55年続いた歴史と伝統も、時代の流れとテレビ局の体制には勝てなかったようです…。
日本テレビ55年のプロレス中継に幕(日刊スポーツ) - goo ニュース
予めこれだけははっきりと申し上げておきたい。
糞過ぎる「エンタのなんとか」を垂れ流すくらいなら、よっぽどこっちの方が娯楽としてマシだと思うよ。
日テレも局面打開にはなりふり構わず。
思えばプロ野球だって、よほど興味を引きそうなカード以外は、巨人戦でさえほとんど地上波中継を行わないという荒療治をしている最中で、東京ヴェルディの中継も深夜に録画でこっそりと行う程度、今の今までノア中継がよくもまあ日曜深夜の誰も見そうにない時間帯とはいえ生き延びていたことは、日テレのスポーツ中継が置かれた状況を考えると奇跡的ですらある。
つまり、これって…。アレですわな。
つまるところ、丸藤とKENTAじゃ数字が取れないってことですわな。結果的に
いや、この二人が絡む試合は面白いですぞ、マジで。
本当はこの期に及んで小橋だの秋山三沢だのという名前は出したくなかったのだが、結局は丸藤やKENTAを全面に持ってきても、知名度は3人とは桁違いなだけに、誰も見向きもしない…ということになってしまうのだろうか。
確かに丸藤やKENTAのプロレスは、おいらごときの昭和からのプロレスファンからしても正直難解…というより、昨今のジュニアヘビーと呼ばれる部類に属するプロレスは、敢えて客を選んでいるかの如く、おしなべて難しく、単純に楽しむことが出来ない。展開が速く、めまぐるしく攻守が入れ替わり、技の攻防も激しい今のプロレスは、はっきり言えば素人御免、テレビ中継のアナウンサーの技の解説がなければ、まったくついていくことすら出来ないほど。
ノアで見慣れている彼ら二人のプロレスでさえ、何とかついていくのがやっとというおいらにとって、名前は言わないけれど、神戸に本拠地を置く某団体のプロレスなど、あたしゃとうていついていけませぬ。とほほ。
思えば近くて遠くなりつつある3年前の2005年7月。
ノアの東京ドーム興業で行われた小橋対佐々木健介の一戦は、今の世にも語り継がれる、歴史に残る名勝負となった。
それは何故かと考えてみたら、お互いにまるでなんとかのように、水平チョップの打ち合いにこだわったからこそだろう。
どの技が綺麗でどの技が格好いいかなどは議論の外。
水平チョップだけで、お互いにどちらが先にぶっ倒れるか試そうじゃないか。
単純な技を駆使した、プロレスラーのプライドを賭けた意地の張り合い。
単純な図式だからこそ、多くの観客を魅了することが出来る。
21世紀に入った頃、俗に言う「高橋本」の影響で、一気に求心力を失ったプロレス。
ほぼ時を同じくして入ってきた、今までのプロレスとは全く形が違う、WWEという名のいわゆる「娯楽エンターテイメント」。
我も我もとエンターテイメントに飛びつき、いつの間にか戦いの本質を忘れてしまったプロレス界。
今や、ちょっと鍛えてちょっと跳ねたり出来れば、誰でもプロレスラーと名乗れてしまう時代。もはやそこは「選ばれし者の世界」たり得ない、全くの無法地帯。
おいらがプロレス興業を見に行って、まずげんなりするのは、「第1試合からマイクアピール」。
へ?
前座にマイクアピールなんているの?
