誕生日

３月９日に誕生日を迎えたわけです。また無事に歳を取ることが出来ました。

子供のころは、誕生日はそれは大きなイベントで、美味しいものを食べ、プレゼントをもらい、次の誕生日が早く来ないかなぁ、なんて、とにかくプレゼントと美味しい食べ物がすべてだったかもしれません。

学生のころは、「そんなのめんどくさい」といいつつ、早く大人になりたかったものですから、行事はともかくどんどん歳をとって行きたいと思うことが多かった気がします。

その大人になってからは、とにかく誕生日を理由に騒ぐことが多かった気がします。何でもよかったかもしれませんね。

３０になると、歳はとりたくないと思い始めます。何せ、２５を過ぎてから転がるように迎える３０代。こうなると４０も見え始めます。子供のころに親の４０代を見ているわけで、自分がその領域を迎えることがどうにもピンときません。
そんななかでも、ささやかではありますがお祝いは嬉しいものでした。

４０になって、自分で祝うというより親に感謝するようになります。誕生日に親にプレゼントを送るようになりました。生んでくれてありがとう、と。

４５になりました。ここに来て、歳をとることのありがたみが、前にも増してわかってきた気がします。無事に一年歳をとる日を迎える。なんて幸せなのかと。
ただ、ただ、そのことに感謝しました。

誕生日当日は、あまり体調もよくなく、仕事明けだったのも加えて、ずっと寝てました。（＾＾；）翌日、自分にプレゼントを買いました。
老眼鏡。（リード・グラスって言った方がいいのかな）たはは。