「戦中・戦後世代から現代を見つめる」出版の意味
今年も、8月15日を迎え終戦後73年たちました。私は、戦中、戦後の敗戦国としての貧乏暮らし、そして、経済成長を果たした後の好景気、東西冷戦の終焉、バブルの崩壊による不景気、新自由主義の到来などの中を生きてきたものとして、現代の様相を見ていると、いろいろと気になることが目にとまります。危機意識も持っています。
それで、私は「戦中・戦後世代から現代を見つめる」(風詠社)として世に出しました。この本は、決して戦時中の戦争体験記ではありません。現代の危なかしい日本の姿がとても気になり、そのことについて、警笛をならすつもりで書いた本です。そして、今もこうやってブログを発信しています。
例えば、今年のこの異常気象(世界中で異常気象)は、たまたまではないことは、みんな知っているはずなのですが、その重大性に出来るだけ触れることなく、今を楽しく過ごそうと、そしてあいかわらず人類は成長を続ける、人間の欲望は際限なく続くように考えてしまっています。この人間の限りなく続く欲望は、結局は地球を壊し、人間の終焉を迎えることになると思います。
一方、反知性主義がはびこり、モラルの低下を招いています。モラルは二の次で、おカネが入ればようという風潮が蔓延しています。また、差別や格差は当然と主張し、努力すれば報われると思っている人が多くなっています。また、その場過ごしのごまかしも横行しています。凶悪な犯罪も多発しています。
人手不足も深刻で、それでいて無職の人も結構います。中には8050問題(80歳の親と同居する無職の子ども)と言われているように、親の年金めあてに同居している人も結構います。「ひきこもり」も結構いると聞く。非正規雇用と正規雇用の格差拡大も問題です。
ごまかしや先に述べた多くの課題に目をつぶり、消費をあおり、目先の景気に一喜一憂する姿は、まるで、地球の資源はいくらでもあると思っているようです。地球の資源を食いつぶさないで、どうやって私たち人間が生き延びことができるのかが課題なのでしょう。消費だけが人生ではありません。おカネをかけなくても、楽しい生活はいくらでもあります。
まあ、今まで取り上げてきた問題を、列挙してみたわけですが、本当に日本は危機的です。未来像が見えてこないのです。
というわけで、私の本をぜひ読んでいただきたい。有り難く私の本を読んでいただいた方には、知人にも薦めていただきたいと思います。
「戦中・戦後世代から現代を見つめる」(船場幸二著・風詠社)税込みで1、512円です。アマゾンや楽天、紀伊國屋ネットなどで扱っています。アマゾンですと、船場幸二で検索しますと、私の本の写真が出てきます。ネット販売苦手の方は、息子さんや娘さんにお願いしてみてください。よろしくお願いします。
今年も、8月15日を迎え終戦後73年たちました。私は、戦中、戦後の敗戦国としての貧乏暮らし、そして、経済成長を果たした後の好景気、東西冷戦の終焉、バブルの崩壊による不景気、新自由主義の到来などの中を生きてきたものとして、現代の様相を見ていると、いろいろと気になることが目にとまります。危機意識も持っています。
それで、私は「戦中・戦後世代から現代を見つめる」(風詠社)として世に出しました。この本は、決して戦時中の戦争体験記ではありません。現代の危なかしい日本の姿がとても気になり、そのことについて、警笛をならすつもりで書いた本です。そして、今もこうやってブログを発信しています。
例えば、今年のこの異常気象(世界中で異常気象)は、たまたまではないことは、みんな知っているはずなのですが、その重大性に出来るだけ触れることなく、今を楽しく過ごそうと、そしてあいかわらず人類は成長を続ける、人間の欲望は際限なく続くように考えてしまっています。この人間の限りなく続く欲望は、結局は地球を壊し、人間の終焉を迎えることになると思います。
一方、反知性主義がはびこり、モラルの低下を招いています。モラルは二の次で、おカネが入ればようという風潮が蔓延しています。また、差別や格差は当然と主張し、努力すれば報われると思っている人が多くなっています。また、その場過ごしのごまかしも横行しています。凶悪な犯罪も多発しています。
人手不足も深刻で、それでいて無職の人も結構います。中には8050問題(80歳の親と同居する無職の子ども)と言われているように、親の年金めあてに同居している人も結構います。「ひきこもり」も結構いると聞く。非正規雇用と正規雇用の格差拡大も問題です。
ごまかしや先に述べた多くの課題に目をつぶり、消費をあおり、目先の景気に一喜一憂する姿は、まるで、地球の資源はいくらでもあると思っているようです。地球の資源を食いつぶさないで、どうやって私たち人間が生き延びことができるのかが課題なのでしょう。消費だけが人生ではありません。おカネをかけなくても、楽しい生活はいくらでもあります。
まあ、今まで取り上げてきた問題を、列挙してみたわけですが、本当に日本は危機的です。未来像が見えてこないのです。
というわけで、私の本をぜひ読んでいただきたい。有り難く私の本を読んでいただいた方には、知人にも薦めていただきたいと思います。
「戦中・戦後世代から現代を見つめる」(船場幸二著・風詠社)税込みで1、512円です。アマゾンや楽天、紀伊國屋ネットなどで扱っています。アマゾンですと、船場幸二で検索しますと、私の本の写真が出てきます。ネット販売苦手の方は、息子さんや娘さんにお願いしてみてください。よろしくお願いします。