旅する骨董屋 喜八

チベット圏を中心にアンティークや古民芸・装飾品を旅をしながら売買する喜八の、世界の様々な物や人その文化を巡る旅のブログ。

美しい民族衣装 ウズベキスタンのイカットチャパン

2021年03月15日 | 日記



どーやらブログに物を載せておくのは大切らしい。
僕は何処にも公にアップせずに手放してしまう物が多い。すごく多い。
インスタグラムだけに載せる物も多い。

とゆー訳で、
ウズベキスタンのアンティーク・イカット・チャパンでござる。

真面目な本物です。

かのドリスヴァンノッテンのコレクションのイメージソースとなった事でも有名。




通常はかなり大きめなウズベクの民族衣装だけど、普通に着用できるサイズ。


表面に僅かに残る光沢は本物の証。


裏地はロシアンプリント。
しょぼいのも多いがこれは凝った生地を使ってる。


腰部分。
凝っています。
絣の擦れた雰囲気も非常に良き。


天然染料で5色使ってる。
一概には言えないが、古さや状態と併せ、色数は現地での価格または評価で重要な要素。
古いチャパンで5色は多い。
そもそも古いイカットのチャパンは数自体が少ない。

一応言っておくと、新しい量産品の絣柄小物などは別のお話。
新たに作るのは色数だって思いのままさ。
あれはあれで良い物だし民族文化を感じるので個人的にも好きだけど、
ここでの話しは「古いオリジナルの民族衣装」でござる。

素材がシルク×コットンのイカットのチャパンは、
見た目が酷似したカラカルパクスタンのキルティングが入りステッチが施された絣柄の民族衣装や
シルク×シルクのシャーヒィー(シャーィー)とは異なります。
シャヒーは日本ではイカットのチャパンと混同されている時(広義の意味では同じかもしれませんが)もあります。
写真だけでの判別は困難な時もあるであろうほど似ています。
ウズベクの絣柄の民族衣装であるのは変わりませんが、素材が違うので実物を触ると異なる質感です。
どちらも美しいですが、個人的には異なる美しさだと思っています。
また、古いイカットのチャパンに比べ現地では数はまだ多少残ってはいます。
カラカルパクの絣のチャパンも外見は似ています。
服飾文化や民族文化的背景の繋がりはあると思われますが、元々着用されていた地域が違う民族衣装です。

因に、ウズベキスタンのイカットの最高峰は古いベルベットのイカットのチャパン。
例外を除き、基本的には腰が抜ける金額になってますで。
数も圧倒的に少ない。
オリジナルのベルベットイカットのチャパンはもうほとんど市場には残ってないんじゃないかなー
端切れや反物状でもかなり高額です。
絣柄の入っていないウズベキスタンのベルベットもあるが、これも結構高い。
無地のベルベットの反物は幾つか現地で見た事はあるけど、
状態も良く古かったが、なにせ無地。
美しい艶と迫力は個人的には感じるが、二度言うが、なにせ無地だ。
これを日本で分かる(お金を対価として払う)人間が果たしているか、
商売として成り立つか、というのを考え見送りました。
後日、グランドバザールの業者が買っていきましたとな。


中央アジア近辺での数が残る民族衣装とは一線を画す、
美しい民族衣装でした。


sold out
thanks




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コロナ後の「旅」への変化

2020年06月08日 | 日記


僕は家の外に出て、
空を見上げた。

安倍総理が「マスク、二枚を配布します」と
発表したその日に。

もうだいぶ前の事の気がする。

今さらアベノマスクは昨日届いた。
今では地元のドラッグストアには大量にマスクは並んでいる。

そして、
2020年6月上旬の現在、
世界は経済活動を再開しだした。

コロナによって、
多くの人が突然苦況に立たされ、
多くの命も失われた。

コロナ前と
コロナ後では
世界が変わるという言葉をよく目にする。

人々の生活様式と仕事の関わり方が一変するらしい。
阿鼻叫喚の大不況もくるって見解も目にする。

ネットでもメディアでも
専門家や事業家や政治家や一般の人々の
様々な意見や憶測の言葉が飛び交う。


わしかて色々思い、感じ、
考えましたよ、これ。


結果、強く思ったのは、
「日本に居たら、これ、ダメじゃね?」
とゆー事でした。

経済的な事とかは、
個人個人の懐事情や仕事で違うだろうから、
そりゃ、分からんて。

僕が強く感じたのは、
今の日本の政治家がこのレベルだって事を強烈に分かってしもた事。

世界が大混乱し、
国民を思いやり強く迅速なリーダーシップを発揮する国がある中、
日本の政治家の発想は、

お肉券
お魚券

こりゃ、ダメでしょうね

この先、
俺にとっては、
自分のやりたい事を実現するにゃ、
日本に居ても無理じゃな、と。

何処の国でも政治家なんて似たり寄ったりだとは思っていた。
日本はマシさ、とも思っていました。

しかし、
このコロナ事態で、
国によって政治家の力量に
大きな大きな差があるのを
誰もが知ってしまったのではないでしょうかしら?

