こちらの記事の続きになります。
さて、お昼前に念願の北の大地に降り立った我々が向かった「バスのりば」は…。
新千歳空港行きでした(・・;)
初めに記したとおり、クルージングが目的ではないので、せっかくの長旅でフェリーで北の大地に降り立って、速攻で飛行機でUターンってことはしないっすよ。さすがに。
でも、我々のようになかなか長期休暇が取りづらい職場環境にあって、たとえばフェリーの旅も然り、夜行列車の旅も然りなのだが、移動手段それ自体が旅の目的であるなら、このように着いたそばから空港行きのバスでとっとと取って返すのも、一つの手段ではないだろうかと。
たしかにな~。
「トワイライトエクスプレス」とかに乗っちゃったら、それだけで休みの半分以上はゆうに消費するだろうから、乗って一息ついたら飛行機でさよおならというのもまたよろしいのではないかと。
いや、目的は関東とんぼ返りでもなんでもなく、「どうせ北海道に降り立ったのだから、『それなりの気分が出るところ』に寄るのもいいだろう」ということで、苫小牧から登別に行く合間に千歳空港に寄る事になったもの。
まあ、目当ては土産物屋巡りで、荷物がかさばらないうちにとっとと土産を買って発送してしまおうという魂胆なんですがw
そんなわけで新千歳空港行きバスは、北都交通の担当。
もともとは札幌~函館間都市間夜行バスで名をはせた事業者で、今では札幌からの各都市間への都市間バスや、新千歳空港から各地への連絡バスなどを運行している。
バスはトイレなし11列補助席つきの、極めてオーソドックスな作り。
とはいえ、首都圏の高速バスでは11列の車両を見ることはなかなかないですな。東名ハイウェイバスあたりはありますけど。
最近の関東各県のだいたいの都市間高速バスは詰め込みが効く12列なんで、そらもう足元は狭いったらありません。
トイレは一部を除いてついているのは大助かりですが。
ただし、空港連絡バスの仕様で、最前列1列は荷物用となっており、座ることが出来ません。
写真ではおっちゃんがどっかりと座っておりますが、発車間際に運転手さんに移動させられておりましたw
さて。
バスは11時30分の発車。
苫小牧から新千歳空港までは、列車では駅4つ目の南千歳で乗り換えてさらに1駅。
列車だと乗り換えが生じますが、バスではもちろん直行です。
最終的には6人くらいのお客さんが乗り込んで出発。
苫小牧西港でレンタカーを手配するのはいいけれど、帰りは新千歳空港から空路という方々もおおかろうし、ならば新千歳空港までひとまず移動し、レンタカーは空港で手配という方々もいらっしゃるかもしれない。
先にも触れたとおり、苫小牧から空港までは、乗り換えまでは駅4つ、乗り換えて1駅ではあるけれど、そこはさすがに北の大地。
駅4つで27キロございます(・・;)
JRだと一旦南千歳まで出なければならないので、距離的には大回りを強いられますが、バスなら空港南側からアプローチできるのでそのぶん距離は短くなります。
それでも20キロ以上はあるので、なかなか都市間の距離感がつかめない(・・;)
20キロ以上あるのだからバスは高速道に入るのかと思えばさにあらず。
バスは港湾地区を巡って、沼ノ端あたりから国道36号線に合流。
まっすぐ行けば早来、追分、岩見沢、左折して国道36号線。
来たねえ。
このあたりは地図を片手に車窓を眺めていないと、方向感覚は本当によう掴めんわ(´・ω・`)
国道はトラックの集団で意外と混んでいる。
このあたりは高速と離れるし、或いは高速をわざわざ走らなくてもトータルの時間は変わらないのかもしれない。
…しっかし…。
周囲に何もないねえ…。
昼間こそ車の往来は多いけれど、夜中に走っていて何かトラブルが起きれば、往生すること間違いなし(・・;)
バスは途中で県道130号線へ左折すると、それが新千歳空港への取り付け道路。
その性格上、沿道にあるのは時折現れる大規模駐車場だけ。
そんなわけで約40分。
12時10分ごろに新千歳空港に到着しました。
いや~。
いいっすね。
ロビーにサッポロクラシックと水曜どうでしょうの広告でお出迎え。
