KEVINサイトウの一日一楽 

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モンゴル、旨いもの編~名古屋イカ耳倶楽部

2006年07月20日 | Food & Drink
 ラムやマトンなど羊肉のバーベキューを日本では「ジンギスカン」という。

 「ジンギスカン」といえば、13世紀に騎馬隊を率い、ユーラシア大陸に強大なモンゴル帝国を作った歴史的英雄である。

 単純だが、モンゴル=ジンギスカン=羊料理という図式が成り立つ。

 内モンゴルに行くに当たって、まず思ったのは、ラム肉を堪能しようということだった。

 まず、初日はラム肉の火鍋を食べに行った。

 火鍋とは、中華風の鍋で、鉄鍋が二つに仕切られ、オーソドックスなチキン・スープと唐辛子を中心とした激辛の四川スープの二種類が同時に味わえる。

 薄くスライスされ高く盛られたラム肉の山は、美しく、日本のしゃぶしゃぶと同じだ。



 これをチキン・スープか、四川スープで軽く火を通し、ニンニクをたくさんぶち込んだピーナッツ・ソースにつけて食べる。

 ラム肉は牛肉と同等に柔らかく、しかし牛肉とは全く異なる旨みがあり、辛い四川スープや濃厚なピーナッツ・ソースと絡み合って得も言えず美味しい。

 羊肉は臭いという先入観があるが、子羊であるラムは臭みが薄い。むしろその臭いは旨味と言える。

 しかも脂質が少なく、低カロリーであり、カルニチンという脂肪をエネルギーに変える物質をたくさん含んでいる。

 美味さと、ヘルシーさを兼ね添えた素晴らしい素材だ。

 ラムの火鍋を食べて、宴は盛り上がった。
 モンゴル産と、オーストラリア産の赤ワインで「イッキ、イッキ」大会になった。
 2テーブルで20本のワインが空になった。

 僕は、モンゴル人達に「日本では仕事が出来るだけでは駄目だ。酒が一番強い奴がボスになる。」とうそぶいた。

 そのお陰で、一人で3本はワインを空けたと思う。でも、たかが3/20だ。
 酔っ払えば、モンゴル産のワインも悪くはない。

 二日目は、ラムのバーベキューを食べに行った。



 店頭で串に刺したラムを炭火で焼いている。これも旨い。

 テーブルに着いて、スライス肉を炙り、塩と何種類ものスパイスをミックスした顆粒をまぶして食べるのも旨い。



 その中でも、圧倒的なBESTは骨付きのラム肉のローストだ。脚部であるのは間違いないが、脛なのか、くるぶしか、ももか部位は良く分からない。

 でも、兎に角美味い!!!
 この美味さは忘れられない。

 スペア・リブ、骨付きカルビ、ラム・チョップ、手羽先、Tボーン・ステーキなどなど骨にくっついた部分の肉は旨い。



 この骨付きラムの足を食べるためにだけ、又、モンゴルに行ってもよいと思うほどだ。

 


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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
写真だけでもたのしいです (いそちゃん)
2006-07-23 00:13:05
ベトナムにしろ、内モンゴルにしろ、写真からだけでも十分その土地の様子が伝わってきて、楽しませてもらいました。
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内モンゴル (KEVIN)
2006-07-23 22:36:24
 内モンゴルの工場の生産性向上のため、正式にISOちゃんにお願いすることになると思います。

 よろしくお願いします。
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暴飲暴食 (Unknown)
2006-07-25 11:14:08
貴女本当に体壊しますって。

おいしいのは分かります。

でもまた、入院騒ぎは嫌ですよ。

心配しか出来ない程虚しい物はないですからね。
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Unknown (Unknown)
2006-07-25 11:15:02
貴方、が、貴女になっていました失礼しました。
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大丈夫 (KEVIN)
2006-07-25 22:42:30
 ラムは健康食だから大丈夫ですよ。赤ワインもポリフェノールが身体に良いし。

 
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