俺は、今日の夜普通に帰った。
バスの中で、スタイルがよくて綺麗な美しいお姉さんを見つけた。まさに、恋の拳銃に心を打たれた様な感じがした。色白く、指先も細かったし、スリムだった。彼女は本を読んでいた。あぁ~読書家で美しいお姉さんかぁ~と鼻の下を伸ばして見とれていた。バスを降りる場所も同じだった。俺は、ぉおと驚いた。また同じマンションにも住んでいた。俺は心の中で驚きを隠せなかったが、何とか気にしない素振りをした。俺は、エレベーターで彼女と二人きりになった。心臓がドキドキと鼓動が激しかった。初めて会って、しかも同じマンションで、且つ2人きりになれるなんて、俺は偶然とよりも運命だと思った。短い時間でしか2人きりになれることができなかったが、俺は幸せだった。ちなみに、俺は4階で彼女は8階。降りるとき、声が詰まって上手く失礼しますと言えなかったが、何とかぎこちなく頭を下げることができた。それに応じて、彼女も失礼しますと頭を下げた。声が聴けて、幸せだった。
もうすぐX'mas。寒い寒い寒い、と、思いながら街の中を歩いている俺。周りの店はもうクリスマスの準備をしている。最近カップルが多いような気がする。俺の気のせいなのか?はぁ~と、俺は指先がない手袋をつけいる両手を温めた。ふと上を見上げると、ちらちらと雪が舞って降りていた。なんて美しいなのだろうかぁ~。切なく、心に穴が大きくポッカリ空いた気分である。近くに工事現場がある。俺は、工事のおじちゃんと一緒に焼酎ビンを分けてもらった。焼酎を飲んで体が暖まった頃、赤めいたおじちゃんと他愛のない話をした。この人が俺の人生の中での師匠である方だ。ここから師匠の出会いが始まった。
私は高校3年である学生。いつもいつも夜遅くまで部活に残されていた。
部長に尻をたたきながら、下で作業をしている身だ。私の部活は少人数で編成されていて、忙しいところ。ある日に私は不思議な体験をした。いつも通りに私は夜遅くまで部活に残った。私は電車通学であった。夜が遅いためか、電車には人がいないに等しかった。俺はいすに座った。夜の風景を見ているつもりなのか、自分が写った姿を見ているのか、とにかく真正面の窓ガラスを何も考えずに見ていた。なぜか、切ない気持ちになった。夜の風景が見える中に薄く自分の姿がみすぼらし写っていた。私は老けたと思った。そしたら、いきなり1人の女子高生に声を掛けられた。私は驚いて振り向く。彼女と俺は向き合った。何時間たったのか分からない気がするぐらい長い間見つめあった。彼女はとても可愛いらしい妖精みたいだった。彼女は突然小さなメモ用紙を俺の手をとって握らせた。そして、唇に何かあたった。とてもいい匂いがした。私はあっけに取られ呆然だった。その後、彼女はすぐに丁度上手いタイミングに駅をおりて去ってしまった。私は・・・用紙の中をそっと開けた。そこには、メールアドレスと電話番号が書かれていた。一番上に「馬鹿」と大きく書かれていた。