いやがおうにも旅情が盛り上がります。ただしどちらとも嗜む方限定w
さて、しばしのお土産物色タイム。
じゃがポックルやら六花亭やらRUTAOやら、お菓子、スイーツから水産品まで、数多くのお店でいろんなものが取り揃えられてございます。
こちらはひとまず最低限のお土産を買い込み、嫁さんの買い物中にしばしロビーのベンチで一休み。
…あらら。あららのら。
今頃アタマがグラングラン揺れてきたよ(´・ω・`)
おおお。
フッと疲れが回ってきた頃にこの感じに襲われる(´・ω・`)
さて。
今宵の宿は登別温泉である。
とはいえ、シティホテルとは違い温泉旅館。
夕食の時間もあるので、宿にはある程度の時間内には入らねばなるまい。
「常識的」に考えてみて、夕方5時くらいには旅館に入っておいたほうが良い。
室蘭本線登別駅から登別温泉はバスで15分ほど。
登別駅からの温泉行きバスは16時30分にあり、それに接続する列車は…となると、南千歳15時05分発函館行き特急「北斗12号」が、登別15時46分着でこれがタイムリミットになりそう。
南千歳15時05分に間に合うには…、新千歳空港14時48分発札幌行き快速「エアポート147号」がリミット。
これより遅くなると、苫小牧以南の列車が特急、普通列車ともになく、苫小牧16時26分発東室蘭行き普通626Dが登別17時11分着となり、宿に入るには少々遅いという按配。
或いは南千歳16時35分発室蘭行き特急「すずらん6号」でも登別着が17時18分。おそらくこれではタクシーに乗って旅館についても、荷物を解いたときにはもう夕食の時間が迫る気配で、なんとも旅程に余裕がない。
ということで、乗る列車は新千歳空港14時48分発の快速「エアポート147号」に容赦なく決定。
気がつけば嫁さんの買い物がずれこみ、すでに発車10分前を割っており、慌てて乗り場のある地下ホームへ駆け下りる。
きっぷ売り場が混んでいたらどうしようと思っていたら、みどりの窓口は幸い待ち人おらず。登別までの乗車券と、南千歳からの自由席特急券を求める。
せめて登別までの特急「北斗」くらいはグリーンにしようかとも思ったのだが、あまりにも慌しかったのでパス。
ただ、北海道の特急列車といえば、いつ乗っても混んでいるというイメージしかなく、始発駅の札幌ならともかく、途中駅の南千歳乗車で座れるかどうかという憂慮はある。
まあいっか。立っても距離自体はそれほどでもなかろうし、座れなければ立ってもよかろう。
ホームで待っていた札幌行き快速「エアポート147号」は、JR北海道初の新造電車721系。
もとよりお初にお目にかかる車両である。
ホームに下りればすでに発車3分前を切っており、手近な車両に空席を見つけて座れば、やおらすぐに発車である。
あまりにも時間がなかったので、車内をパチリ。
721系車両がお初なら、新千歳空港~南千歳間もお初の乗車。
それも当たり前の話で、以前の千歳空港が南千歳駅に改称し、ターミナルビルが今の新ターミナルに移転、南千歳~新千歳空港間が開業したのが1992年7月なのだから、26年ぶりの渡道で乗れるわけがないのだw
新線乗車区間は慌しく3分で終了。
乗換駅の南千歳に到着。
対面の1番線には、同着同発の釧路行き特急「スーパーおおぞら7号」が停車中。
函館行き特急「北斗12号」も同じ1番線発なので、階段を上り下りすることなく乗り換えることができるのはありがたいところ。
新千歳空港からの函館方面行き特急に乗り換える流動は、日頃から相当量あるようで、駅員のアナウンスがほとんど間髪なくがなりたてるのだけれど、それによるとどうやら編成は5両、自由席は後よりの4、5号車の2両らしく、それぞれの乗車位置にはあっという間に各乗車口に10人以上の列が出来ている。
う~ん。これは座れるかしら(・・;)
まあ、閑散期だからなんとかなるかな。札幌を出たら南千歳までノンストップだから、空席もそれなりには存在するだろうし。
列車はなぜか4分ほどの遅れで到着。
並んだ位置の関係で乗車位置は陸橋したの日陰で暗く、北斗の写真が流れちった(´・ω・`)
