小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

世界遺産登録勧告直前の上州富岡駅前を歩いてみた

2014-04-29 06:08:34 | Weblog
※あらかじめお断り申し上げておきますが、当エントリには、富岡製糸場最寄の上州富岡駅は出てきても、富岡製糸場自体は全く出てまいりませんので、富岡製糸場の情報を集めたいとおっしゃる皆様は、どうぞどなたかのブログ等をご覧いただきたく存じますw

富岡製糸場 世界遺産に イコモスが登録勧告(上毛新聞) - goo ニュース
文化庁は26日未明、ユネスコ諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)が、本県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」について世界文化遺産への「登録」を勧告したと発表した。6月にカタールの首都ドーハで開かれるユネスコ世界遺産委員会で、登録が正式決定する見通し。実現すれば近代を中心とする産業遺産では国内初で、「絹の国」として本県が育んだ文化と歴史を世界にアピールできそうだ。
 勧告は「フランスから製糸の知識や技術を導入し、生糸を大量生産するシステムを独自に作り上げた」と評価し、世界の絹産業の発展と消費の大衆化をもたらした普遍的な価値を認めた。官営のモデル工場だった富岡製糸場が19世紀末の生糸産業の技術革新と日本の近代工業化に果たした役割にも触れた。遺産の保全や管理も適切とした。
 26日早朝に記者会見した、文化庁記念物課の高橋宏治課長は「ここ数年の勧告ではパーフェクトに近い」と高評価を強調。大沢正明知事は県庁での記者会見で「文化庁や関係市町と連携し、6月の本登録に向けてしっかり取り組みたい」と決意を語った。
 絹産業遺産群は、富岡製糸場(富岡市)を中心に田島弥平旧宅(伊勢崎市)、高山社跡(藤岡市)、荒船風穴(下仁田町)で構成。資産全体の保全体制への評価は高かったが、荒船風穴については保全のための屋根の設置の可否を検討することを求めた。「世界に発信したい」
 安倍晋三首相
 本当に良かった。6月にしっかり採択されるよう、これからも世界に発信していきたい。


いまや世界遺産に登録されることが「ほぼ」本決まりになった富岡製糸場周辺は、歓喜の人波が押し寄せている模様でありまして。

世界遺産登録が勧告されたのが26日。
その2週間前の13日、ちょいと上信電鉄に乗りながら、上州富岡駅前をちらちらと散歩しておりましたので、簡単ではありますがその様子をば。

…というか、世界遺産に登録されるのがわかっていたのだったら、なんでこの時に富岡製糸場に行っておかなかったのよ(´・ω・`)
世界遺産登録寸前の状態であったことを全く知らなかったということもあるけれど、実は上信電鉄寄り道の後に乗る高崎線の電車の時間が決まっており、時間的な余裕があまりなかったというのもあったもんで(´・ω・`)

そんなわけで、さっそく高崎14時08分発の下仁田行きに揺られます。



本当に上下左右に突き上げるように揺られまくって35分ほど、14時44分に上州富岡に到着。



駅舎が新しくて目を引くけれど、世界遺産登録が目前とあって、先月3月17日より使用を開始した新駅舎である由。



駅舎内の待合室には富岡製糸場のガイドなどの観光案内が備え付けられ、乗り合いタクシーの乗車券売り場も同居している。
待合室よりやや離れたロータリー内には、地元自治体の広報コーナーも備えられ、主に市政、県政のチラシなども置かれるスペースがある。

で。
あたしはここでまったく致命的なミスを犯しておりまして。
というのは、上州富岡駅についてやおら駅前を撮影しようと思ったら、なんとまあデジカメの充電が切れるという痛恨かつ初歩的過ぎる事態に見舞われまして(´・ω・`)
仕方がないのでケータイで撮影しておりますので、画像や画質の質はご了承いただきたく存じます。それ以前にそもそもあたしの写真に画質もへったくれも(ry

そんなわけでゆらゆらと駅前を散策。
駅舎が新築されていかにもの新しさをかもし出している反面、駅前広場を挟んだ駅前通りは、どこにでもある地方の駅前の雰囲気。
駅前にやっているのかやっていないのか分からない食堂があるのはもはやお約束。

駅前通りを進むと国道254号に当たるようなので、車一台が通るのがやっとな駅前通りを歩いていると、まるで時間が止まったかのように静まり返っている。
国道にぶつかると、こんな食堂がありました。



特急はないし(´・ω・`)
この手の名前が付いた食堂、地方の駅前に行くと、駅前通りを歩いた一つ目の角あたりにけっこうありますな。
山形新幹線の新庄駅前にもありましたっけな。



こんな名前の居酒屋さんがありましたが、営業しているんでしょうか(・・;)
営業していたら、乗り鉄なんぞ忘れて一杯ひっかけに入ってしまいそうな雰囲気ではある。

それにしても、この焼き鳥屋さんのある通りに並んでいた写真屋さんの建物しかり、もとより富岡製糸場もそうなのだけれど、富岡周辺は戦災には遭わなかったのだろうか。
こうした古い建物が残る街並みは、戦火をかいくぐったか、奇跡的に焼け残ったかがのいずれかでしかなく、おそらくは戦時中焼かれずに済んだのが、富岡製糸場の奇跡的な保存状況に相通ずるのではないだろうか。

ここまで歩いたのなら、上州富岡駅から南西におよそ1キロ、10分ほど歩いた場所にある富岡製糸場まで行ってみればよかったのだが、帰りの電車の時間もあったのと、ケータイのバッテリーですら怪しくなってきたので泣く泣く上州富岡駅へ引き返し、折り返しの高崎行きを待つことに。
ホームには、ここで行き違いをする下仁田行きが先に到着。



しかし、実は上信電鉄に足を伸ばした真の目的は、この車両を無性に捕まえたかったから。



旧西武鉄道401系\(^O^)/

…富岡訪問後の2週間後、まさかこんなニュースに発展するとは、この時点では露にも思わず…。
いやあ、失敗したなあ(´・ω・`)

上信電鉄では、富岡製糸場見学のために、高崎と上州富岡までの往復キップに入場券をつけた「富岡製糸場見学往復割引乗車券」を発売しているほか、世界遺産登録を受けて、土日祝日には1日1往復、高崎~上州富岡間に臨時列車を増発するのだそう。
詳しくは同社ホームページをご覧ください。

富岡製糸場にはいけなかったし、後々を考えれば、まさしく逃した魚の大きさを後悔するほどではあったけれど、目的自体は果たせたから、まあいっか(・∀・)

(取材日…2014年4月13日)


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