MR. BRAIN 6話 感想

今回は何だかな…悲しかったなあ。

犯罪はいかんのだけれどね。
殺人なんてもっての他なんだけれどね。
でも、こういう殺す方の悲しい事情とかがあったりすると、ほんっと、切ない気持ちになりますね…。

15年ってねー！
そう言えば、数年前にそういう事件が、現実にもあったような気がしますが、本当…残酷ですよね。
小学生から25歳なんて、人生で一番色々経験して、楽しい時期に閉ざされた部屋の中にいなくてはいけないなんて、想像を絶すると思います。
つーか、あの地下室はまじきついでしょ…。

ホント、和音じゃないけれど、1時間くらいでもおかしくなるでしょう、実際。

私がかなこさんでも、犯人は多分殺すわー。ええ、迷わないっしょ。
いやいや、銃殺なんて簡単にはしませんねえ。
気を失わせてあの地下室にでも連れて行って（あ、でも遠いか（笑））、閉じ込めて放置だな、まじで。
だけど、彼女の中では犯人と同じ罪でも、やはり先生や同級生を…というのは、間違っているわけで…でも、あの状況に15年おかれた人間にとって、そんなまっとうな理屈なんて鼻で笑えるものなんでしょうね。

15年間、あの部屋の中で犯人はもちろん、同級生や先生への恨みをつのらせていたと思うと、泣けてくるなあ。



ところで。

テレビってすごいな。

うちにはリアルに10歳の娘がいますが、「隔離病棟」なんて読めないと思う（笑）。
やはり、1日24時間テレビを観ていたら、漢字も勉強せずとも読めるようになるんだろうか～。って、これうるさいツッコミですか。



まあ、話はね…毎回そうだけど、別に意外性とかないし、あっと驚くようなトリックや、脳科学がどうと言う割に脳にまつわるびっくりな新事実みたいなのはないのだけれど、ツクモセンセイや、周りの人達、刑事さんたちのキャラや、お話の造りで本当、楽しませてもらっています！

私は別にこういう話の流れとか、先を読めるような鋭い人間ではないのだけれど、今回はまあ、芝居だろ、という気がしてたし。←時間配分的にそう思っただけかも？

芝居と言えば、かなこさんはすごいな！

私、絶対多重人格の芝居とか無理だわ（笑）。
まあ、人生かかっているので、一生懸命頑張りはすると思うけれど、主人格が他の人格の行動を知らないとか、他の人格が得た情報を知らないとか、絶対無理（笑）。

検査の最中でも、きっと「それさっき言わなかった？」とか、自爆しそうです（笑）。

主人格が、他の人格を把握しているという例もあるのでしょうか。
以前読んだ小説だかなんだかではそういうのあったような気がするけれど。
芝居ならよりハードルを低くしておかないとさ＾＾；
全部知っている事にしておかないとさ！


それにしても、本当のかなこさんは、「きれいなお姉さん」という感じで、リンダくんの読みはなかなか鋭かったのですが（容姿が不自由な人って、どういう表現っすかツクモ先生（笑））、

あのバイオレンスは芝居とは思えないっす！！

すごかったでですね、まじめに怖かった（笑）！ごくせんも真っ青ですよ！

でも、あの性格も、外に出てから先生を殺すまでの間に、かなこさんが作り上げた人格で…捕まる事は覚悟していたけれど、自分が再び「閉じ込められた生活」をすることを避けるために書いたシナリオかと思うと、彼女の「青い空」に対する執着に、切ない気持ちになるわー。

あの「外に出ようか」と言われたときの嬉しそうな笑顔とか、外へ向かって走って行く姿とか…あの時点ではもうツクモ先生のしかけた罠は見当ついていたので、本当、切なかったです。

ラストの「閉じ込められる事には慣れている」という台詞も。

犯人だけならまだしも、一応無関係の人間を何人も殺傷しているのだから、とても情状酌量なんて事はないんだろうなあ…。
ちなみに、犯人を殺しただけだとしたら、どうなったんでしょうね～。
罪は軽いのですかね？？


で、多重人格と診断されれば、罪にならないとかそういう知識もテレビから得たんだろうか（笑）。（しつこいようだが、10歳くらいじゃ知らんよ、そんなの）
テレビ、すげー！←でも考えてみたら私もそんな知識テレビからだよ、きっと（笑）。
いや、だからしつこいツッコミだっての。


切ない、切ない、と繰り返ししつこいのですが、切ないだけでなく、鬼気迫る演技もなかなかでした、仲間さん。

だけど…

綾瀬はるかちゃんの方がコワかったーーー！

とか言っていいですか（笑）。

そりゃあの部屋に1～2時間？閉じ込められればおかしくもなるだろうけど（笑）！
まじめに怖かったです（笑）！！！
あれ、ツクモ先生たちが逃げなかったらぶん殴ったんでしょうか…ひゃー＞＜

和音さん、ツクモって呼び捨てにしてなかった（笑）？完全にイッちゃってたよね（笑）。

でも、彼女も先生を尊敬し？同じ道に行こうとしているみたいだし、ツクモ先生を慕う人達も増えつつあり、人間関係もよくなってきてますね～。

今回嬉しかったのが、トータス松本さんがちょっと目立っていたことかな。

もうちょっとメインに据えた話があってもいいんじゃない？という気がしなくもないんだけど…あと2話くらいだということだし、ま、とりあえずよかったです。
でもやっぱりツクモ先生と難波さん（トータスさん）が二人三脚で事件解決、なんていうのも見たかったな。

今回浪越さんの過去の話なんかもありましたが、あのツクモ先生が「誰も聞かないんだから、自由にプロファイリングしていいんだ」と言ったのは、ちょっと感心しましたよね～。
ああ、そういう考え方もあるんだ、と。

ただ、

今、和音どうなってるんだ！？

と、そっちが気になってしまい、いまいち感動は薄かったよ（笑）。
ああ、あんないい話をしている間も、和音は暗闇のなかでゴk…と格闘していたのかと思うと…ぎゃーーー＞＜


さて。
今回はなんとなく感想が短くなるような気がしていたのに（切ない話すぎて、何を書いていいかわからなかったんだよ）、えらく長くなりましたが！

「今週のリンダくん♪」でもいこうか！←いつのまにかコーナー化

いや、今週も可愛かったね、リンダくん♪
本当、毎回書くけれど、執事とか室長とかより好きだな、私！
目くりくりさせてびくびくしているのがたまらんよー。

今週は逮捕前のかなこに怯えるリンダくんとか（笑）、ゴkに怯えるリンダくんとか可愛かったけれど、「刑事の勘」を見せてくれるシーンもよかったです！

でも、最終回までに、もう一回、あの透明人間に目をきらきらさせていた時みたいなリンダくん、希望！！

えらい可愛かったもんで（笑）。


次の事件が、どうやら最後っぽいですねー。
2週連続かな？

8話って短い！！

とても面白いので、今回は終わりで仕方ないけれど、いずれまた復活して欲しい番組です！（っていうか、しそうな気も）
そんなお金かけなくてもいいから、頼みますー！

というわけで、終わり～。