goo blog サービス終了のお知らせ 

けおるん日記

きもの、韓国語、映画鑑賞などの趣味なんかをつれづれなるままに書いてみます。

無謀なるかな、夏きもの。

2005-07-19 23:10:13 | きもの
いやー、昨日は暑かったっすね。
念のため気温を確認してみると、7月18日…
最高気温 34.7℃だって!!
さすが海の日です。海水浴にはもってこい。

よりによってそんな日に、着物で出かけてみました。
行き先は、京都文化博物館です。
それというのも、「特別展 千總コレクション~小袖と屏風~」を見るためです。

「千總」というのは、今年で創業450年になるという京友禅の老舗です。
けおるんは「千總が作ってきた着物の変遷がみれるのね」と思って楽しみにしてたんです。
が、あったのは「千總が着物づくりの参考にするためにコレクションした、江戸時代~の着物や屏風など」でございました。
千總がつくった図案(明治から昭和)もありましたが、絵画チックで「着るもの」としては見れなかった。
もっと千總さんの着物が見たかったのでちょっと残念。
でも、チラシなどをよく読むと…

今年創業450年を迎える千總は、京都室町三条で法衣商を営んだことにはじまり、
江戸時代の中期には友禅染の小袖を手がけるようになったといわれています。
きものの代名詞ともいえる「ゆうぜん」ですが、それに携わる千總の基盤には、
近世以来の豊かな染織文化が源流にあります。千總は、最高の染織作品を創るため、
図案などの参考に多くの小袖や屏風を蒐めました。
これらは、町衆の文化的教養の高さを示す一例として注目されます。
本展では、近世から近代の小袖と応挙・竹堂の屏風など約150点の千總コレクションを
幅広くご覧いただき、京都を舞台に花開いた優雅な文化の背景を紹介します


ってちゃんと書いてあるじゃん。
勝手に解釈して期待していたけおるんの負けです。

で、まあ暑かったわけです。
34.7℃じゃけん。
さすがに京都といえども、街中で着物の人はほとんど見かけず。
(博物館には少しいた)
それなのに、歩きまくりました。
阪急烏丸駅→京都文化博物館(約10分)→そのとなりのビル→寺町の路地裏などうろうろ
→高島屋→阪急河原町。
とまあ、着物やら洋服やらなんやらかんやら見て歩き、
2時前に京都に着いたのですが、帰ったら8時でした。
よう歩いた。

あ、ちなみに昨日のテーマは、
船場のこいさん(お嬢さん)でした。

きもので京都

2005-04-24 23:20:02 | きもの
今日は京都・南座の「歌舞伎鑑賞教室」へ行ってきました。
この公演は第1部で落語家の桂九雀さんがおもしろくてわかりやすい歌舞伎の解説をしてくれた後、
第2部で実際に歌舞伎の演目(の有名なシーン)を見る、というもの。
九雀さんの話はおもしろいし、歌舞伎も有名なところをやってくれる初心者にはありがたい公演です。
去年も行ってよかったので、今年も楽しみにしてました。
そしてなんと。公演の後、一緒に行ったマダムFのお姉さまが
九雀さんの楽屋に連れて行ってくれたんです。
気さくですごくいい人でした。
九雀さんファンのY姉はすごく喜んでました。

あと、今日楽しみにしていたのは、
「おニューのきものを着ていく」こと。
例の結城紬と琉球絣の帯が先々週に出来上がっていたのです。
今日は全国津々浦々晴天とかで、新しいきものをおろすのには最高の日でした

