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薄桜鬼 碧血録 二十二話 「夢幻の薄桜」 感想

24話までだと思っていたー!
まさか今週最終回だなんて!
まだたっぷりあると思っていたお菓子の箱が、あげ底だったときみたいながっかり感です…。

とにかく…泣けました…。

土方さんが風間を倒すところまでは何とか冷静に観ていられたのですが、その後唐突に新選組のメンバーの回想シーンがはいり…。

なんだー!いきなりーーー!!!

これはやられたッ!
新八くらいまではまあ最近だし記憶に新しく、「う…」くらいで済んだのですが、山崎さんから先はやばいです。

ボロ泣きです。

どんどん時間が戻って、最初にみんなと顔を合わせたときあたりになった時は、ただ懐かしくて自分が千鶴になったような気分になって「この頃は楽しかったなあ」とか思ってしまったよ…。


結局ラストは…やっぱり…あのまま…なんですかね…。
ゲームってどうだったっけ。
土方さんルートは大まかには同じだったかもしれないけれど、ここまで切ない気持ちにはならなかったような。←なんだかあまり記憶にないぞ!


ところで、途中銃弾をくらって出血が止まらない土方さんに、自分の血を飲ませて…というシーンがありましたが…これって、公式設定だった??
変若水の効力って、段々弱くなるんだっけ?
鬼の血で復活するんだっけ?
普通の弾を一発くらったくらいなら大丈夫なんじゃなかったっけーと思ってしまったのですが…。

ま、土方さんの先週からのデレ具合(いいですなあ、ああいう人がデレると^^)が素晴らしかったのでこのへんはどーでもいい事としますが。

そう、土方さんの変化はよかったですね~。
千鶴への態度はもちろんだけど、あの普段の柔らかくなりようはびっくりモンです。
愛の力でしょうか(笑)。
でも、柔らかくなったからと言って、弱くなったわけじゃない。
むしろ強くなっている気がしました。千鶴の力はすごいね(笑)!


結局あのまま土方さんは戦列には戻れなかったのよね。
史実ではここまでだったと事らしいけれど…。
旧幕府軍の戦いもかなり苦しいところまで来ていて、見ているのも苦しかったんだけど…最後は風間かー^^;

すみません、なんていうか…風間さん。
唐突になんなんだー!

こんな取り込んでいる時に決着だかなんだかつけに来ないでくれー!
土方さんも先が長くないと思って焦って来たんだろか!?
頼むからもうちょっと落ち着いてから来てくれよ、ブツブツ…。

でもまあ…ラストシーンはとてもよかったからいいか…。
土方さんの生き様を上手に見せてくれたと思います。
「誠」の旗を見上げるシーンが全てを語っていたようでしたねえ。


そうそう、最後の桜の木の下のシーンはきれいでしたね!
この作品、桜の美しさに感心する事がこれまでも多かったのですが、最終回の桜はこれまでで一番美しかったな^^



さてさて、全体的に非常に良く出来ていて、文句を付ける気など毛頭ないのですが…

全体の感想です。

原作のゲームでは、千鶴が主人公で、プレイヤーが選んだ新選組隊士のルートによって大まかな物語の流れは同じだけれど、千鶴や相手の辿る道が少しずつ違っていて非常にそれがよくできているなあ、と感心したものです。

アニメでは当然それぞれのルートをやるわけにはいかず、まあ、メインだろうな、と思われる土方さんルートを中心として、他のルートのシーンも織り交ぜながらお話を作ってくれたわけですが。

すっごくよくできていた!!

難しいと思うのですよ、他のキャラクターも千鶴の相手としてではなく、見せ場を作らなくてはいけないですからね。
全員がもれなく、それぞれのキャラらしくいいシーンを作ってくれて、「生きたキャラ」にしてくれたと思います。
あれだけ人数がいたのに、何を考えているのかわからないキャラっていなかったものね。全員にちゃんと愛情を注いでくれた感じ。

おかげでラストの回想シーンでも壮大に泣けましたよ(笑)。

ただ…

残念なのは、風間の印象がちょっと薄くなってしまった事かな。

あ、これはあくまで私個人の感想なので、つぶやき程度に書くけれど、ゲームの土方ルートでは、風間はラストこそ土方さんのライバル的立場で、土方さんを認めて…という感じになりますが、それまでの行動はもう、それは非道で。

風間許さん!!!くらいの事をやってくれてしまうわけです…。
アニメと違って、源さんを殺したのも風間だしね。

それが、アニメだと風間ファンの事も考慮してなのか、なんとなく中途半端にいい人…。
登場場面もなんとなく少ないので、正直言ってラストシーンは、

この人達、何で戦っているんだっけ?

と思ってしまいましたよ(笑)。

土方さんとの因縁が薄く感じられてしまったのですよね~。
なので、この物語の終わりにこの二人の戦いを持って来るのはゲームをしていたから頷けるのですが、していなかったら何だか??となるかも。

というか、全体的に鬼さん達との話が薄かったのかも。
これは新選組の隊士たちの…土方さんの武士としての生き様みたいなものを中心に描きたかったからあえてそうした、と思えなくもないのだけど。


でも…風間に関しては仕方ない事なんだろうなあ。
たくさんの物語を合わせていて、風間の立場は土方ルートと風間ルートでは全く違うわけで、両方を立てようと思うと風間の扱いは本当に難しいと思うから、これでもきれいにまとめたと思うべきなのだと思います。
他のキャラに関しては文句なく見せてくれましたし。


本当にアニメ薄桜鬼、面白かったです。
これで本当に終わりなんて残念…土曜の夜の楽しみが一つ減ってしまいました…。
1期終了のときも同じこと書いたけれど、続きがあると思っていたのでそうでもなかったのですが、今度は本当に最後なので寂しいですねえ。


これはこれでいいので、これからゲームの全ルートを別にアニメで制作して欲しいくらいです(笑)。
アニメで見たかったあんなシーンやこんなシーンがたくさんあるよー!

それは無理かな…^^;

でもとにかく面白かったです。
アニメスタッフさん、お疲れさまでした。素晴らしい出来で、大満足です!!


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