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寄英哲哲さんのエピソード

2014-03-02 04:06:13 | ソニー

会社で、隣の席にも居たことのある友寄英哲(ひであき)さんと言う人がいる。 まだ、パソコンが出始めた頃、「円周率の500桁が欲しいのですが」と言ってきた。

当時、私は、ソニーの技術用の小型コンピュータ(IBM-1130)を管理していた。

考えて、間違っては大変なので、数学の専門家の菊池 敦さんにプログラムを依頼した。

現在のパソコン以下の性能の、そのコンピュータは、一晩終夜運転をして結果を出した。
それを彼は、全て暗記をしたのである!

そして、これをスタートに、1988年に円周率を4万ケタ暗記をして、ギネスブックにも出た。


約1年前、ソニー友の会で、彼に会った。

その話をすると、「え~、あの菊池博士が計算をしてくれたの!」 とそのことを覚えていなかった。

しかし、「最初の500桁を覚え、後に円周率の本が出て、正しいことを確認をして、ほっとした事を覚えています」と語った。


ちなみに、インターネットで、「友寄英哲」で検索をすると、今や有名人で、先生の敬称がついて、大変なものである。



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