魂の17球でジョニーの勇姿焼き付けた(スポーツニッポン) - goo ニュース
[ニッカン式スコア]
昨日は千葉マリンスタジアムへ。
今年は例年と違って、オープン戦のテレビ中継が先週9日神戸のあの球団戦しかなく、チームとしての仕上がり具合の良し悪しは新聞やネット上の噂でもって判断するほかないから、実際にこの目で確かめてゆくしか方法がない。
また、変則日程の影響で、オープン戦は今週末で終了、木曜日には早くもシーズンに突入してしまうから、外野で見ているこちらとしても、昨日が休み明け初戦であると同時に、事実上の公式戦への最終調整を兼ねるという、ファンからすればたった2~3時間程度の1試合だけで全てを開幕へ向けて調子を整えなければならないために、ある意味選手達よりもシビアな立場なのかも知れない(笑)。
なにせ半年ぶりの休み明けは、何より堪えるのはノドの周囲。
腹式呼吸をマスターしていても、オフシーズン期間中に腹式呼吸を活かすことなどほとんど無いに等しいから、毎年この時期は腹式呼吸の再会得に余念がない。いや、マジでさ。
ここでしっかり声を出していけるようにならないと、昨年のように延長12回を乗りきるような体力は付いてこないから、こちらとしても調整には余念がない。気持ちを盛り上げるのもさることながら、腹と腰に手を回して腹式呼吸の練習だもんね(笑)。これをある程度マスターできたのは、ある意味数年間芝居の世界に足を踏み入れていた時の、本当に数少ない利点の一つ。これをマスターできていなかったら、外野はとうの昔に諦めていた。去年もうだうだ言ったけどさorz
さて、ジョニーの引退セレモニー。
戦力外通告された時のゴタゴタを思えば、例え紆余曲折があったとしても、最後にこうして千葉マリンで引退セレモニーを行うことが出来て、本当に良かった。
惜しむらくは公式戦で、華々しく最後を飾ってあげたいのが人情というものだし、セレモニーの際、メンバー掲示の部分の最下行右側に一つポツンと
1黒 木
なんて表示されるのではなく、できることならきっちり20人のメンバー中の一人として送り出してやりたかったが、引き際とは本当に難しく、実際にどの形が一番良かったか…などというものは、本人でしか分からないのだから、こればかりは致し方あるまい。だからこそ10月のあの夜、声に出して叫びたいことがあっても、古くからジョニーを知るファンは、「ジョニーが決めたことだから」と、言葉にならぬ衝動を必死に堪えて一夜を過ごしたのだ。
ともかく、綺麗な形で送り出せて、本当に良かった。
…。
最後に娘さん達を出してきたのは、ありゃ反則だろう…。・゜・(ノД`)・゜・。
正直、昨日はもう泣くまいと思っていた。
あんなことになって、だけどもそれはジョニー自身が決めたことだからと、涙は昨年秋の上野駅不忍口から京成上野駅に向かう歩道に全て流してきたから、今日は泣くまいと思ったのだが、最後に娘さん達をグラウンドに連れてきて、娘さん達が泣いちゃっているのを見たら、そりゃもう…。・゜・(ノД`)・゜・。
一番辛い時期を、そばで見ていたんだもんねえ…。
ジョニーの思い出は、語ろうと思っても語り尽くせる物ではないけれど、過去に何度か語っているから、それはもうよそうや。
最後の最後に、ジョニーと一緒に泣いて、ジョニーと一緒に喜べて、ジョニーを送り出すことが出来たのだから、もう思い残すことはほとんどない。
残り0コンマいくつかの思い残しは…、夢に賭けるとしよう。
これで完全に、一つの時代は終わった。
あの時代のことを、俺達は、どれだけ新しいファンの人達に、伝えていくことが出来るだろうか。
あの時代があったからこそ、今のマリーンズとマリンスタジアムの繁栄があることを、俺達は新しいファンに伝えていかなければならない。受け手の皆さんにはどう思われるかはわからないが、これは、あの頃からジョニーの名前を連呼し、スタンドで熱いソウルをふるわせていた俺達の、これからの大事な使命だと思う。
そしてオープン戦終了後、ほとんど帰らずに残って、一緒にジョニーコールを送って下さった楽天ファンの皆さん、ありがとうございました。
礒辺さんの打席の時は、本当にいい敵役でした(笑)。マリーンズファンとして敬意を表します。本当にありがとうございました。
