この話は、大変ブラックで・・・(以下同文)
≪№5≫
ここオンシップ群島、唯一の船会社社長、シーシック(seasick)氏が逝去されました。
船葬が始まります。遺体は自社の小舟に乗せられ、この島唯一の砂浜、アサンオブアビーチから、広大な海原に向けて流されるのです。
そして、小舟は群島の何れかの島に辿り着き、そのまま放置されます。遺体はゆるやかに朽ち果てます。これを俗に、『島つする』といい、正式名称はもちろん『島流し』です。ちゃんと島に着けば、『着流し』、それがすぐ隣の島なら『横流し』ともいいます。たまに、島に流れ着かず、もとの海岸に戻ってきてしまう事もあります。そういう場合は、深夜に小舟に火を灯してまた流します。これを『徒労流し』といいます。
この葬儀が一番人々の憎悪を込められる方法として、この島に伝わっています。
だびは明日も続きます。
『世界の社葬から』 この番組は「不死通」の提供でお送りしました。
≪№5≫
ここオンシップ群島、唯一の船会社社長、シーシック(seasick)氏が逝去されました。
船葬が始まります。遺体は自社の小舟に乗せられ、この島唯一の砂浜、アサンオブアビーチから、広大な海原に向けて流されるのです。
そして、小舟は群島の何れかの島に辿り着き、そのまま放置されます。遺体はゆるやかに朽ち果てます。これを俗に、『島つする』といい、正式名称はもちろん『島流し』です。ちゃんと島に着けば、『着流し』、それがすぐ隣の島なら『横流し』ともいいます。たまに、島に流れ着かず、もとの海岸に戻ってきてしまう事もあります。そういう場合は、深夜に小舟に火を灯してまた流します。これを『徒労流し』といいます。
この葬儀が一番人々の憎悪を込められる方法として、この島に伝わっています。
だびは明日も続きます。
『世界の社葬から』 この番組は「不死通」の提供でお送りしました。
わざと『せんそうがはじまります』と読めるようにたのでした。恐ろしい。
ねむさん、
かまきりが死ぬと『蟷螂流し』にします。