何処に居ても、
どの国に居ても、
どう生きるか、
自分の生き方は、自分次第だとは思う。

でも、
環境ってのは大事やさかい。

環境のせいにするという話しではないのです。

自分にとって良くないと思える環境で生きる事より、
自分のやりたい事へ繋がる環境を選ぶほーが良いんじゃんか、って話しです。

もちろん、
それが出来ればとゆー大前提があるのだけどさ。

絶望的な日本の政治のみならず、
自粛警察なるものも出たし、
コロナに対してヒステリックとも思える反応や、
コロナ関連以外でも最近では、
ネットでの誹謗中傷による不幸な出来事まで起こる。


俺の付き合いの長い友達は、
海外移住を調べ始めたと言う。

日本で店舗も経営してるし、
子供も居るので、海外には住まないだろうと思ってた友達が、
海外移住を選択肢に入れてる事を知って、わしゃ驚いた。


ワシかて日本の良さは知ってるつもりである。
医療制度だって凄い充実してる。
アメリカだったら歯医者なんて費用面で気軽に行けないだろう。
ネパールやインドは違う意味で気軽には行けない。

最近のアメリカでの人種差別での不幸な出来事も日本では少ない。
(ただし、日本人は人種差別主義思想を持った人が多く居ると僕は思っている)

日本は銃社会でもない。

日本は良い面も充分にある。

コロナで金に困った事業者や人々への給付制度も、
遅いのは置いておいて、一応、実施した。
しかし、思うのです。

この先、日本は、
自分にとって「住んでいて」面白い国かしら?
エキサイティングな事が想像できるかしら?

それらの良い想像が浮かんでこない、のです。

日本に居るにしても
日本以外を選択したとしても、
少なくとも、
今、確実に分かっている事だけでは、
以前と同じにやるのは無理という事。

つまり、
僕の場合、
これまで続けてきた「海外と日本を往来する生き方」は
今迄と同じにはいかないと思うのです。

大手航空会社である、あの愛すべきタイ国際航空だって破綻したし、
(少なくとも当分の間は)海外旅行関係は良い方向には間違いなく動かない。

外務省の海外安全ホームページとか見てるが、
今まで見た事がない、世界の危険情報を表す世界地図が出てる。
世界中が、レベル3の渡航中止勧告かレベル2で埋め尽くされてる。
安全な国なんて何処にもない。

日本からの渡航者に対しての入国制限措置をとってる国の一覧は、
ズラッ〜と国名・地域名が並ぶ。

時間が経過すれば良くなるかもしれないが、
それがいつになるのかしら。

海外往来を軸とした商売や生き方は
変わらざるをえないだろう。

一部を除いた通常の海外古物仕入れの業者は、
年間2、3回位の海外渡航だろう。
もしかしたら、年1の人も居るかもしれない。
年1回ペースの渡航であったら、そんなに影響はないかもしれない。

しかーし、
僕の場合、毎年、年間5回も6回も、時には7回も海外往復してる身である。

こりゃ、以前と同じよーにはいかんとは思う。

出発1週間前にネットで安い航空券を予約して、
気軽に旅立つ。
そんな事はまたできるようになるだろうか。
いや、
無理なよーな気がするのです。

もし、できたとしても、違う方法をするつもりである。
それは、「旅」であるかもしれないが、
従来の「旅」とは違う感覚になるかもしれない。


「旅」という捉え方を
変えなくてはいけないだろう。


移動にはこれまで以上に時間がかかり、
移動する費用も高くなるだろう。

安全と費用は連動している。

今や世界の人々は、「安全な旅」を求めている。

普通であれば、
俺自身は安全な旅なんてクソくらえと思っているが、
今回は感染症である以上、他者へ感染させてしまうとゆー迷惑をかけたくないので、
受け入れざるをえない。

金がかかってしまう。
気軽には移動できない。

つまり、
「国境間の移動を気軽に安く飛行機で行う」、
とゆーのを自国外への「旅の前提」としていた今までの常識は少し変わるかもしれない。

では、どーするか。


国境間の移動だけを旅としない考え方が軸として必要になってくるのです。


人生は旅である、とは
どこかで聞いた言葉だが、
まさにそれである。


何処で生きるか、
もっと言うのであれば、
何処の国で、どう生きるのか。

その選択が必要になってくるのです。

そーなった時に、
ある種の「覚悟」がいるのです。



その覚悟ってのを考える今日この頃。




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自然界の美しい色彩

2020年03月23日 | 日記


トレッキングで、楽しみを見つけた。

自然の美しい色を見る事。

日常生活では気がつかない
自然の中の色を美しく感じる。

それがトレッキング中の楽しみなのです。





中間色が好き。
特に最近、この苔のブルーグレーが好き。
黄緑との相性が良いと思う。






















思うに、アウトドア・ウェアは原色の服が基本、多い気がする。
特にメンズは。
最近ではアースカラーが増えてきた様な感じはするが、それでも少ない。
自然の中で原色は映えるし、
視認性も高いだろうが、
僕は色彩がハッキリした原色は似合わないらしい。