さよならは言わないよ。
ありがとう、ジョニー…。・゜・(ノД`)・゜・。
【ロッテ1―4楽天】ファンが、チームメートが、そしてジョニーが泣いた。昨季限りで現役を引退した元ロッテ投手、黒木知宏氏(34)の引退セレモニーが15日、千葉マリンでロッテ―楽天戦後に行われた。背番号54の最後の雄姿を見届けようと超満員の2万8926人が来場。サブローらとの真剣勝負17球にスタンドが揺れた。ファンに愛された魂のエースは、ジョニーコールに包まれてユニホームを脱いだ。
試合が終わっても席を立つ観客はいなかった。右翼席のロッテファンは総立ちのまま。楽天ファンもジョニーコールを送る。黒木氏がしるした数々の名勝負をマリンビジョンで放映後、背番号54が姿を現すとスタンド全体から温かく、別れを惜しむ拍手が起こった。
「これだけのファンの前で投げられて本当に幸せ。今までと変わらず、素晴らしいジョニーコールでした。今も記憶にしっかり残っています」
前売り券2万5000枚は完売。当日券も発売開始10分で売り切れ、500人以上が球場に入れないというオープン戦では前代未聞の熱狂ぶり。「お前がいたから今がある」「永久血番54」などの横断幕も並ぶ中、バックにチームメートを従え、打席には元同僚のサブローを迎えた。「ホームランを打って引導を渡します」と話していた同期入団の4番を空振り三振に仕留めると、親友の楽天・礒部は三ゴロ。最後は弟分の福浦をこん身の137キロ直球で空振り三振だ。最後の力を振り絞った真剣勝負。魂の17球を投げ終えると天を見上げて目を閉じた。「気持ち良かった。アスリートの感覚が残っているのかユニホームを着ると気持ちが引き締まる。持っているもの以上の球を投げられました」
ファンへのあいさつ、小宮山らからの花束贈呈。そして2人の愛娘から花束を受け取ると、もう涙をこらえきれなくなった。右翼席の前で3度の胴上げ。バレンタイン監督、泣きじゃくる小野らと熱い抱擁。愛し愛され続けた男は、汗と涙と思い出が詰まったグラウンドに別れを告げた。
昨年12月12日の引退表明直後、球団からフロント入りを打診されたが、今後は解説者として野球の魅力を伝えつつ、野球教室などで振興に努める。「野球人・黒木はこれからもずっと生き続ける。野球人として第2のステージです」。さよならじゃない。またいつか、ジョニーはグラウンドに笑って帰ってくる。
[ニッカン式スコア]
昨日は千葉マリンスタジアムへ。
今年は例年と違って、オープン戦のテレビ中継が先週9日神戸のあの球団戦しかなく、チームとしての仕上がり具合の良し悪しは新聞やネット上の噂でもって判断するほかないから、実際にこの目で確かめてゆくしか方法がない。
また、変則日程の影響で、オープン戦は今週末で終了、木曜日には早くもシーズンに突入してしまうから、外野で見ているこちらとしても、昨日が休み明け初戦であると同時に、事実上の公式戦への最終調整を兼ねるという、ファンからすればたった2~3時間程度の1試合だけで全てを開幕へ向けて調子を整えなければならないために、ある意味選手達よりもシビアな立場なのかも知れない(笑)。
なにせ半年ぶりの休み明けは、何より堪えるのはノドの周囲。
腹式呼吸をマスターしていても、オフシーズン期間中に腹式呼吸を活かすことなどほとんど無いに等しいから、毎年この時期は腹式呼吸の再会得に余念がない。いや、マジでさ。
ここでしっかり声を出していけるようにならないと、昨年のように延長12回を乗りきるような体力は付いてこないから、こちらとしても調整には余念がない。気持ちを盛り上げるのもさることながら、腹と腰に手を回して腹式呼吸の練習だもんね(笑)。これをある程度マスターできたのは、ある意味数年間芝居の世界に足を踏み入れていた時の、本当に数少ない利点の一つ。これをマスターできていなかったら、外野はとうの昔に諦めていた。去年もうだうだ言ったけどさorz
さて、ジョニーの引退セレモニー。
戦力外通告された時のゴタゴタを思えば、例え紆余曲折があったとしても、最後にこうして千葉マリンで引退セレモニーを行うことが出来て、本当に良かった。
惜しむらくは公式戦で、華々しく最後を飾ってあげたいのが人情というものだし、セレモニーの際、メンバー掲示の部分の最下行右側に一つポツンと
