旅する骨董屋 喜八

チベット圏を中心にアンティークや古民芸・装飾品を旅をしながら売買する喜八の、世界の様々な物や人その文化を巡る旅のブログ。

ザンスカールのプクタル・ゴンパ再訪

2023年09月12日 | 仕入れ旅




チャー村でホームステイした翌朝。

プクタル・ゴンパへと出発です。
徒歩でしか行けませぬ。



道は前回来たので覚えている。
最も、迷いようがない一本道です。
車道はすぐに無くなる。

なお、プクタル・ゴンパへは、
チャー村とプルネ村の両方から行けるが、
チャー村から行った方がアドベンチャー感があって楽しめます。

プルネ村からプクタル・ゴンパは楽勝で行けます。



崖の上を行く。
ダイナミックなので、
写真だと伝わらないが、結構な高さの崖。



道が崩れております。
右側は百メートル以上の絶壁。

赤い服のおばちゃんは友人の親戚の尼さん。
この日、プクタルに行くとの事で同行。



壮大
標高は3800メートル位だったかしら。
谷間なので低地と思いきや、標高の高い高地です。





橋ですな。

今は、この隣に新しい橋ができておりました。
アドベンチャーを楽しむ以外、この橋を渡る必要はなし。



景色、どーん。

崖の上の道から川を見ると小さいが、
意外と大きな川です。



プクタル・ゴンパ(寺院)到着。
1時間半くらいかしら。

久々のプクタル。

相変わらず美しい。

プクタル・ゴンパの麓には寺経営の宿泊施設があります。
トイレ付きのダブルベッドの部屋、夕食込みです。
ミルクティーやコーヒーも飲めます。
僕的には十分清潔だと思いますが、
日本レベルの清潔さは期待しないでください。

なお、テント持参だと宿泊施設の庭に立てられます。



荷物を置き、プクタルへ。





内部。

今年は僧侶が少ない印象。



プクタル・ゴンパからの眺め。
崖にへばりつく様に建てられている。

写真には撮れないが、
普段は鍵がかかっている本堂の古い仏画の数々と、
小部屋の古いオリジナルのカパーラは一見の価値があります。

カパーラは注意して見ないとスルーしそうになるほど、
小部屋の経机にサラッと置かれております。


前回は小坊主どもと遊んだが、
今年は僧侶達との交流はほとんどしなかった。

翌朝のプージャ(儀式)にも顔を出したが、
僧侶の数が少なく、静かなプージャであった。

もっとも、プージャと言ってもお経を唱えながら朝食を食べるだけである。
6時と9時だったか、毎朝行っております。

東チベットとかのチベット寺院での、
大人数で真言を唱える儀式は迫力があるが、
プクタルは素朴で質素なプージャでござった。


明日はプルネ村で友人の親戚の結婚式。

夜は特にやる事もないので、
早めに就寝。

相変わらず、
夜空の星は綺麗だったです。



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