 | 仕入れ旅


今、クアラルンプールの乗り継ぎの時間で、
空港のベンチでこの文章を書いています。

また長期間ブログを更新しなかったのは、
渡航していたからです。

渡航先はインド。

ラダックとザンスカールでござった。

何度目のラダックだろうか。
覚えていない。

さて、そのラダックの中心地の街レー。

今や秘境でも何でもない。

街中の道も綺麗に舗装され、
カフェが立ち並ぶ。

ホテルも乱立建設中だ。

現地ラダック人が営む、
こじんまりしたゲストハウスを傍目に
今風のホテルも新たに続々とオープンしている。

現地の友達に聞いたら、
どうやら、ちょっと宿泊代が高いホテルには、
お金を持ったインド人をはじめ、
綺麗な旅行を好む欧米人やアジア人も泊まるらしい。

以前は、インド人旅行者はあまり見かけなかったが、
少し前のラダックを舞台としたインド映画の影響もあり、
今やインド人だらけである。

そして、外国人旅行者の数も凄く多い。

ぱっと見、旅慣れていなそうな旅行者だって結構な数が居た。

最早、ここは観光地として出来上がってしまっていた。

続々と各地への新しい道が開通して
アクセスや近隣へのルートも便利になっている。

個人的にはやる気がなくなるが、
これも時代の流れでしょうね。

だが、忘れていはいけない。

ここはインドであり、
標高3700m付近の高地である。

そして極度に乾燥した地(今年は異常気象で雨が降ったが)なのである。

ザンスカールで、スペイン人だったか?の男性が行方不明に
なっていて、街中に張り紙が貼ってあった。

後日、聞いたところによると、
その男性は死亡したらしい。

トレッキングに一人で行って、
道に迷い、
捜索後に見つかった時には死んでいたという。

インドにあって、そーゆー話は散々聞いてきた。

病気、事故、事件、たくさん聞いてきた。

まぁ、色々ありますよね。
責任は個々の自由で。


とゆー訳で、
ラダック・ザンスカール関連の話がこれから続きます。
たぶん。


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