思い出は涙の代わり

毎度毎度飽きもせず懲りもせずご覧いただいている全ての皆様には先刻ご承知であるおいらの地元の駅前の、何十年前に立てられたかすら忘れてしまった区画整理事業が進捗し、駅前の姿がここに来てとうとう一変しています（だから京成大和田って書けよw）。

地元駅の改札を出てわずか十数歩という、コンビニの立地条件としてはこれ以上ないほどに恵まれた場所にあった駅前のセブンイレブンが、地元駅前の区画整理事業の進捗に伴って閉店したのは去年の８月。
その時はまだ、こんな姿を残してました。



その後約４ヶ月に渡って放置され続けてきたものの、ようやくというかついにというか、いよいよ駅前のビルなどの建物の撤去作業が着手されたのは、先月末の頃だった。
１月２９日頃撮影の駅前。
コンビニが入っていた建物に、とうとう足場の鉄骨が覆う日がやって来た。



おおよその位置関係の目印は、上記の８月撮影時の、電柱に貼られた看板がおおよその目安になる。

２月２日頃には、奥の八百屋や肉屋が入っていた建物が取り壊されている最中で、白い幕で覆われており、この建物ももはや取り壊しのカウントダウンが始まっている。



２月６日には、ついにこの建物も幕で覆われて…。



２月９日。

ついに駅前が更地になりました。



この工事現場を、感慨深げに眺める地元の人が数多くいるということは、それだけ地元の人達の感慨もひとしおというところで、おいらもその一人。
だって、この駅前のコンビニは、酸いも甘いもいろいろあったからねえ…。
付き合っていた人と待ち合わせをしたのもこのコンビニだし、このコンビニで同級生と会うこともしばしばだったから、そりゃいろいろと思い出は数知れず…。
なんかね。
そりゃいろいろと…。

この先、数十年と歩みを止めてきたかのような駅前の光景は、ついに転換期を迎えることになった地元駅前。
５年後、１０年後には、果たしてどのような姿に変わっているだろうか。
…駅の南側は変わっても、北側は手が入る様子がまるでないから、変わるのは南側だけなんだろうけどねえ…。
せめて駅の近所にコンビニの一つでも出来てくれんかの。
こればっかりは区画整理事業の進捗を待つほかなさそうだけど。