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大学でbe動詞教える授業、文科省が改善要求

2014-02-12 22:32:17 | 高等教育

 文部科学省は12日、新設の大学や学部などの運営状況を調べた2013年度の調査結果を発表した。

 中学校レベルの英語の授業で単位認定を行っていたり、教員数が大学設置基準を満たしていなかったりした266校に改善を要求した。

 調査は、卒業生がまだ出ていない新設の大学や短大、大学院を中心に、全国528校が対象。学生数が定員と大幅に異なったり、定年に達した教員を雇い続けたりする事例が目立ったほか、ヤマザキ学園大(東京都)では、必修科目の英語で、be動詞の使い方などを教える授業が行われており、同省は大学教育にふさわしい水準に改めるよう求めた。

 仙台青葉学院短大(仙台市)では、新設の学科で専任教員の7割以上が大卒や専門学校卒の資格しかなく、教育を行う体制が不十分とされた。聖隷クリストファー大(浜松市)では、新設の学科で大学設置基準上8人必要な専任教員が、調査時に6人しかいなかった。中部大(愛知県)の新設学科でも、設置基準上、教授4人が必要だが、2人しかいない時期があり、現在も3人にとどまっている。

(2014年2月12日21時49分  読売新聞)

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