1黒 木
なんて表示されるのではなく、できることならきっちり20人のメンバー中の一人として送り出してやりたかったが、引き際とは本当に難しく、実際にどの形が一番良かったか…などというものは、本人でしか分からないのだから、こればかりは致し方あるまい。だからこそ10月のあの夜、声に出して叫びたいことがあっても、古くからジョニーを知るファンは、「ジョニーが決めたことだから」と、言葉にならぬ衝動を必死に堪えて一夜を過ごしたのだ。
ともかく、綺麗な形で送り出せて、本当に良かった。
…。
最後に娘さん達を出してきたのは、ありゃ反則だろう…。・゜・(ノД`)・゜・。
正直、昨日はもう泣くまいと思っていた。
あんなことになって、だけどもそれはジョニー自身が決めたことだからと、涙は昨年秋の上野駅不忍口から京成上野駅に向かう歩道に全て流してきたから、今日は泣くまいと思ったのだが、最後に娘さん達をグラウンドに連れてきて、娘さん達が泣いちゃっているのを見たら、そりゃもう…。・゜・(ノД`)・゜・。
一番辛い時期を、そばで見ていたんだもんねえ…。
ジョニーの思い出は、語ろうと思っても語り尽くせる物ではないけれど、過去に何度か語っているから、それはもうよそうや。
最後の最後に、ジョニーと一緒に泣いて、ジョニーと一緒に喜べて、ジョニーを送り出すことが出来たのだから、もう思い残すことはほとんどない。
残り0コンマいくつかの思い残しは…、夢に賭けるとしよう。
これで完全に、一つの時代は終わった。
あの時代のことを、俺達は、どれだけ新しいファンの人達に、伝えていくことが出来るだろうか。
あの時代があったからこそ、今のマリーンズとマリンスタジアムの繁栄があることを、俺達は新しいファンに伝えていかなければならない。受け手の皆さんにはどう思われるかはわからないが、これは、あの頃からジョニーの名前を連呼し、スタンドで熱いソウルをふるわせていた俺達の、これからの大事な使命だと思う。
そしてオープン戦終了後、ほとんど帰らずに残って、一緒にジョニーコールを送って下さった楽天ファンの皆さん、ありがとうございました。
礒辺さんの打席の時は、本当にいい敵役でした(笑)。マリーンズファンとして敬意を表します。本当にありがとうございました。
さよならは言わないよ。
ありがとう、ジョニー…。・゜・(ノД`)・゜・。
私の中では、今もなお!ジョニー黒木知宏様がロッテのエース投手です。
ということは、今のロッテにはエース投手は不在です。
ありったけの魂を一球一球に込めて‥投げ込む!。決め球は“渾身のストレート”。
思い起こせば、神戸で同点本塁打を喰らい泣き崩れるジョニー‥そして18連敗!その時、まだガラ空きだったレフトスタンドに私は居ました。
私も涙を流した事を昨日の様に覚えてます。
そして、99年だったか‥00年だったかの大阪ドームの試合。
ジョニーは中村紀洋に対し“全球ストレート”で勝負!対するノリも“全球フルスイング”で対応!でも、ジョニーの球には魂が入っている為か…バットに当たっても前には飛ばない…。長年、野球観戦をしてきた私ですが、この時程、野球観戦で鳥肌がたったのは…後にも先にも、この時だけでした。
こんな投球術が出来る者こそ!が真のエースでしょう。
野球の素晴らしさを教えてくれたのはジョニー…あなたです(;_;)。
永遠のエース!ジョニー!お疲れ様でした。ありがとうジョニー!(/_;)/~~。
いつか、プロ野球界(絶対にロッテ!)に帰ってきて「情熱家の選手・投手」を育成する日を待ってますよ(ノ_・。)ゝ。
さて、マリンで大勢の人が「ジョニーコール」をしてましたが‥一体!どれぐらいの人がジョニーの全盛期時代を生で観てた人が居るのかのぅ?…。な~んてな事を思ってしまいました(-"-;)。
が…こんな事は思ってはいけませんな!…(-.-;)ゞこれは失敬!。
セレモニーの中でVTRで流れた
「雨の中ありがとう!」は、今も心に残っています。
あの98年のあの日、ゴールデンで放送されて、
放送時間中までは勝っていたのに
ロ3-3オが放送終了後にテロップで流れた時には
思わずリモコンを床に叩きつけて壊したことを覚えています。
