「暴れんぼうママ」を観ているんだな。

今クールは、結局「ガリレオ」と「有閑倶楽部」と「死化粧師」を観ているのですが、全く興味のなかった「暴れんぼうママ」もなぜか観ています。

娘が観たい、と言ったから、何となく一緒に観ているだけだったのですが、これがね、結構面白いんです。

漁村？で知り合ったバツイチ男と若い女の子が結婚するんだけど、バツイチ男には実は子供がいて、その子供を引き取った元妻が再婚したために急にバツイチ男に幼稚園児の子供をよこしたのね。
そんな話聞いていない！と上戸彩ちゃん演じる主人公の女の子は反発するんだけど、ついに母親として頑張ることを決意…でもその子供を入れた幼稚園は、超セレブ幼稚園だった、みたいな話です。

私ね、こういう子育てものみたいなのって、まず、観ないんですよ。
ドラマにはあまり現実を求めない方なので、子育てなんてどっぷり現実じゃないですか。しかも、子供の年齢もほぼ同じだったり。

なので正直、全く興味ないです、こういうのは。
でも、違ったわ～。だってこのドラマは

ある意味ファンタジー（笑）だよ

どこかのブログでね、多分まだ独身の女の子の、このドラマの感想に
「いずれ訪れるであろう園ママ生活を知っておくつもりで観ています♪」
みたいなのがありました。

こんな園ママ生活は、滅多なことでは訪れませんからっ！

こんなの私から見たらフィクションを通り越してファンタジーです！
というか、ごくごく一部の人達を除いて、皆そうではないかと！

うーん。
こういうさ、ドラマをやるんだったら、もっとこの幼稚園児の母生活が異常というかかなり特殊というか、そういう事を強調して欲しいな（笑）。
これが現実だと思っている人、意外にいるんじゃないですか。
さすがにこれがそのまま現実ではないにしても、ちょっとオーバーにした程度、と思っている人、多いのではないですか。
子育てとか、子供を介した幼稚園の母同士のつきあいとかって、一見特殊に思われたりしがちで、そういう事とは無縁な人は「そんなもんか」と思うかも（笑）。違いますかね。

もしくは、同じ母親をやっている人でも、フルタイムで働いていて子供は保育園、という人なんかも、「幼稚園ママって暇なのね。っていうか、大変ねー」とか思っていたりしない！？
実は、私、他のドラマでこういう幼稚園ママ同士のいざこざを描いたものをやっている時、保育園の母に「幼稚園って、親同士が接触することが多いから、もめ事も多いみたいだね、大変だね」なんて言われたことありますよ～～。

あのね、ほんと。

そんなことないから（笑）！

接触は多くても特に問題になることもないし、一緒に食事とかは行くけれど、普通に仲のいい人同士行くだけだし、特別変わった人間関係が渦まく世界ではないです（笑）。

こういうドラマとかねえー…一時期メディアをにぎわせた「公園デビュー」とかいう言葉とかねえー。
だめですよ、安易に母親同士のつきあいを「特殊な世界」みたいに思わせちゃ。
所詮は人と人とのつきあいです。
会社での人間関係となんら変わりはないし、公園に初めて行ったなら、目があったら挨拶すればいいだけです。
みんな普通の大人なんだから、それで嫌な思いをすることなんて滅多にないわけで。
オーバーなんだよねえ（笑）。


ま、でも、一部そういう地域もあるかもね（笑）。

でも、セレブ幼稚園の割に妙に庶民的な名前のついているこの「さくらんぼ幼稚園」の園の方針って、ウチの幼稚園の方針に似てるよ（笑）。

「お弁当には嫌いなものは入れずに、まず食べ切ると言う達成感を味わわせる」

とか！！そのまんまよ（笑）。

おかげで、上の子の時（お弁当をやたら食べない子だったんだわ）、お弁当箱の中に、直径3センチくらいのおにぎり1個と、果物とカップグラタンのみ！なんていう日がどれだけ続いたか…。

あ、ちなみに下の息子は、入れれば入れるだけ食べる金魚のような人間だったので、調子に乗ってお弁当を増やしていたら、ある日吐いたという武勇伝の持ち主だけどね（笑）。

そういえば運動会の時は、親子競技もあるけど、親だけの競技もあるのね。
その競技の必勝法！なんていうのが、メールで全員に配布されたり、平日昼間に母親だけで公園で練習しているクラスがあった、なんていう目撃証言があったり（笑）、妙に燃えている感じもありましたなあ…

Σ(￣ロ￣lll)　あれ！？フィクション…のハズ…なんだけどっ…

いや、ホント、まじめな話、たいていの幼稚園は、あのような面倒な事はないと思い…ます（笑）。
これから子供を産む人、心配しなくていいから！
あれはフィクションを通り越したファンタジーだから！（一部除く）

やばい、何だか説得力なくなってきた
もうやめとこ。

全く…こういうドラマやるから少子化になるんじゃないのー？

でも、ドラマ、めっちゃ面白いです（笑）