失敗作と笑いたけりゃ笑えばいいさ。
自由席は予想通りあらかた埋まっており、4号車の中ほどに空席を見つけ、嫁さんと別れて座ったときには、車内暖房と人いきれと外気温差でメガネが曇って仕方がなかったw
列の後の客は席にありつけず、デッキに立っているはずである。
北斗12号は、国鉄形式のキハ183形。グリーン車は同じく国鉄時代に改造されたハイデッカー構造。
ただし、高速走行に耐えうるようエンジンは取り替えられている。
シートもアコモデーションは改良されており、シートにはチケットホルダーがついている。
国鉄形式である証左は、デッキに設けられているゴミ箱にも見ることが出来る。
日の入りが早い北海道はすでに日はかなり傾いており、空はなんとも表現しようがない、今まで見たことがない幻想的な色をしている。
列車は苫小牧で立ち客はほとんどなくなり、次が登別。
途中白老をすぎたあたりでは馬の牧場が見えた。
考えてみたら白老、社台と並ぶ白老町は馬産で有名な土地ではないか。
明日、余裕があればゆっくり車窓から眺めたいなあ。
そんなわけで列車はしっかり4分の遅れを守り?、定刻15時46分より遅れた50分頃に登別に到着。
なんだかホームも名湯への玄関駅を象徴しているかのように、堂々たる上屋であります。
ホームでゆっくりしているうちに、上りホームには15時55分発苫小牧行き普通列車が入ってきました。
そんなわけで、鹿部、いや登別であります。
登別はクマ牧場もあり、クマも「鹿部はこっちだ!」と申されておりますw
駅舎の前に出れば、西の空はこんな色。
なんて言えばいいんですかね、この色は。
この後、路線バスはタクシー乗り場脇のバス停発16時30分だけれど、そこまで待っているのもけんのんだ。
ここはもうタクシーでいいじゃないかと。
そんなわけで、駅待ちのタクシーで今宵の宿、「ホテルまほろば」へ10分ほとで運ばれる。
運賃は1920円くらいだったかしら。
(※以下続きます。)
さて、お昼前に念願の北の大地に降り立った我々が向かった「バスのりば」は…。
新千歳空港行きでした(・・;)
初めに記したとおり、クルージングが目的ではないので、せっかくの長旅でフェリーで北の大地に降り立って、速攻で飛行機でUターンってことはしないっすよ。さすがに。
でも、我々のようになかなか長期休暇が取りづらい職場環境にあって、たとえばフェリーの旅も然り、夜行列車の旅も然りなのだが、移動手段それ自体が旅の目的であるなら、このように着いたそばから空港行きのバスでとっとと取って返すのも、一つの手段ではないだろうかと。
たしかにな~。
「トワイライトエクスプレス」とかに乗っちゃったら、それだけで休みの半分以上はゆうに消費するだろうから、乗って一息ついたら飛行機でさよおならというのもまたよろしいのではないかと。
いや、目的は関東とんぼ返りでもなんでもなく、「どうせ北海道に降り立ったのだから、『それなりの気分が出るところ』に寄るのもいいだろう」ということで、苫小牧から登別に行く合間に千歳空港に寄る事になったもの。
まあ、目当ては土産物屋巡りで、荷物がかさばらないうちにとっとと土産を買って発送してしまおうという魂胆なんですがw
そんなわけで新千歳空港行きバスは、北都交通の担当。
もともとは札幌~函館間都市間夜行バスで名をはせた事業者で、今では札幌からの各都市間への都市間バスや、新千歳空港から各地への連絡バスなどを運行している。
バスはトイレなし11列補助席つきの、極めてオーソドックスな作り。
とはいえ、首都圏の高速バスでは11列の車両を見ることはなかなかないですな。東名ハイウェイバスあたりはありますけど。
最近の関東各県のだいたいの都市間高速バスは詰め込みが効く12列なんで、そらもう足元は狭いったらありません。
トイレは一部を除いてついているのは大助かりですが。
ただし、空港連絡バスの仕様で、最前列1列は荷物用となっており、座ることが出来ません。
写真ではおっちゃんがどっかりと座っておりますが、発車間際に運転手さんに移動させられておりましたw
