今日はプルネ村で友人の親戚の結婚式がある。
ザンスカールで結婚式を見るのは二度目かな。
今回も友人に誘われて参加いたしました。
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プクタル・ゴンパを早朝出発し、
早速、プルネ村へ徒歩で向かう。
これをトレッキングと言うかどうかは別として、
短時間で壮大な景色の中を歩けます。
川を新しい橋で渡ります。
同行者のアグネス嬢の後ろ姿。
歩いていて面白い。
道は一本道。
岩の形が変わっている。
土台部分が風化し、上の一枚岩だけ残っているのだろうか。
トルコのカッパドキアを思い出したが、
この奇岩、ザンスカールに沢山ある。
カッパドキアは突出して世界的に有名なのは、
トルコの観光アピールの上手さを感じる。
カッパドキアはアクセスが便利なのもあるだろうが。
サクッとプルネ村に到着。
今日は結婚式。
噂通り、やはり多くの人が押し寄せるのでホームステイは満員。
少し先に設営されたテント泊となった。
夕陽が美しい。
今日の結婚式は深夜から始まる。
夜10時くらいかな。
よーやく、新郎新婦が到着。
村々を経てきたらしい。
装飾された家。
伝統装束を着ている。
新婦は足元にはパブゥも履いている。
実際に着用しているのを初めて見た。
右後ろに見えるのは、
結婚の嫁ぎ物関係。
冷蔵庫とかもあった。
儀式ですな。
僧侶のお祈り。
僧侶の一人と帰りのジープが一緒で、
僕がチベットに何度も訪れている事を知ると、
チベットの事に興味を持たれた。
政治的な理由で、彼らはチベット本土には行けないのである。
それが現実。
大混雑。
ターコイズで飾られたペラク(頭飾り)も見える。
民族衣装、大集結である。
庭に設営された会場では、酒盛り。
樽で用意された地酒チャン。
ビール的なお酒です。
前回も見たが、すごい量である。
皆、酔っ払い、深夜はカオスでした。
酒の匂いが充満し、
酔っ払っている男性多数。
僕はビールは嫌いなので、マナリ産の地酒ラムを飲む。
美味しゅうございました。
翌日。
食事が振る舞われていた。
食事や飲み物、お菓子は全て無料。
年配のオババたちは、民族衣装の絞り染めケープ「リンツェ」を着るが、
若い人はもう誰も着ていない。
確実に失われる文化であろう。
写真では伝わらないが、日向は灼熱の日差し。
昨日の夜は寒くダウンを着たが、ここは高地の山岳部。
山の天気である。
さて、結婚式もひと段落である。
この日、友人に頼んだ車でパドゥムへ戻る。
なんだかんだで、プルネ出発は15時過ぎになってしまった。
結婚式の後は満員なので、
他の欧米人の旅行者は、
車を捕まえるのに一苦労していた。
続く。
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