原色より中間色や白黒灰色が好きなので、
色味を微妙に感じる中間色のウェアが欲しいぞ。



追記)
緊急事態宣言中およびコロナ騒動が落ち着く迄アウトドア活動自粛中

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山歩きアゲイン

2020年03月23日 | 日記


山歩きの気持ち良さを知って、
翌週、また歩きに行く事にした。

今度は、丹沢の檜洞丸。
犬越路峠コースが面白そうだ。
歩き時間は7時間位らしい。

早朝出発。



目的地への最寄り駅。
御殿場線ってのに初めて乗った。
なんと、無人駅。
い、田舎だ。
意外と近い場所がこんなに田舎だったとは。



バスに40分くらい乗って更に自然の中の出発点、
西丹沢ビジターセンター。



ビジターセンターからちょい歩き登山道へ入る。



熊注意。
へー、熊いるんだ。
ヒマラヤ圏では熊は居ないだろーなー。
因に、ラダックでは野生のマーモットに会える。
マーモットは可愛かったが、熊には会いたくない。







山頂付近で積雪が出て来た。
久々に雪を見た。
近場で見られるとは驚き。



登頂。
簡単。
ここからのルートが面白いらしい。


犬越路峠へ。


かなり雪が積もってる。
愛用のスポルティバのローカット・アプローチ・シューズで来たので(とゆーか、それしか持っていない)
足が雪だらけになる。
めちゃ滑る。
靴のグリップがきいてないので買い替え時。
トレッキング・シューズって高いんだよなー


爽快。
この先の尾根伝いに歩くのがルートらしい。


鎖場。
楽しいが、登りでやりたかった。
鎖場は降りるより登る方が楽しそう。
今度くる時は、犬越路から檜洞丸へのコースにしよう。



今回のコースで、個人的ベストの場所。
俺、見晴らし良い広い山頂にはあまり興味ないが、
稜線の先の頂上の少し広がってる場所が好き。
山用語で小ピークというらしい。





この倒れた大木が最高のベンチ。
持って帰りたいが不可能でしょう。
そもそも置くとこない。



静寂。
誰も居ない。
遠くで鳥が鳴いてる。
至福の時間でござる。
ゆっくり過ごす。



人為的な休憩場所。
誰もいない。
来た道の稜線が見えるが、誰も見えない。
結局、檜洞丸山頂から犬越路の道中で会ったのは、
すれ違いざまの3人だけ。


谷。



岩場。
アスレチックみたいで楽しかった。
以前の台風の影響がモロあったらしいので、
台風前はどうだったのだろうか。
登山道も一部通行止めになっていた。

休み休みで、
7時間位歩いたかしら。
出発点の西丹沢ビジターセンターに戻って帰路に。


海外のトレッキングに猛烈に行きたくなる。


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そうだ、山へ行こう

2020年03月23日 | 日記


さて、仕入れ渡航が出来ない現状。

世間ではイベント自粛やマスク不足、
景気停滞、廃業などの暗いニュースばかりで
コロナ一色。

あれがあーなった、
これがあーなった、
とかばっかり。

あー、気分が滅入る。

とゆー訳で、
山へ行く事にした。

山登りが好きな友達のsnsの写真を見ていたら、
ザンスカールの山々を思い出したのです。

どこもかしこもマスクだらけの街中より、
自然の中へ行きたい。

という訳で、トレッキングしてみる事に。
お金もかからないし。

近場の日帰りがいーな。
詳しい友達に教えて貰ったら、神奈川県の秦野近辺とか丹沢にあるらしい。
日本でのトレッキングは全く興味なかったので、
今まで知らなかったが、ちょいと調べたら色々あるがな。

まずは、塔ノ岳へゴー。



以外と整備されとるのね。



平日。
人は少ない。


原生林。
決められた登山道を歩くより面白そうだけど、
日本ではダメですよね。



登頂。
3時間くらい歩いたかな。
風景が、もろジャパンなので新鮮さはないけど、
気持ちよい。







下りは誰もいなかった。
気持ちよい。

以前は全く興味がなかったトレッキング。
ネパールに何回も何回も行った事があるのに、一度しかした事がなかったトレッキング。
その初めてのヒマラヤ・トレッキングの時に気がついたが、
僕、自然の中で、ひとりぼっちになるのが凄く好きなようだ。
忘れていたが、改めて気がつく。


山歩き、気持ち良い。




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