またＪＲがやらかしたわけですが

ＪＲ山手線、全線ストップ　埼京線線路で異常な揺れ (朝日新聞) - goo ニュース

２４日午前１０時半ごろ、東京都新宿区大久保３丁目のＪＲ埼京線池袋―新宿駅間で、大船発宇都宮行き普通電車の運転士が「線路で異常な揺れを感じた」と東京総合指令室に連絡し、同区間で緊急停止した。点検で路盤の隆起が見つかった。復旧作業のため、埼京線・湘南新宿ラインの池袋―新宿間と、隣接する山手線の全線の運転を見合わせている。復旧は午後４時ごろの見通し。

　山手線内回りで緊急停車した電車の乗客約２０００人は午前１１時半過ぎから線路に降ろされ、高田馬場駅まで徒歩で避難した。

　現場は高田馬場駅の約６００メートル南側。埼京線と山手線の路盤が約５０メートルにわたって最大約５センチ隆起し、線路３本が変形しているという。

　ＪＲと都によると、ＪＲは現場付近の線路下で、都道の拡幅工事を請け負っていた。線路の下に半地下で幅２８メートルのトンネルを貫通させる工事で２０１０年完成予定。この日は午前１０時ごろから、路盤に埋め込んだ鋼管にコンクリートを注入する作業をしていた。

　山手線では２月２０日にも、新橋―浜松町駅間の線路下の都道工事現場で路盤が盛り上がり、山手線がストップした。ＪＲ東日本が路盤下に鋼管を埋め込んだ後、路盤を十分に押し固めなかったのが原因だった。

現場の写真は、ニコボル様のブログ「国鉄型すとーかーのアジト」に詳しく載っているのでそちらをご覧頂くとして、現場の写真を見たのだが、こりゃかなりの盛り上がりよう。祭りで盛り上がるのは大いに結構なことだが、線路が盛り上がってもらっちゃあとても困るわけで、これでは運転できないよなあ…。
今回ばかりは、ＪＲ自体が工事を請け負っていたので言い訳がきかず、ただただ平謝りするしかないだろう。

最近のＪＲ東日本の特徴的な動きとしては、このような大規模な輸送障害が発生した時など、必ず翌日にはお詫びの張り紙を各駅に貼り出すことである。民鉄各社では、大規模な輸送障害以外でも、人身事故でダイヤ乱れが発生した時でさえお詫びの掲示が貼り出されるが、ＪＲでこのような動きをとっているのは、おそらく東日本だけではないか（他社は未確認）。少なくともＪＲ東海だったら、どんなことがあっても絶対に客に詫びを入れない。翌日に詫びを入れられたとしても、破談になった商談や就職活動、学生の試験などは取り返しがつかないのだが、素直に客に詫びる姿勢は評価してもいいのではなかろうか。まあ、客商売なら当たり前なんだが。
そしてこのような時、往々にして駅員の前でさんざんわめき散らさないと気が済まないＤＱＮオヤジがいるものなのだが、わめき散らしたとしても電車がすぐ動き出すわけではないので、ちょっとでも知恵の働く奴なら、わめき散らす体力があるなら、すぐに次に打つ一手を考えている。そこがＤＱＮオヤジとそうでない人たちの差なのだが。ちなみに、さんざんわめき散らすオヤジの大多数が団塊世代らしい。らしい統計といえばそれまでだが。
そういえば、昨夏に大阪に行った時、臨時便と手狭な構内とがあいまって、発車案内がべた遅れだった東京駅八重洲口で、案内が遅いじゃないかぁぁああぁぁ～！！　ゆっくり待てるスペースをよこせ！！と騒ぎ立てたバカオヤジがいたっけ。みっともない真似すんなって。多客時ということをちっとも考えたことがないのだろうか。

しかし最近、ＪＲの大規模輸送障害が多いなあ。
都心への行き帰りには、なるべくＪＲを使わない方法を使っているのだが、閉じこめられたらどうしよう…。発作が…。うう(T_T)