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廃棄物彩生処

主にジムニーの廃品利用による改造、メンテ、及び4×4トライアル競技などを掲載する場として・・・・!

ジムニーオイルパン水滲入の原因

2008年03月01日 | その他の車
 オイルパンへの水浸入の原因追求として再度、シリンダーヘッドのカム下を明るいところで覗いて見た。3個の穴蓋の内2個は確認できるが残る1個はカムが邪魔で見えない。カム軸を回せば見えるはず、として重いカム軸を少し回転させたところ、な、なんと、予想どおり蓋が外れていた。

 カムシャフトを取り外して、撮影した写真が下図である。
 


 穴蓋が外れた原因は、不凍液なし冷却水が凍ってこの蓋を押し上げたものと断定できる。
 このメクラ蓋が外れると、穴からカム室へ冷却水が吹き上がってきて、その水はオイル系統を通ってオイルパンへと浸入することになる。

 本件に関して”原因想定が的確”と思われる方もおられるかも知れませんが、実は以前に全く同じトラブルを経験しているのであります、ハイッ・・!
 なんぼポンコツ車でも、そのうちにと言わずに必ず不凍液を入れておきましょう!

追記。 ここだけの話だが、冷却水凍結によるトラブルはもう1件ありまして、その時の損傷箇所は、ウォーターポンプ割れとシリンダーブロック横っ腹の穴蓋外れでありました。
 なお、この穴蓋は叩き込みであり、1度外れた穴蓋は新品でないと堅固にセットできないようである。こんな知識は不要とは思いますが念のために・・・。 


ジムニーオイルパンに水滲入

2008年02月29日 | その他の車
 オークション購入JA71Cのエンジン・オイルパンに冷却水滲入のトラブル(T_T)

 この車のラジエターには黄土色の冷却水が入っていた。ラジエター水漏れ防止剤かと思うが、これを抜き取って不凍液ではなく真水と入れておいたので、先日、不凍液に替えようとしたら時既に遅し、であった。オイルパンに冷却水が滲入してしまったのではありませんか・・・!

 その原因については、凍結による冷却系統の破損なのか、それとも元々水漏れする異常エンジンであったのかは不明であり、取り敢えず分解することとした。

 ガレージには天井梁からのエンジン吊り込み装置が準備されているのだが、エンジンが回らないため、そこへの移動ができず。セルモーターでの移動もできないことはないが、車体を長期間ガレージ内に置く訳にもいかぬため、その場で下ろすことに決定。

 吊り上げ装置がないので、各パーツを順次外していく。こんな下ろし方は初めての試みであったが、狭いなかでのボルト回しを要し手間のかかる作業となった。

 ヘッドまで外した状態

 補機類の大半とシリンダーヘッドを外し、ミッションを分離したが、これでも非力な体力ではもち上げられない。クラッチ類とフライホィールを外してやっこらさ持ち上げた。

 エンジン下ろし完了


 最終持ち上げパーツブロック

 ここまで分解したところでは、水漏れ原因は解らず。
水とオイルが隣り合っている箇所で、構造的に考えられることとしては、
・ヘッドガスケット不良:可能性薄し
・ターボタービン内:内部構造不詳→分解確認
・シリンダーヘッドのカムシャフト下部に、冷却通路への穴蓋が3個あるはずであり、これが凍結氷膨張で押し上げられた可能性があるが、外観上はわからない。揺すってみたがカラカラなど外れ部品の音は確認されず。カムシャフトを外してみないと見えないのか? 面倒だが乗りかかった舟であり、やるしかないかぁ~!

今後の参考のためにも、原因追及を最後まで!

