KGH美術部日記

KGH美術部の楽しいブログです

美術館鑑賞

2015-04-27 18:33:31 | 2015年度

2015.4/27(土)
美術部で神戸市立博物館『チューリッヒ美術館展』、兵庫県立美術館『堀文子展』を観に行きました。天気も良くポカポカと気持ちの良い散策となりました。

部員の感想

チューリヒ美術館展では、沢山の画家、色々なジャンルの絵を観賞することができ、美術史の深さを感じました。特に、終盤のシャガールからのブースの作品には、どれも圧倒されました。
それらの中で私が好きになったのは、クロード・モネの『国会議事堂、日没』です。国会議事堂を背に、夕日が波の上に映える様子が描かれています。建物の輪郭がぼやけ水面や背景と同調することで、絵に一体感があり、夕日が全体を温かく包み込む安らぎを感じられる作品でした。暗い色が使われていましたが、夕日の映りこみの鮮やかなオレンジが美しいコントラストだと思いました。
兵庫県立美術館の方は、堀文子さんの一生を辿るような展覧会でした。彼女の作品には、金箔や銀箔でキラキラしたものが多かったのですが、落ち着きと品がありました。女性として憧れます。
また、絵には絵具の凹凸が出ていて面白かったです。私の気になった作品は『ふくろう』といって、3羽の梟が正面を向いている絵です。梟たちは止まっていますが、こちらを向く6つの目がとても鋭く、動き出しそうなスリリングな雰囲気がありました。穏やかな絵だけではないことに驚きました。
今回の観賞で、絵を楽しむだけでなく、美術について新たな知識を豊富に得られました。様々な画家に触れることが出来たので、私自身の表現の幅も少しは広がったのではないかと思います。
本当に濃い1日でした。(YI)

チューリッヒ展は有名な画家達の絵がたくさんあり、とても内容の濃い物にでした。
気になる作品をフロアごとにひとつ決めていくのは、とても難しかったです(>_<)が、自分の絵の好みは結構分かるのではないかと思いました!!それと、他の子達とも一緒に行くことで、それぞれ感性が違うわけですから、好みの作品も違っていました。三人見事にわかれていたので、どんなところが好きなのか、などなど、自分とはまた違う意見も聞けるのでとてもいい経験になると思いました。まだ未発達だった感性も磨かれると思います!!
堀文子展は堀文子さんの若い頃から現在までの作品がとても数多くあり、一日で見るのはもったいないなと感じてしまいました。ただ、独特な描き方もしていて、「こういう描き方もあるのか~(๑°ㅁ°๑)!!」と思い、勉強になりました。
美術展で作品をスケッチするというのは私も初の試みで、新鮮でした!!
一発書きだったので緊張しましたが、それが逆に良かったのか、私的には上手くいくことができました。立ちっぱなしは辛かったですが、とても有意義な時間を過ごせました!!(AK)

昨日は、とても充実した一日でした!先生から聞いた観賞の仕方、とても参考になります。その話を聞いて、印象に残った1枚の絵は神戸市立博物館で見たフェルディナント・ホドラーの「日没のレマン湖」です。全体的に明るい色調で、単調な中にも湖の様子がわかりやすく描かれているところが気に入りました。また、兵庫県立美術館では絵のスケッチをしました。こんなことは初めてで、とても楽しかったです!色鉛筆で描くのは、鉛筆とはまた違った良さがあると思いました。ぜひまたしたいです。堀文子さんの絵も、とてもかわいくてこんな絵を描けるようになりたいと思いました。 凄く楽しい一日でした。また色々な絵を見に行きたいです。(FK)