さて。
バスは11時30分の発車。
苫小牧から新千歳空港までは、列車では駅4つ目の南千歳で乗り換えてさらに1駅。
列車だと乗り換えが生じますが、バスではもちろん直行です。
最終的には6人くらいのお客さんが乗り込んで出発。
苫小牧西港でレンタカーを手配するのはいいけれど、帰りは新千歳空港から空路という方々もおおかろうし、ならば新千歳空港までひとまず移動し、レンタカーは空港で手配という方々もいらっしゃるかもしれない。
先にも触れたとおり、苫小牧から空港までは、乗り換えまでは駅4つ、乗り換えて1駅ではあるけれど、そこはさすがに北の大地。
駅4つで27キロございます(・・;)
JRだと一旦南千歳まで出なければならないので、距離的には大回りを強いられますが、バスなら空港南側からアプローチできるのでそのぶん距離は短くなります。
それでも20キロ以上はあるので、なかなか都市間の距離感がつかめない(・・;)
20キロ以上あるのだからバスは高速道に入るのかと思えばさにあらず。
バスは港湾地区を巡って、沼ノ端あたりから国道36号線に合流。
まっすぐ行けば早来、追分、岩見沢、左折して国道36号線。
来たねえ。
このあたりは地図を片手に車窓を眺めていないと、方向感覚は本当によう掴めんわ(´・ω・`)
国道はトラックの集団で意外と混んでいる。
このあたりは高速と離れるし、或いは高速をわざわざ走らなくてもトータルの時間は変わらないのかもしれない。
…しっかし…。
周囲に何もないねえ…。
昼間こそ車の往来は多いけれど、夜中に走っていて何かトラブルが起きれば、往生すること間違いなし(・・;)
バスは途中で県道130号線へ左折すると、それが新千歳空港への取り付け道路。
その性格上、沿道にあるのは時折現れる大規模駐車場だけ。
そんなわけで約40分。
12時10分ごろに新千歳空港に到着しました。
いや~。
いいっすね。
ロビーにサッポロクラシックと水曜どうでしょうの広告でお出迎え。
いやがおうにも旅情が盛り上がります。ただしどちらとも嗜む方限定w
さて、しばしのお土産物色タイム。
じゃがポックルやら六花亭やらRUTAOやら、お菓子、スイーツから水産品まで、数多くのお店でいろんなものが取り揃えられてございます。
こちらはひとまず最低限のお土産を買い込み、嫁さんの買い物中にしばしロビーのベンチで一休み。
…あらら。あららのら。
今頃アタマがグラングラン揺れてきたよ(´・ω・`)
おおお。
フッと疲れが回ってきた頃にこの感じに襲われる(´・ω・`)
さて。
今宵の宿は登別温泉である。
とはいえ、シティホテルとは違い温泉旅館。
夕食の時間もあるので、宿にはある程度の時間内には入らねばなるまい。
「常識的」に考えてみて、夕方5時くらいには旅館に入っておいたほうが良い。
室蘭本線登別駅から登別温泉はバスで15分ほど。
登別駅からの温泉行きバスは16時30分にあり、それに接続する列車は…となると、南千歳15時05分発函館行き特急「北斗12号」が、登別15時46分着でこれがタイムリミットになりそう。
南千歳15時05分に間に合うには…、新千歳空港14時48分発札幌行き快速「エアポート147号」がリミット。
これより遅くなると、苫小牧以南の列車が特急、普通列車ともになく、苫小牧16時26分発東室蘭行き普通626Dが登別17時11分着となり、宿に入るには少々遅いという按配。
或いは南千歳16時35分発室蘭行き特急「すずらん6号」でも登別着が17時18分。おそらくこれではタクシーに乗って旅館についても、荷物を解いたときにはもう夕食の時間が迫る気配で、なんとも旅程に余裕がない。
ということで、乗る列車は新千歳空港14時48分発の快速「エアポート147号」に容赦なく決定。
気がつけば嫁さんの買い物がずれこみ、すでに発車10分前を割っており、慌てて乗り場のある地下ホームへ駆け下りる。
きっぷ売り場が混んでいたらどうしようと思っていたら、みどりの窓口は幸い待ち人おらず。登別までの乗車券と、南千歳からの自由席特急券を求める。