 ところで、ラジエーター水漏れ防止剤だが、商品説明ではエンジンへの影響はない、と書かれているが、特にヘッドの水穴のいくつかは添加剤固形化によって塞がっており、これを見たら決して使う気にはなれない品物である。


ランクル・プラドへのカーナビ取付-その3

2007年12月17日 | その他の車
 オークション落札品のカセットデッキが入荷。TOYOTA純正品番08600-00600、CDデッキ増設用12P端子付き。この12P端子がある機種ならなんでもよい、としてこの機種を¥500+送料¥550で取得した。これでトヨタ純正ナビがポン付けできる。

 新カセットデッキ
 裏面のコネクタ配置
新デッキの銘板

TV+デッキの連結状態

 1DIN規格のTVユニットと12P増設用端子付きカセットデッキを連結。上下連結は、既設の金具でぴったり収まった。この金具でないと所定の位置に固定できないことになるので一安心!

 連結後の裏面

 配線接続完了

 上図の通り、裏面の配線・コネクタ類が増加したが、ダッシュボード内の奥行きスペースが少なく、セットするのに大変な時間を要した。

 セット完了



 以上の通りナビ取付が完了した。早速、試験を実施した結果、
 ・ナビ、TV共に動作した。
 ・問題の”走行中のTV視聴とナビ操作”については、TVは視えるのだがナビ操作はできなかった。やはり外付け切り離しSWを付けるしかないのか?
 ・音声操作用のマイクとトークSWをステアリングコラム周辺に取り付けたが、正常動作した。
  しかし、自分は、言葉ナマリ度が極めて高いので、時々ミスるようである。

ナビ取付作業を終えて!
 ナビについては、以前に今回のトヨタ純正ナビを社外品ナビに交換した実績だけで、オーディオやナビについて全く素人である。よってポン付けすべくカデットデッキを交換したが、できることなら配線のやりくりでやりたかった。
 しかし、TVの端子内訳が分からなかったことと、このマニュアルの仕様一覧に音声入力仕様はあるが出力の記載が無く、アンプが必要かどうかがわからなかったことから、ポン付け可能なデッキを使うこととした。仕様一覧というからには最低限これくらいは表記すべきと思うがいかがなものか!

 走行中のTV視聴とナビ操作に関してインターネットで調べたところ、ポン付け解除用配線キットが市販されている。しかし、ナビ操作については切替スイッチを外付けして対応するようである。

 《 完 》

ランクル・プラドへのカーナビ取付-その2

2007年12月15日 | その他の車
 ネットオークションで12P増設用端子付きのカセットデッキを、送料込み¥1,050で落札することできた。これが入荷するまでに車への配線作業を進めることとする。

 まずは、車速パルス信号線の接続だが、この信号線の詳細は整備マニュアルの下図(MT車用)から得ることができた。なお、AT車はこれと異なる。 

 ランクル70のECUコネクタ内訳

ランクル70のspeed信号線配置

【注】TOYOTA車ECU(エンジン制御用コンピュータ)のコネクタ配置は数種類あるが、スピードパルス信号線は、ECUコネクタロック部を上側とし、背面から見て最右側コネクタに配しており、線色は緑色としているようである。・・・ただし、異なるものもあるかも知れない、とのこと。

 ECUはダッシュボード助手席側の収納BOXの上面に貼り付けてある。この収納ボックスを取り外して、ECUへのスピード信号線(奧側コネクタ配線束内の緑色線)とナビ側配線(紫/白)を接続する。

 SPEED信号線接続状況

 TOYOTA純正ナビは、安全上の理由から走行中のナビ操作とTVを見ることができないようになっている(ただし、このナビ機種はディスプレィ角度を助手席側へ向ければTVは視られるようだ)。これを解除するために以下の処置を施すこととする。
・SPEED信号線は、ナビ本体とTVユニットの両方に引き込んでいるため、TV側をカットする。
 ナビ本体側については、SPEED信号とジャイロを組み合わせてトンネルやビル谷間など、GPS電波が受信できない場合の自車位置決めを行うためのものであり、常時接続されているはずである。よって、そのままとする。これで走行中もナビ操作は出来ると思われるが、善し悪しについては組立完成後に確認することにする。