歌舞伎鑑賞の後は、祇園の竹つばきというお店で昼食。

二段重ねのお弁当湯葉とうふがついてます。
湯葉を3枚ほどすくったら、にがりを入れてお豆腐にしてくれました。
食後にお抹茶と干菓子をいただきました。

おなかいっぱいになって、祇園界隈を散策&ウインドウショッピング。
八坂神社でおまいりして、写真を撮ってもらって、おみくじを引いてみました。
「普通のおみくじ」と「恋みくじ」があって、「恋みくじ」をチョイス。
結果は…
 第十番 末吉
 寄雲恋 
 しられじなへだつる中のうき雲に はれぬ思ひの身はまよふとも (祇園社御法楽 基勝)
 -偲ぶ相手の心の内は雲の中に隠れて見えることなく、
  移り気な恋に走りやすく心迷うものなり。
  縁結び祇園八坂の神に祈りて恋の行方をさとるべし。
 ○出会 実際に思いよせらるゝ人に気付くこと無く縁も遠し。
     心迷わず現実を知りましょう。
 ○恋愛 信心によりどんな迷いも強い意志を持って進み、
     互いの関係を育むことに努めよう。
 ○幸運の鍵 「趣味」

でした。いまいち意味がわかりません。
特に「出会」のところがわからん。
「心迷わず現実を知りましょう」→「身の程を知れ」ってこと?
でも、「幸運の鍵」が「趣味」っていうのはちょっと希望がもてるかも?
趣味に邁進していいってことかしら。

その後はいろんなお店で小物とかをたくさん見ました。
きもの屋の「むら田」で、Hさんが綿絽のきものを買うかどうか真剣になやんでました。
ここのお店は私たち好みの物がほとんどなので、行くといろいろ欲しくなります。
主に阪神百貨店にある支店に行くことが多いですが、さすが本店もいいもの置いてます。

「むら田」にかなり長時間いて、のどが渇いたので、
木屋町のフランソアで休憩。
そして次に高島屋で紬をたくさん見せてもらって、気が付けば7時になってました。
きもの見てると時間がたつのが早いです。
充実した1日でした。
帰って足袋を脱いだら、かなり足がむくんでました。
マッサージして寝ます

修行の成果(1)

2005-04-13 11:27:47 | きもの
「文庫結び」です。
次は「ふくら雀」を習う予定。

ちなみにこのマネキンは着物用のマネキンで、
着物体型になっております。(胸はまな板。腰はずんどう)
教室では「ボディさん」、けおるんは「バディ子」と呼んでます。

文楽鑑賞

2005-03-28 19:05:48 | きもの
NHKホールで去年に続き「おおさか・元気・文楽」を鑑賞。
これは平成15年11月に文楽が世界無形遺産に選ばれたのを
記念にはじめたイベントだそうです。

簡単な説明の後、実際に文楽を鑑賞します。
演目は、「恋女房染分手綱」道中双六の段、重の井子別れの段
      「壺坂観音霊験記」沢市内より山の段
どちらも有名な段を上演。
人間国宝も出演する豪華な舞台です。

文楽鑑賞は4回目くらいですが、
けおるんいつもちょっと寝てしまいます。
だって、三味線と謡がとっても心地よくてついうとうと…

人形はほんとうによくできてるし、人形使い(3人で1体を動かす)
の技もあいまって生きているようです。
舞台装置、小道具も凝っていて、
「おお~っ。こんなことまで!?」ってことの連続。
一度ぜひ見てみてください。

5時半から始まって、終わったら8時半でした。
帰りにイーマの花卯で海老穴子天丼に湯葉うどんのセットを平らげて満腹で帰ってきました。

結局帰りは雨が少し降ってました。
ポリエステルのきもので正解でした

きものと天気の関係

2005-03-28 18:26:21 | きもの
昨日久しぶりにきものでお出かけしました。
Y姉とそのお友達H田さんと、
船場のきもの屋で黄八丈を見て→谷町4丁目のNHKホールで文楽鑑賞
というコース。

先日あつらえた琉球絣を着ていこうと準備してたのですが、
前日にY姉から、
「あした夜から雨らしいよ。ポリ(エステルのきもの←洗える)にしよっかな」
というメールが。。。

天気予報をチェックしたら、やっぱりの予報。
当日の朝はとってもいい天気。なのに、夜からは雨かもしれないなんて。。。

新品のきものを雨にさらしたくないので、ポリエステルのきものにしました。
こういうときに、ポリエステルのきものはとっても便利です。
初心者の方にもおすすめ。これは阪急でパターンオーダー1万円だし。