せめて登別までの特急「北斗」くらいはグリーンにしようかとも思ったのだが、あまりにも慌しかったのでパス。
ただ、北海道の特急列車といえば、いつ乗っても混んでいるというイメージしかなく、始発駅の札幌ならともかく、途中駅の南千歳乗車で座れるかどうかという憂慮はある。
まあいっか。立っても距離自体はそれほどでもなかろうし、座れなければ立ってもよかろう。
ホームで待っていた札幌行き快速「エアポート147号」は、JR北海道初の新造電車721系。
もとよりお初にお目にかかる車両である。
ホームに下りればすでに発車3分前を切っており、手近な車両に空席を見つけて座れば、やおらすぐに発車である。
あまりにも時間がなかったので、車内をパチリ。
721系車両がお初なら、新千歳空港~南千歳間もお初の乗車。
それも当たり前の話で、以前の千歳空港が南千歳駅に改称し、ターミナルビルが今の新ターミナルに移転、南千歳~新千歳空港間が開業したのが1992年7月なのだから、26年ぶりの渡道で乗れるわけがないのだw
新線乗車区間は慌しく3分で終了。
乗換駅の南千歳に到着。
対面の1番線には、同着同発の釧路行き特急「スーパーおおぞら7号」が停車中。
函館行き特急「北斗12号」も同じ1番線発なので、階段を上り下りすることなく乗り換えることができるのはありがたいところ。
新千歳空港からの函館方面行き特急に乗り換える流動は、日頃から相当量あるようで、駅員のアナウンスがほとんど間髪なくがなりたてるのだけれど、それによるとどうやら編成は5両、自由席は後よりの4、5号車の2両らしく、それぞれの乗車位置にはあっという間に各乗車口に10人以上の列が出来ている。
う~ん。これは座れるかしら(・・;)
まあ、閑散期だからなんとかなるかな。札幌を出たら南千歳までノンストップだから、空席もそれなりには存在するだろうし。
列車はなぜか4分ほどの遅れで到着。
並んだ位置の関係で乗車位置は陸橋したの日陰で暗く、北斗の写真が流れちった(´・ω・`)
失敗作と笑いたけりゃ笑えばいいさ。
自由席は予想通りあらかた埋まっており、4号車の中ほどに空席を見つけ、嫁さんと別れて座ったときには、車内暖房と人いきれと外気温差でメガネが曇って仕方がなかったw
列の後の客は席にありつけず、デッキに立っているはずである。
北斗12号は、国鉄形式のキハ183形。グリーン車は同じく国鉄時代に改造されたハイデッカー構造。
ただし、高速走行に耐えうるようエンジンは取り替えられている。
シートもアコモデーションは改良されており、シートにはチケットホルダーがついている。
国鉄形式である証左は、デッキに設けられているゴミ箱にも見ることが出来る。
日の入りが早い北海道はすでに日はかなり傾いており、空はなんとも表現しようがない、今まで見たことがない幻想的な色をしている。
列車は苫小牧で立ち客はほとんどなくなり、次が登別。
途中白老をすぎたあたりでは馬の牧場が見えた。
考えてみたら白老、社台と並ぶ白老町は馬産で有名な土地ではないか。
明日、余裕があればゆっくり車窓から眺めたいなあ。
そんなわけで列車はしっかり4分の遅れを守り?、定刻15時46分より遅れた50分頃に登別に到着。
なんだかホームも名湯への玄関駅を象徴しているかのように、堂々たる上屋であります。
ホームでゆっくりしているうちに、上りホームには15時55分発苫小牧行き普通列車が入ってきました。
そんなわけで、鹿部、いや登別であります。
登別はクマ牧場もあり、クマも「鹿部はこっちだ!」と申されておりますw
駅舎の前に出れば、西の空はこんな色。
なんて言えばいいんですかね、この色は。
この後、路線バスはタクシー乗り場脇のバス停発16時30分だけれど、そこまで待っているのもけんのんだ。
ここはもうタクシーでいいじゃないかと。
そんなわけで、駅待ちのタクシーで今宵の宿、「ホテルまほろば」へ10分ほとで運ばれる。
運賃は1920円くらいだったかしら。
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