・パーキングブレーキについては、ブレーキSWとは連係せずに常時接地として、パーキングプレーキをかけた状態を擬似させる。これで走行中でもTVが映ることになる。


SPEED信号線のTV側を切断した状態。

 ダッシュボード内配線完了。

《 続 く 》

ランクル・プラドへのカーナビ取付-その1

2007年12月13日 | その他の車
 所有車ランクル・プラド(KZJ71G、エンジン1KZ-TE)へのトヨタ純正DVDカーナビ取付に挑戦。
 しかし、トヨタ純正(ヴィッツ取外品)カーナビは厄介物で、電源やスピーカーがオーディオとの接続によって得られる方式のため素人には容易ではない。

 所有プラドのカセットデッキは安物でCDチェンジャー等接続用の12Pソケットが無いためポン付けが出来ない。
 ナビ本体への電源とスピーカー接続は解ったのだが、TV&モニターユニットの電源入力と音声出力が解らない。これは12Pリード線付きコネクターで、カセットデッキと接続する方式だが、この12Pコネクタが無いのである。この端子内訳が分かれば、何とかなるので分解して端子内訳を探ろうとしたが壊しそうになったので中止した。
 やむなく端子内訳をディーラーに問い合わせたが、ディーラーオプションの後付け品はマニュアルに記載なしで不詳、との返答。カー用品専門店で安物テープデッキ¥7,980を買えば教えて貰えるだろうが、馬鹿らしい。

 対応策として最も簡単な方法は、12P端子付きの純正テープデッキをオークションで安価に入手することである。送料込みで¥2,000以下で落札すべく早速入札を開始したが、入札ミスで未だ落札に至らず(T_T) 今夜、落札の見込み。

 これまでに分かったことを整理すると、以下のとおり。

 TOYOTA純正ナビ一式

 ナビ本体の型番

TVユニットの型番

 本体&TVのコネクター配置

上側:DVDナビ本体で、10Pコネクタでカセットデッキと、8PでTVユニットと連係する。
   GPSアンテナ接続端子が右上
   SW付マイクによる音声操作機能付きのため、左側にマイク&トークSWの端子。
下側:TVユニットでチューナー内蔵、ディスプレーは収納タイプである。
   カセットデッキと接続する12Pコネクターは最右側のリード線付き。
   走行中はナビ操作とTV視聴ができないようになっており、そのためのスピード信号線とパーキングプレーキ信号線の2Pコネクターが有る。中央の小四角。
   その右側は、増設VTR用の端子。
   左側にFM1PとTVアンテナ4Pのコネクタ。
   その右側8Pがナビ本体との連係コネクタである。

 TVアンテナセレクター

 TVアンテナをこれに接続し、TVユニットへまとめて引き込むもの。TVチューナーがディスプレー側にあるため、このようにするとアンテナ配線がシンプルにできる。社外品後付けタイプは、TVチューナーが別置きなためこの部品はない。

 各ユニットの結線図

 
 車両側ハーネスのオーディオ接続用端子内訳

10P側は、電源とフロントスピーカー(左右)
 6P側は、リアスピーカー(左右)
【注】TOYOTAの純正カセットorCDデッキは、ほとんどがこの10P/6Pコネクタである。

《 続 く》

ジムニーチェンジレバー異常振動

2007年08月19日 | その他の車
 ジムニーJB23Wのチェンジレバーからカチッカチッカチッという振動音を発していることに気付き、分解したところレバー球を押さえ込むワッシャー状スプリングの破損を確認。

 このSPの破片は4分割程に。厚さ0.35mmと極薄のため疲労破断ではないか?。とすれば設計ミスじゃぁねぇのかよ・・?
 同じもので修復すればまた破損する可能性大と判断し、手元にあったJA71用の厚さ1.0mm品で修復した。操作上はシフトフィーリングも含めて変化は感じられず。

 なぜ、こんなに薄くしたのかを老化した脳みそで自分なりに考えてみた。思い当たることは、レバーの振動軽減ではないか、と。メーカーは後述するようにこのレバーの振動軽減に気遣っているようだ。薄くすることでバネ係数を下げ、レバーへの振動伝達を低減しようとしたのでは?。 ところが薄すぎて振動による金属疲労→粉々破断に至ったのでは? 機会があったらメーカーに確認してみたい。
 もし、設計ミスであれば既に改良されているかもね!

