コード・ブルー 10話 感想

今週は、前半が黒田先生の息子さんの脳腫瘍の手術、後半が2名の患者の手術を、2班に分かれて行い、1時間、緊迫シーンあり、感動シーンありで、中身が濃かったなあ～。

この番組、そろそろ最終回が近いんだけど、うまい感じにフェロー達が成長して、変化していっているのが描かれていますね。
特に治療に私情を決して持ち込む事がなく、淡々と最善の治療をしてきたはずの耕作が、いつのまにか「心」を持ったお医者さんになっていっているのが、見ていてすごくほっとします。

他3人も、黒田先生の怪我からまた大きく成長したみたい＾＾
特に、藤川！
ちゃらちゃらとウサワ話ばかりして、腕が伴わなくて頼りなかったのに、何だか立派に見えて来たぞ～。


それにてしても…医療って奥が深いんですねー！
言語中枢との境目を調べるのに、会話しながら、なんてあるんですね！
全くの素人なので、「ふえ～」「ほー」とか感心しながら見ていました。
だけど、その会話の役目を父親である黒田先生に任せるなんて…最初は「残酷なんじゃないの？」と思ったんだけど、西条先生も、自分の子供を助けるために手術に参加する事ができる事、数年ぶりにあった顔も覚えていない息子と、色々話ができる機会を作ってあげる事…ができるから、敢えてそうしたのでしょうね～。

こみあげるものをこらえるように、時々言葉につまりながら会話を続ける黒田先生を見ていたら、こっちが泣きそうになったよ…

もちろん、もう奥さんとの復縁は無理としてもさ、せめて息子に「父親だ」と名乗る事はできないの？？
耕作も言っていたけれど、父親の顔も知らない、というよりは、せめて一度でも会えた方が息子にとってはいいのでは？と思うのですがね。
それは、まあ当事者にしかわかりませんが（笑）。

離婚の原因もさ、父親として失格だったかと言うと…そういうわけでもなさそうだしねえ。

まあ、とにかく息子の手術が成功して、後遺症も残らなそうでよかった！
それにしても、この息子！演技がうまい（笑）。
前々回の女の子もうまかったけれど、今回も…なんていうか…うますぎて、黒田先生目線で見ちゃって…なんだか理想の息子に育っているって感じだし、「ここに父親がいるぞーー！」なんて言いたくなった＾＾；

どうか、来週、父子の対面をさせてあげて欲しいなあ…。お母さん、頼みます。


そして、後半の2つの手術は、同時進行で、ハラハラしちゃいました…。
耕作がいる方はともかくとして（笑）、白石＆藤川コンビが！
黒田先生がついているとはいえ、何だか（笑）。
でも、いつのまにか二人とも変わっていた～～！目が違ったもん、目が！
黒田先生もそれに気付いたようで…もしかして、藤川、フライトできるかもねー！
黒田先生、確実に成長している4人を見て、「こいつらを育ててよかった」とか思ってくれるといいんだけど…。

それから、耕作の変化はすごいわ～。
初めの方で、患者の腕を迷いなく切り落として「面白かった」とか言っていた人とは別人みたい♪
色々な患者さんと接して、患者さんを一人の人間として、ちゃんと見られるようになったのかな。
一人の人間の人生を左右するような仕事をしているんだから、迷うのは当然なわけで。
でも、その「迷い」のせいで、もしかすると、三井先生のように今後判断ミスをするかもしれない…ほんと、「名医」ってなんなんでしょうね～。

「答えは、現場にある」（笑）。

今週のメインかと思っていた、高速道路での多重事故現場は、この番組のクライマックスだったようですね～。
この「現場」で耕作達は何かを掴むのかしら♪


いや、本当、この番組、好きだなあ。

好きと言えば、書き忘れたけれど、女の子3人組！！
病院を辞めようと思っている白石を辞めさせないよう、何も考えさせないために仕事をがんがん持って来て…

緋山「あたしがつらいときにね、慰めてくれる相手が必要なの。
めんどくさい患者をおしつける相手や、くだらない恋バナを朝まできかせる相手もね。全部あんたにしといてあげる」

冴島「私も辞めさせませんから。
ストレス発散でいじめる相手が必要なんです」


ぷ。冴島はるか、勝利（笑）！

ま、言っている事は同じなんだけどね＾＾
冴島さんの方が毒が強くて笑えた（笑）。
いつのまにかみんな仲良くなっているしね～。
あれだけ四六時中一緒にいたら、仲良くもなるか？
しかし、彼らは偶然エレベーターで会い過ぎです（笑）。

耕作のおばあちゃんもねえ…最終回、なんとかなりませんかー。


だけど、最終回かあ…早くも続編、希望！