有閑倶楽部 2話 感想

もう感想は書かないと思っていたのですが、書かずにはいられ・なーい＞＜

第2回の今週は、原作でも特に面白い部類に入った「悠理誘拐事件」のお話だったので、非常に期待していました。

もちろん、原作を知らなかったらあんなものだろう、という感じですね。
キャラは面白い、話の下地も面白いのでそこそこにはなるでしょう。

が。

原作を知っているとどうにも辛口の感想しか出てきません！！

話、こんなんだっけ！？

大筋は同じなんだろうけど…何だかね、ドラマになると何か違うんだよ。
うーん、一言で言えば、

そんな安易な作戦で何が不可能を可能にする、だ（怒）！！

原作はね、どの話も本当に「鮮やか！お見事！」と思えたんですよ。
ドラマになると、「ありえねーでしょ、こんなの」に変わっちゃいました…

細部が変わっているからか、漫画だと色々な部分が多少デフォルメされてるからか…。
こんなチャチな作戦でだまされる警察って！？

現実的に考えたらヘリコプターの機種までばれているんだったら、魅録の名前が出るのなんて時間の問題だよね？
あんなでかいヘリを購入する人間なんて、そうそういないんだからさ（笑）。

原作だと、ラストで時宗さんがそのヘリを魅録が持っていたような気がして、胸を痛めるんですよね。
それが何となくいい感じだったんだけどな。

それに誘拐された被害者の家の周辺に警察が全くいないなんてありえね～～～。

警察の服きて嘘の情報を流した金髪を含む妙に派手な6人組の正体なんてすぐわかるだろうし（笑）。

あんなに派手に車盗んだ（借りた？）らすぐに身元割れるだろうし。

などなど原作では（↑この変装シーンは原作であったかな？違う話では見たかな）不思議に思わなかった事もドラマだと穴、穴、穴だらけ！

ドラマって難しいよな。

いや、それとも原作がウマいのかな。

先週、キャラはそんなに悪くない、と一応褒め？ました。
今週も、本当、特に悠理は原作にほぼぴったりだな、と思いました。
でも、やはり原作に近づけるのも大事ですが、原作を離れた一つのドラマとして観た場合、メインになる鮮やかであるべき作戦がお粗末にならないようにするのが一番大事なのではないかと。
多少原作と離れていたって、ドラマはドラマで面白ければ全く構わないですからね。

ノリは今回の方がよかったんだけどね。


原作ファンとしては、相変わらず魅録のキャラだけが気になる…。
誘拐に手を貸す事になった時も、魅録なら最初は確かにああいう反応かもしれないけれど、途中からノリノリになって面白がりそうな気がしますよね。
赤西魅録はかなりクールすぎて…うーん、気になる！

時宗＆万作おじさん達は無駄に濃くていいよねえ（笑）。


というわけで！
キャラは見慣れてきたので、彼らのキャラを生かしつつドラマとして面白いものを観たいなあ…。
来週に期待しちゃいます。