前座からマイクを使う団体には、だいたい「若手を潰すベテラン」という試合の図式がまるでない。昔は男子も女子も、そんな試合はゴロゴロしていたのだけれど、今じゃとんとお目にかかることが無くなった。「どちらも光らなきゃダメ」なんだとさ。ファンが決めたのか団体が決めたのか、誰が決めたか知らないが。
昔は新人に3分間くらい攻めさせておいて、息が切れたと見るやベテランが打撃一発でぶっ倒して逆エビで糸冬了…という試合がゴロゴロあったよなあ…。今じゃ全然見なくなっちゃったなあ…。
だいたい、長ったらしすぎるマイクアピールだっていらないし、試合が終われば終わったで、ファンが見られない場所で、マスコミやテレビカメラの前でまた吠える。吠えた内容は、余程の内容でなければ、すぐにファンが知ることなど難しい。
戦いで魅せることが出来るなら、マイクなんて本来は必要ないはずだ。
今のプロレスは、難しいし、胸が躍らない。
決してこの言葉でノアを否定するわけではないけれど、ノアでもこの流れを否定する文言は持っていないだろう。
これはおいらが歳を取ったせいなのだろうか…。
8月に、元職場の同僚ジャグ氏と、9年ぶりくらいに後楽園ホールに、健介オフィスのプロレスを見に行ったのだけれど、内容には満足はしつつも、随所に小難しい部分が垣間見えたのは、やはりおいらが現代のプロレスの流れに取り残されかけている何よりの証拠なのだろう。
しかし…。
ノア派ではあっても、「ノアヲタ」というわけではないおいらだが、まさか新日の「ワールドプロレスリング」より先にノア中継が打ち切りになるとは…。
日本テレビ55年のプロレス中継に幕(日刊スポーツ) - goo ニュース
日本テレビが「プロレスリング・ノア」(日曜深夜1時20分)の中継を来年3月末で打ち切ることが16日、分かった。開局翌年の1954年2月以来、「日本プロレス中継」「全日本プロレス中継」と、55年間も放送し続けたテレビ最古のコンテンツを、経費削減のために手放す。
同局のCS放送「日テレG+(ジータス)」での放送は続ける方向で話が進められているが、半世紀以上続いた地上波からは姿を消すことになる。今年9月には、一足先に系列のよみうりテレビ(大阪)での放送は打ち切られていた。日本テレビ関係者は「視聴率低迷と、スポンサー獲得の難しさに加えて、制作費削減の対象となって、編成から終了が言い渡された。何とか継続させたいとの声もあるが、少数派で非常に難しい」と話した。
同局は、9月中間連結決算で37年ぶりに赤字(約12億円)に転落。子会社のサッカーJリーグ東京Vの経営でもパートナーを探すなど、スポーツ面でのコストカットが容赦なく行われている。プロレス関係者も「歴史が途絶えることが悔しい」と悲しんだ。
かつてのプロレス中継は、日本テレビだけではなく、テレビ放送の普及に最も貢献したコンテンツだった。テレビ放送開始(NHK)1年後の54年2月19日。日本テレビが「力道山・木村政彦対シャープ兄弟プロレス実況」を初めて放送すると、繁華街に置かれた街頭テレビは黒山の人だかりとなった。力道山を応援する市民は声をからし、テレビが各家庭に普及するきっかけとなった。
日本テレビは、力道山以後も、72年からはジャイアント馬場の「全日本プロレス中継」、01年からは「ノア中継」と継承してきた。ただ、近年はゴールデン帯ではなく、プロレス人気の下降とともに深夜帯の放送になっていた。
予めこれだけははっきりと申し上げておきたい。
糞過ぎる「エンタのなんとか」を垂れ流すくらいなら、よっぽどこっちの方が娯楽としてマシだと思うよ。
日テレも局面打開にはなりふり構わず。
思えばプロ野球だって、よほど興味を引きそうなカード以外は、巨人戦でさえほとんど地上波中継を行わないという荒療治をしている最中で、東京ヴェルディの中継も深夜に録画でこっそりと行う程度、今の今までノア中継がよくもまあ日曜深夜の誰も見そうにない時間帯とはいえ生き延びていたことは、日テレのスポーツ中継が置かれた状況を考えると奇跡的ですらある。
つまり、これって…。アレですわな。
つまるところ、丸藤とKENTAじゃ数字が取れないってことですわな。結果的に
いや、この二人が絡む試合は面白いですぞ、マジで。
本当はこの期に及んで小橋だの秋山三沢だのという名前は出したくなかったのだが、結局は丸藤やKENTAを全面に持ってきても、知名度は3人とは桁違いなだけに、誰も見向きもしない…ということになってしまうのだろうか。
確かに丸藤やKENTAのプロレスは、おいらごときの昭和からのプロレスファンからしても正直難解…というより、昨今のジュニアヘビーと呼ばれる部類に属するプロレスは、敢えて客を選んでいるかの如く、おしなべて難しく、単純に楽しむことが出来ない。展開が速く、めまぐるしく攻守が入れ替わり、技の攻防も激しい今のプロレスは、はっきり言えば素人御免、テレビ中継のアナウンサーの技の解説がなければ、まったくついていくことすら出来ないほど。
ノアで見慣れている彼ら二人のプロレスでさえ、何とかついていくのがやっとというおいらにとって、名前は言わないけれど、神戸に本拠地を置く某団体のプロレスなど、あたしゃとうていついていけませぬ。とほほ。
思えば近くて遠くなりつつある3年前の2005年7月。
ノアの東京ドーム興業で行われた小橋対佐々木健介の一戦は、今の世にも語り継がれる、歴史に残る名勝負となった。
それは何故かと考えてみたら、お互いにまるでなんとかのように、水平チョップの打ち合いにこだわったからこそだろう。
どの技が綺麗でどの技が格好いいかなどは議論の外。
水平チョップだけで、お互いにどちらが先にぶっ倒れるか試そうじゃないか。
単純な技を駆使した、プロレスラーのプライドを賭けた意地の張り合い。
単純な図式だからこそ、多くの観客を魅了することが出来る。
21世紀に入った頃、俗に言う「高橋本」の影響で、一気に求心力を失ったプロレス。
ほぼ時を同じくして入ってきた、今までのプロレスとは全く形が違う、WWEという名のいわゆる「娯楽エンターテイメント」。
我も我もとエンターテイメントに飛びつき、いつの間にか戦いの本質を忘れてしまったプロレス界。
今や、ちょっと鍛えてちょっと跳ねたり出来れば、誰でもプロレスラーと名乗れてしまう時代。もはやそこは「選ばれし者の世界」たり得ない、全くの無法地帯。
おいらがプロレス興業を見に行って、まずげんなりするのは、「第1試合からマイクアピール」。
へ?