2時にきもの屋に集合!だったのに、
2時過ぎについたら誰も来てなかった。
先にあがって黄八丈を見せてもらいながら待ちました。
店長が黄八丈についてうんちくを語ってくれました。
なんでも、ここまで黄八丈がそろうことはめったにない、
すごいことなんだという。
けおるん的には黄八丈はよいものとはわかってるんだけど、
まだ欲しいまでいかない感じなので、
お勉強のつもりでいろいろ見せていただきました。

その後に見せてもらったのは、塩沢紬。
この前の新潟の震災で壊滅状態だそうで、
あるもの全部ひきとってきたとのこと。
本物の塩沢はこれからほとんど出回らないようになるそうです。
こんな形で伝統が途絶えてしまうのは悲しいです。

ご成婚時に皇太子妃雅子さまに選んでもらって献上したものと
まったく同じというものもあり、蝶々の柄の上品なきものでした。

30分くらいして次々ふたりが到着。
わいわい言いながら楽しくきものを見ました。
Y姉とH田さんは気に入った黄八丈があってお買い上げに。
Y姉のあるひとことで、かなりお安くなりました。
ありえない値段になってしまったそうで、
「今日、反省会かも」と値段出した部長が言ったくらい。

そうこうしてる間に、時間が迫ってきたため、
本町→谷四へ地下鉄で移動。
まだ雨は降ってませんでしたが、ちょっとあやしい雲行きでした。

後半へつづく(←キートン山田byちびまる子で)

琉球絣

2005-02-19 21:45:21 | きもの
けおるんが本格的にオーダーしたはじめての着物です。
去年の年末に注文したものが出来上がってきました。
琉球絣伝統的工芸品に指定されています。
(大島紬も伝統的工芸品)
反物の端にたくさん紙が貼ってありまして、
「琉球絣事業協同組合」の証紙には製造者名(けおるんのは桃原厚吉さん)などが書いてあります。
次に沖縄県の審査に合格した証紙。
そして、金色の伝統証紙もついています。
宝石の鑑定書のようなものとのこと。
改めて、すごいものを買った実感が。
すごく手間をかけて作っていただいたものだけに、大切に着てあげないといけません。
しかも着れば着るほど風合いが出るし、すごく丈夫で一生どころか子孫の代まで着れるとのこと。


連絡をいただいて、水曜日に取りに行ったのはよかったのですが…。
ちょっと見るだけのつもりが、
ちょっと着てみるだけ、
ちょっと値段聞いてみるだけ、
で、今度は結城紬を買うことに。
次に出てきた藍染の琉球絣の帯もめっちゃ好み…。
あれよあれよという間に、安い軽自動車が買える値段になってました

2日間、自分の中で葛藤。
自分を納得させる理由を考える。
「男の子やったら、もっと高い車買うよ~」
「車やったら維持費かかるし~」
「今から50年着たら安いよね~」
「最初にいいもの買っとけば、中途半端なもの買わないから結局正解」
とか、もっといろいろ。
キャンセルしたほうが、とかも考えました。
が、もう腹をくくりました。
がんばってお支払いいたします。

仕事中にぼんやり考えたこと。
「こりゃ、女の子を産んで着物漬けで着物好きに育てて、子孫の代まで伝えるしか…」
ムスメの名前は「つむぎ」で決まりです。
そうなったら、安い買物だったと言えるはず。
まったく予定がないのが問題です。
どこかに小さくて着物好きの女子をお探しの方、いませんか?
いるようでしたら、もしくは知っている方は、コメント欄でお知らせ下さいませ

大島紬

2005-02-19 21:37:01 | きもの
1週間ぶりに更新します。さぼりすぎました。

気を取り直して。
これが先週Nオンニにいただいた大島紬です。
帯もNオンニからの品です。
さっそく今週のおけいこで着させていただきました。
すごく着やすくてびっくり。帯もきれいに形がきまりました。
教室でも先生はじめ、みんなからほめられました(着物を)。