今のマリーンズはあの頃のマリーンズではありません。
そしてマリーンズはあの頃のマリーンズにもう戻ってはいけません。
しかし、あの頃のマリーンズ特に近藤マリーンズは確かに
存在し、ジョニーも含めて我々がいつ終わるか分らない
暗闇の中でもがいていたのも事実です。
山本マリーンズを知っていれば最早古株と表現してもいい位の
時代になりましたが、今の人達にその辺をどう伝えていくか、
今まで世話になったマリーンズに、マリンのライトにどう恩返し
していくかが今の私のテーマになってます。
ジョニーの引退によってマリーンズの一時代が確かに終わりました。それを実感した一日でした。
最後に僕は、晋吾の涙にもらい泣きしました。
私は昨日はライトスタンドにいました。
ジョニーの新たな門出をお祝いできたことを、本当に幸せに感じています。
相手がどう受け止めるにせよ、ジョニーの魂を語り継ぐことは大事なことで、ジョニーがマリンに戻ってくるその日まで、あのマウンドを、マリンを汚してはいけないと思いました。
そして、またこちらのブログに遊びにきたいと思いました♪
「な」だけで送信してしまいました!!
>>自分の家族にも一言、言わせて下さい。今まで迷惑をかけました。これからも宜しく、本当にありがとう。
ジョニーらしいなぁって思いながら泣いた。
関東でも地上波(フジテレビだったと記憶しています)で中継があり、案の定時間切れになりそうな頃、「マリーンズはおそらく今日は勝てるだろう!」というアナウンサーの言葉で中継が終わったんです。
その後、たまたまライオンズナイターを聞いたか何かで、「神戸ではどうやらマリーンズが勝てそうな情報が入っていますので、現地の文化放送斉藤一美アナウンサーを呼んでみましょう」って振られたら、プリアムにドカンですよ…。
斉藤一美が慟哭しながら、「マリーンズに、勝利の女神はいないのか!!」と叫んだ声を、私は一生忘れることはないでしょう。
ガラガラのスタンド。
それでも集まったファンだけで、必死に叫んでいたあの日。
辛いことも辛いことも辛いことも辛いことも、そして楽しいこともありました。
誰がなんと言おうと、俺達にとっての「精神的支柱」は、他ならぬジョニーなんです。
新しいファンがあの頃を知らぬのは、ある意味幸運かもしれません。
ただ、あの頃があったこと、あの頃ジョニー黒木という素晴らしい投手がいたことを、私たちは語ってゆかねばなりませんし、新しいファンにも是非とも知っておいて貰いたい。
下でコメントをされている方もおっしゃっておりますが、それが我々に与えられた使命と言えるでしょう。
「マリンのライトに恩返し」ですか。
確かに、それが出来るのは、もはや「古参」と言われる我々の世代だけでしょうから…。
決して古株を気取るわけではなく、ただ、誰もいないライトスタンドで暴れ回っていた時代から支えていた者として、言葉でももちろんそうですが、言葉だけではない何かで、新しいファンに伝えていくことが、今本当に必要とされているのでしょうね。
私もそれを命題にしながら、変わらずマリーンズを愛していきたいと思います。
コメントありがとうございます。
これからも当ブログをどうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m
紆余曲折はあったにせよ、こうしてジョニーの最後を見ることが出来て、本当に良かったです。
新しいファンの皆さんにとっては、ジョニーはもしかしたら「肩を壊した過去の人」というイメージしかないかもしれません。
ただ、今あるマリーンズの繁栄の、ほんの数年前、ともすれば球団合併を画策していたほど客が入らず、どうしようもないほど弱かった頃のマリーンズを支えてきた選手として、是非とも知っておいて頂きたいのです。文字通りチームの「支柱」だったのですから。
どうかジョニーの魂を、これから一緒に行くことになるであろう新しいファンの皆さんに、伝えていって頂ければ…と思います。
では二人でスーツとトレンチコートを身に纏い、誰もいないスタンドで(以下略
我々も「古株」と呼ばれてもいいですから、せめて「暗黒時代の語り部」として呼ばれたいものですなあ…。
あたしゃ娘さんが泣きじゃくっているのを見て、もう堪えられませんでした…。