前座にマイクアピールなんているの?
前座からマイクを使う団体には、だいたい「若手を潰すベテラン」という試合の図式がまるでない。昔は男子も女子も、そんな試合はゴロゴロしていたのだけれど、今じゃとんとお目にかかることが無くなった。「どちらも光らなきゃダメ」なんだとさ。ファンが決めたのか団体が決めたのか、誰が決めたか知らないが。
昔は新人に3分間くらい攻めさせておいて、息が切れたと見るやベテランが打撃一発でぶっ倒して逆エビで糸冬了…という試合がゴロゴロあったよなあ…。今じゃ全然見なくなっちゃったなあ…。
だいたい、長ったらしすぎるマイクアピールだっていらないし、試合が終われば終わったで、ファンが見られない場所で、マスコミやテレビカメラの前でまた吠える。吠えた内容は、余程の内容でなければ、すぐにファンが知ることなど難しい。
戦いで魅せることが出来るなら、マイクなんて本来は必要ないはずだ。
今のプロレスは、難しいし、胸が躍らない。
決してこの言葉でノアを否定するわけではないけれど、ノアでもこの流れを否定する文言は持っていないだろう。
これはおいらが歳を取ったせいなのだろうか…。
8月に、元職場の同僚ジャグ氏と、9年ぶりくらいに後楽園ホールに、健介オフィスのプロレスを見に行ったのだけれど、内容には満足はしつつも、随所に小難しい部分が垣間見えたのは、やはりおいらが現代のプロレスの流れに取り残されかけている何よりの証拠なのだろう。
しかし…。
ノア派ではあっても、「ノアヲタ」というわけではないおいらだが、まさか新日の「ワールドプロレスリング」より先にノア中継が打ち切りになるとは…。
任せてください~ (さい~)
がもう見れなくなるのが残念
今のプロレスに対する考えは同じ
そいつが見られなくなるのは痛いね。
今のプロレスは本当に難しいですなあ…。
かといって、「単純に試合だけで見せろ」と言うと「時代遅れ」と言われてしまうってーのは…。
確かに時代遅れなんだろうけどさん…。
フジテレビや関西テレビ、東海テレビでやるのは、(フジのみ全女から)ドラゴンゲートに変わったし、吉本興業がJd'と大阪プロレスでスタジオプロレスやってもパッとしなかったなぁ。。。
>「第1試合からマイクアピール」
特に大日本、女子の一部でよく見ます。
冬木弘道理不尽大王が牛耳ったFMWもそれで、PPV生中継で放送出来ない様な行動も多かったからね。
>単純な技を駆使した、プロレスラーのプライドを賭けた意地の張り合い。
>単純な図式だからこそ、多くの観客を魅了することが出来る。
G1クライマックスで行われたライガー対西村修戦を見たら、実に良かったわ。
ああいった試合が出来るのは、LLPWのハーレー斎藤さんぐらい。
LLPWの場合楽しむ試合が多く、紅夜叉さんの試合になると、対戦相手の熱狂的なファン(特に大向美智子)に向かって場外乱闘してたなぁ。。。
山田敏代さんが経営してる居酒屋やまさん、紅夜叉さんが経営してる居酒屋もご無沙汰なので・・・(実)
>「エンタのなんとか」
それよりも、たかじんのそこまで言って委員会を流せ!
一番見たいのは、大田総理とたかじんさんのコラボも。
http://takajin.tv/
これは絶対にないと思います。
やしきたかじんの番組が東京で放送されることはないでしょう。
東京周辺ならあるでしょうが。