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プロ棋士ペア碁選手権2014

2014-01-25 19:49:32 | 囲碁
プロ棋士ペア碁選手権2014
1月25日、日本棋院でプロ・ペア碁選手権20回記念大会が開かれた。そうそうたるメンバーで圧倒された。昨年優勝の小林覚・謝依旻組、井山・矢代組、治勲・大澤組、張・岡田組、羽根・青木組、山下・小山組、今村・吉田組、高尾・桑原組、結城・向井組、柳・吉原組、他総勢16組が出場した。今日、3回戦を行い、2組を選び、3月未定日に決勝戦を行う。
1回戦、小林・謝組の対戦を見た。相手は、黒の金秀俊・鈴木歩組。中盤、白が左辺で打ち込んで一間に4回飛んだ。黒はそれにケイマに掛け、白はツケコした。黒が3つ目をノゾき、ツグと全体が危なくなる。
白は隅にツケコし、一目切取りを残し、最初のツケコしに手を入れ、ノゾキを切らせた。(捨てる前の効かしが見事だった)黒が切っている間に、中央の大石が危なくなり、一拠に形勢が白に傾いた。それで、白の勝ちと判断し、別の組を見に回った。  
大盤解説会は、石田秀芳24世本因坊と小川誠子六段により、一階の入口の部屋で行われていた。何しろ、16局もあるので、解説は大わらわだった。
 観客の中に、外人が一人いた。声をかけて聞いてみると、フランスから6年前に日本に来ている院生だった。名は、ウイリアム君と言った。日本語はペラペラだった。

決勝は、向井・結城組と矢代・井山組で、3月28日(月)20時より囲碁・将棋チャネルで放映される。(週間碁2月10日号より)