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なんちゃってSSDはPCのHDがわりにならない

2012-04-04 11:44:46 | デジタル・インターネット
半年ほど前に、古いVAIO VGN-TX90PSを復活させようと思って、ちょっと改造した。

1.8インチのIDE HDDはめっちゃ高い。
しかもCPU性能を考えるとSSDにしたいが、予算もあまり無いので、しらべたらこれを見つけた。

PhotoFast CFカード to 1.8インチ IDE変換アダプターCF32GB対応・CR-1000IDEPhotoFast CFカード to 1.8インチ IDE変換アダプターCF32GB対応・CR-1000IDE
価格:¥ 1,980(税込)
発売日:2008-09-26


CFを変換して使うもの。

そこでこれを内蔵してみた

シリコンパワー コンパクトフラッシュ 200倍速 32GB ブリスターパッケージ 永久保証 SP032GBCFC200V10シリコンパワー コンパクトフラッシュ 200倍速 32GB ブリスターパッケージ 永久保証 SP032GBCFC200V10
価格:(税込)
発売日:2008-01-01



その結果、普通に動く。

動くよ


ところが、ぎっちょん!

リカバリーして、SP3までインストールしてから、起動はすごい速い。
でも、それ以外はものすごく遅い。

何故か?


理由は簡単


PhoteFastはあくまで変換を行っているだけなので、コントローラーチップが無い。
CFも同様にコントローラーチップが登載されていない。

つまり、データアクセスが早くても、データ管理は完全にOSが行うことになり、結果として読み込みと書き込み処理でものすごい時間を消費する結果、遅くなったのだ。

同じメモリチップでしょ?っていうのは、確かに正しい。

でも、結果としてディスクキャッシュ0MBは、現状のOSの仕組みを考えると、無駄な高速化になってしまった。

振動に強くなったのはありがたい。
でも、レスポンス悪すぎて、実用性は低い。

そのため、記録インターフェースとしては利用できるし、本体のHDDとして動作させることもできます。

そう、できるだけ。

Embededとか、もうちょっと軽いOSやMS-DOSのような仕組みなら、相当使えるかもしれない。

でもHDDの仕様に沿ったアクセスを考えているOSでは、HDのかわりにはならないです。

ま、色々なことがわかって、良い勉強になりました。