麻宮騎亜 日記

漫画家 麻宮騎亜の日記。仕事の連続の日々ですが、できるだけ更新したい。という希望。

文庫版 遊撃宇宙戦艦ナデシコ

2008年08月13日 21時28分07秒 | Comic
唐突ですけど、来月、ぶんか社さんから文庫版 遊撃宇宙戦艦ナデシコ(上、下巻)が発売になります。
それぞれ、カバーは新規描き下ろし。中もセリフ等の調整を全面に渡って行っています。巻末特別企画は、ユリカ役=桑島法子さんとルリ役=南央美さんの対談(+麻宮騎亜)です。ぜひ、久しぶりのナデシコ。お買い求めください。(^^)

発売日や価格等が確定しましたら、お知らせいたします。

ピニンファリーナ氏 逝く

2008年08月10日 21時47分08秒 | Cars
車好きには、スーパーカーを語る上で切っても切れない存在の一人。ピニンファリーナ氏が逝かれたのは少し前のことだ。


フェラーリなどのデザイン開発・設計を手がけるイタリアのカロッツェリア、ピニンファリーナのアンドレア・ピニンファリーナ会長兼社長が、イタリア時間7日朝、トリノで交通事故のため死亡した。51歳だった。

アンドレア・ピニンファリーナ会長は午前8時過ぎ、灰色のベスパ・スクーターに乗ってモンカリエリの自宅からカンビアーノの研究センターに出勤途中、78歳の男性が乗る赤のフォード・フィエスタと衝突。路上に投げ出された。アンドレア会長は、近くの病院に運ばれたが死亡が確認された。

(レスポンスより)


また一人、車の歴史を形作ってきた方が他界してしまった。僕は、ピニンファリーナの車は所有したことは無いが、そのカロッツエリアが送り出してきた数々のデザインには、深い深い思い入れがある。

ピニンファリーナのデザインを知らなくても、トリノ五輪の優雅な流線型の聖火トーチは覚えている方も多いかもしれない。

今はただ、ただ、合掌。

感覚が麻痺してきたのか?

2008年08月03日 23時24分14秒 | 日常あるいは平穏な日々
彼女のカレラを始めてから、本当に色々なところに車で行く機会が増えた。取材、ツーリング、運搬、プライベート・・・。ガソリンが高くって本当にしんどいが、でもやっぱり車が好きなので、何とか。

昔は、岩手の実家まで川口インターから460キロ。車で普通に走っても大体6時間くらいはかかるし、遠いなぁと言う印象。ところが最近は、色々なところに行く機会が増えたもんで、460キロぐらいはまったく「へ」でもなくなってきた。

今年に入ってから富山に行く機会が2回あったが、大体400キロ、名古屋、大阪もそんなに遠いとは感じなくなってきた。取材で三重や四国、ちょうどいい感じ。
前に関西方面の方々のツーリングに参加したときは、(コレは僕が関東圏だったからだが)1日で大体900キロも走ることになった。

でも、僕の周りにはもっと凄い方がたくさんいるので、僕のこんなことは本当に「へ」でもないのだ。(^^;)

最近は、また岩手に行く機会がなぜか多いが、本当に近く感じる。年内には九州に、また車で行こうかと思ってる。さすがに九州は・・・遠いと感じられるのか?
でも、コレはあくまでも渋滞も無くスムーズに走れたときに限る。渋滞は・・・1キロでも・・・引いちゃう。(^^;)

うーん。(^^;)

時間検証は大事

2008年08月02日 22時13分00秒 | Comic
ウエブ上の百科事典を名乗るサイト。ご存知の通り、登録すれば誰でも書き込むことが出来るので、必ずしも正しいとは限らない。

とはいうものの、本当にそうだろうか?実感が無かった。たまに時間つぶしで色々な記事を見てほうほうと。(^^)

ところが、見るともなしにサイレントの記事を見たときに、事実の違うことが平然と載っていたので、「ああ、なるほど。こういうことか」と変に納得した。
サイレント・メビウスのきっかけが、ボーグマンのファントムスワットで描き切れなかったことをやるつもりで立ち上げたとの記述。

コレはまったくおかしい話で、実際、ボーグマンのOP作業時に葦プロに入っていたときには、もうサイレントの1話がコミックコンプで出ていたからだ。当時、羽原さんとスタジオでコミックコンプを見たものだ。
もっとも、主人公の香津美の声は、CDで松井菜桜子さんで決まった後に、ファントムスワットの桂美姫の声が同じ松井さんになったのはびっくりだった。

こういった過去の記事の場合、時間経過(時系列)の検証が重要であると考える。どれが先だったのか。感覚やつながりだけで、こうだと決め付けるのは簡単で興奮もしやすい。まるで、推理をして、散らばったピースがひとつになるときの生理的快感。
でも、パズルを完成させる前に、実際には時間という大きなルールを付け加えなければならないと思う。