「貧乏男子 ボンビーメン」最終話 感想

何だか！

すっきりー！！！

この番組開始当初、まさか最後にこんな爽快感を味あわせてくれるとは思わなかったです。
えーん、面白かったよ～。

第1回の自分の感想、読み返したくないなあ（笑）。
最終回に、こういう展開を持ってくるための、伏線だったのね、あの封筒貼りも。
あの時「結局お金ですかー」なんて文句書いたような。
最後に同じ状況を持ってくるなんて、わかりやすい、かつドキドキモンですね。
来るか？来ないか？と。
もちろん、来ないのが普通なのですが、一美の事だから…来るかも、と思ってしまったあたり、やっぱりこちらも一美マジックにかかっていましたね。

途中、未海さんが一美に告白、となった時、「え～、この話恋愛絡むの？」と、ちょっと嫌だったのですが（笑）、実際はそれは引田さんと未海さんのきっかけとなり、結婚と言う安定を求めていた引田さんもまた幸せになりました♪というオチに。
うまいわ～～。

ところで、一美って、めっちゃいいやつだし、友達としてらいいかもしれないけど…恋愛とか結婚の相手としてはどうよ？と思うのは私だけ（笑）？
神様すぎる人も、逆に恋愛の対象にはしづらいものです。

白石ちゃんも、借金のせいで一家離散でボロボロだったのに、父親は見つかるは、借金は返せるわ、夢は見つかるは、でいい事づくめ。
あのアパートに入ってよかったよね（笑）。

で、何気に最終回に目立っていたファミレスの店長さんも、いい人でしたね～。
いきなりいなくなったりするバイトくんを温かい目で見てくれたしね。
倉庫に来てくれたり、実はかなり心強い味方だったのね。

そして、やっぱりオムオム！
彼は、きっとすごく内面的に変化しているのでしょうが、あそこでそれをあっさりと見せる程素直な人間ではないと思うし、またそこまで見せてしまったらちょっと話が出来過ぎだったかな。
あのくらいの「相変わらずぶり」がちょうどよかったです。
だけど、最後はすっかり一美に懐いていたみたいだし、続編とかあったら見てみたいですよねえ、彼の変化。

なんだかんだ言って、このドラマ、お金の大切さもしっかり語ってしましたよね。
観終わった後、「お金は大切にしよう」とか意味もなく毎回思ったものです（笑）。

人間離れした神様のような、ばかといいやつのスレスレのラインを演じた小栗旬さんは、「花君」の時とは別人で、格好悪かった（笑）。
でも、恰好いい人がああいう役ができるってすごかったです。
彼の次回作もまた観たいです＾＾

あと、ユースケさんも名演技だったな、と思います！

というわけで、非常にきれいにまとまった、超ハッピーエンドで満足でした。
面白いドラマだったなあ…。