大島紬について調べてみました。
日本の伝統工芸品であること、
フォーマルでは着れないおしゃれ着であること、
その程度の知識しかなかったので。
興味のある方はこちらのページをご覧下さい。
ひとくちに「大島」といってもいろいろですね。
奥が深い。

おけいこ初め

2005-01-11 22:01:32 | きもの
今日は今年最初の着付けのおけいこでした。
ひととおり着れるようになって、ちょっと情熱が冷め気味だったのですが、
今年はがんばる!! という決意を込めて、
昨日のうちにきものと帯を選んで準備をしておきました。

それがこれ。(携帯で撮った写真なので、ちょっと見にくいですが)
きものは母のおさがり、というかしつけがついたままで1回も着てないんです。
かわいそうに。けおるんが着てあげます。
写真では柄が見えないけど、梅とか青海波・亀甲とかが入っておめでたい感じの小紋で
新春にふさわしいかと。

そして帯はきものに合うかな~って思って、これ。
模様は橘です。なかなモダンでしょ。
実は、おばあちゃんのお下がりです。
おばあちゃんは配給切符と交換したと言ってました。
先生の話では、昔のきもののほうが大胆でモダンなものが多いとのこと。
けおるんお気に入りの1本です。

きものと帯、帯揚げ、帯締めをあわせたら…、あらぴったり。
今度これでおでかけしよっと。

模様については… 日本の着物
きものの着付けについては… インターネットで学ぶ着付入門講座
きものの種類については…  きものの種類
          
                    をご覧下さい。けおるんではうまく説明できないので。

どすこい!

2005-01-10 23:36:10 | きもの
今日は成人式でしたよね。
家から使ってる駅に市民会館があるので、今日は振袖がいっぱいでした。
けおるんはピーコ並にチェックしましたよ…。
(ウソ。そこまできもの眼力ありません)
総括としては、
「もうそんなに変な振袖は見ないなあ」(なんじゃそら)
けおるん、いっときはやったデザイナーもの?みたいなのが嫌いなの。
そういう振袖は今日は見かけなかった。
かわいいな~っていう振袖もたくさん見れました。
ひとり肩で風きって歩いてる子を見たけど、着慣れてないからしょうがないのかも。
私もはたちのときは着付けやってなかったから、
トイレも心配だったし、だんだん着崩れてきたりしました。
今はトイレも平気。慣れです。
立ち居振る舞いは、いまだに自信ありません。。。

今日は着付け教室の先輩で、普段よく遊んでいただいてるYお姉さまとお出かけしてきました。
開演時間まで時間があったので、阪急のきもの売り場をうろうろして、
ダイニングステージの「桜よかぜに」でお昼を食べました。
(写真参照。きものはYお姉さまです)

そのときに、Yお姉さまが初詣で目撃した「どすこい振袖ギャル」の話をしてくれました。
要約するとそのどすこいさんは、
①大きくて(横にも)紫の振袖を着ていた。
②その振袖は、何箇所かでっかい柄がついてて、なんか変わってた。
③メイクは、女子プロレスラー風。(頬骨強調?)
④髪は金髪で、前髪固めてピンピン。
想像してみてください。。。
そしてそのどすこいさんには細い彼氏が付き添っていたそうです。
「はむちゃん(←けおるん)が見たら、地団駄踏んでくやしがると思ったわ」
とお姉さまはおっしゃいました。
「脅してつれてきたんだったりして」と強がっておきました。
でも、見たかったよどすこいさん!!
地団駄踏んでもいいから見たかった!!

おでかけの準備

2005-01-10 10:55:53 | きもの
今日はきものでシンフォニーホールへおでかけ。
準備が予定よりちょっと早くできたので、
早速披露させていただきます。
自分撮りなので、全身は無理でしたが。

今日は天気よくてよかったよかった♪
それでは、行ってきます!!