 このスプリング破損修理は簡単じゃーねぇよ。先ずJA71のレバーからSPを外さなければならないが、レバーが振動軽減としてゴムブッシュ圧入連結となってんで、万力とパイプレンチで、引っ張りながら回してようやく引き抜いた。根元の方がかしめてあったんで、グラインダーでカットしっちまったため、元通りにはなんねぇよ(T_T)

下図が、JA71のレバーを引き抜き分割した様子ざんす。



 次はJB23Wの組立でハプニング。従来レバーの振動対策は、前述のとおりレバー内にゴムブッシュを配したが、JB23はレバーは一体ものとし、レバー先端にゴムブッシュが入れてあるんだよ。このブッシュがレバー引き抜き時にケース内の隠れた位置に転がり込んでしまったため、このブッシュのあることに気付かず組立たため、どうしてもうまくシフト操作ができず。「何か部品があったはず」とドライバーの先でケース内を何度も探ったが見当たらず。スプリング形状の違いかと思い、ヤスリで削るなど2時間程も奮闘した後に、ゴムブッシュを発見。ようやく修復を完了した。 マニュアルを持ってねぇ悲しさである。(汗)

 下図がJB23Wのレバーである。JA71との形状に大きな違いはない。違いは、長さ、屈折位置・角度、ゴムブッシュの配置、ワッシャースプリング仕様、ぐらいかなぁ・・・! 



なお、この車は初期登録;平成12年3月である。 このレバー球の押さえ部分には、厚さ0.35mmのスプリングとギャップ調整用と思われる0.7mmのワッシャが重ねて締め込んである。 
  

オークションでジムニー落札

2007年05月13日 | その他の車
 昨夜、ネットオークションでジムニーJA71Cを格安で落札。本日、午前中に引き取り完了した。
H元年式で走行距離数は13万km。ボディーの錆・へこみ少なし。
付属品等は、ブローオフバルブ、ターボタイマー、ブーストメーター、バケットシート、momoステ、CDデッキ、新品ETC、自作バンパー、エアホーン、スーパートラップマフラーなど。
不良箇所は、4駆作動せず、シフトレーバーがふらふら、排気が白煙(ピストンリング、バルブシート、ターボタービンのいずれかだろうが不明)、幌破れなど。 

ヴィッツ純正カーナビ交換(2)

2007年03月26日 | その他の車
 社外品のモニターは、純正取付位置に純正ボックスを挿入し、そのボックス底面にふらつくを少なくするようビス止め固定した。電源はヒューズボックスから取った。スピード信号と夜間信号(ランプON判別)は純正と同じ分岐線に接続。走行中もテレビが視られるようにパーキング信号は接続せず。
 テレビ用アンテナは、2本の内1本のプラグが社外品に付かないため、片方だけ交換して労力削減をはかった(手抜き作業)

 社外品は、オーディオとの連携は無いので接続関係はいとも簡単であり、取付は時間は取外しの4分の1程度の1.5時間で完了した。

ヴィッツ純正カーナビ交換(1)

2007年03月25日 | その他の車
 トヨタヴィッツの純正DVDカーナビがH12年製で古いため、社外品への交換を依頼され、これに挑戦。しかし、純正品の配線がすべて隠蔽されており、これの取り外しに苦慮した。*液晶画面+チューナー一体ユニットの外しには、スピードメータやオーディオの外しが必要。*音声認識用SWとマイクはエアバック、ステアリングの取り外し。*本体~液晶画面間配線やTVアンテナフィーダはフロアマット左右のめくりが必要であった。なお、GPSアンテナはダッシュボードの取り外しが必要なため、外さずにそのまま使うことにした。