小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

グルメフロンティア死亡

2010-07-22 21:56:40 | 競馬の話をしようか
プロ野球オタで鉄オタですが、競馬の話もします。悪いですかね?

グルメフロンティア死ぬ…フェブラリーS優勝(読売新聞) - goo ニュース
日本中央競馬会は21日、1998年のフェブラリーS勝ち馬、グルメフロンティア(牡18歳)が、17日に病死したと発表。

 同馬は2004年に 種牡馬 ( しゅぼば ) を引退し、千葉県内で余生を送っていた。


競馬ファンなら、誰もが「競馬を教えてくれた馬」を、心の中で走らせていることだろう。
最近のファンならディープインパクトだろうし、或いはクロフネだったというファンもいるかもしれない。
80年代末から90年代初めの競馬ブームで競馬を覚えたファンだと、オグリキャップやスーパークリーク、或いはトウカイテイオーやメジロマックイーンなのかもしれない。

おいらは、先のオグリキャップ死亡のニュースの時にも書いた通り、競馬の世界に誘ってくれたのはオグリキャップだが、こと「競馬の見方」に限っては、おいらに競馬の見方、或いは予想の組み立て方を教えてくれたのは、グルメフロンティアであり、2002年桜花賞で3万馬券を的中させてくれたアローキャリーだったりする。
グルメフロンティアが勝った1998年のフェブラリーステークスは、競馬の見方、予想の立て方、考え方を教えてくれた馬である。
これはフェブラリーSの予想を書く度に触れているのだが、あの時、おいらの本命は、前走中山金杯を勝ってフェブラリーSに矛先を向けてきたグルメフロンティア。
しかも、グルメフロンティア本命と考えておきながら、いざ馬券を買う段になって相手が全く絞りきれず、馬連だとそれこそグルメフロンティアから8点だの10点だの流さなければ当たりそうになかったのだが、当時のおいら…というか、この頃は馬単や3連複もまだ発売されておらず、ワイドも出ていなかった頃なので、馬券の考え方としては、流し馬券にしても多点買いはどちらかといえば嫌われていたように思う。おいらもご多分に漏れず、多点買いは好きではなかったし、グルメフロンティアのいる枠から枠連で流せば、同枠に人気馬が同居していた枠もそれなりにあったから、あろうことか枠連で買い流してしまった。
もちろん、ヒモにはスーパーダートダービー覇者のメイショウモトナリも入れていたから、素直にグルメフロンティアから馬連を買っていれば簡単に万シュウが取れていたものを、枠連で買いまとめてしまったため、もちろん的中はしたのだが、馬連が11730円だったのに対し、枠連は「それなりにはついた」とはいえ1560円。まとめ買いだったので枠連には確か500円ほど入れていて、配当は7500円を超えたのだけれど、それだったら、たとえ100円でも馬連にしておけば万配だったわけで、なんとも惜しいことをしたと、今でも悔いが残る馬券作戦だった。
グルメフロンティアから狙えた理由はただ一つ、彼のダート戦績だった。
900万勝ちもダート戦だったように、芝でもダートでも走れる馬だったし、オープンの中山ダート1800のながつきステークスでは、このレースでも3番人気に支持されていたエムアイブランを負かしている。ならばこの馬から狙わない手はないと考えた。
ただ、このフェブラリーSは人気が割れていたし、どの馬にもチャンスがあったようにも思えたからこそ、「本命はグルメフロンティアだけど、他に来られたら嫌だから、念のため枠連で保険をかけておこう」という思考になってしまったのだ。この馬の戦績を信じて馬券を買っていれば、簡単に取れた万馬券だった。

この失敗があったからこそ、ダート競馬に対する一つの芯が通った見方を、グルメフロンティアから教わったと思うのだ。
芝は芝。
ダートはダート。
ダートグレードレースでも、狙いがはずれることももちろん多々あるけれど、予想の芯としてはそれほど外してはいない組み立て方ができるようになったのは、間違いなく、グルメフロンティアのお陰である。

そして、「競馬を教えてくれた馬と出会えたら、競馬はもっと面白くなる」ということを、しっかりとおいらに刻み込んでくれた馬でもある。
グルメフロンティアは、間違いなく、おいらの中で、競馬をもっと面白くなるように教えてくれた、かけがえのない馬だった。

グルメフロンティア号。
ゆっくりお休み下さい…。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
その通りです (小馬太郎兵衛)
2010-07-24 00:04:04
自らが叩かれたことすらネタにする。
もし心底自分が書いたことが間違っていた、まずかったと反省することがあれば、それこそ真摯に相手と向き合うのですが、それ以外なら、それくらいの気概がなければブログなんてやってられません(笑)。

シャコーグレイドもファンが多い馬でしたね。ライバルであるトウカイテイオーとの巡り合わせがいろいろあった馬でした。

今、競馬はアレがこれでそれなので、なかなか行く時間を取ることができません。私がなぜ「アレがこれでそれ」と表現をぼかしているのかは、お察し頂ければと存じます。
大井で馬券でやられつつビールでも飲みたいのはヤマヤマなんですが…。
お誘い頂いて大変恐縮ですが、かような事情がありますことをご理解、ご了承頂きたく存じます。申し訳ございません。
返信する
訂正です。 (たべ)
2010-07-23 06:37:04
訂正です。

「丁度1ヶ月前、福山競馬の件の人のことですかね・・・。」

「丁度1ヶ月前、福山競馬の件で、すごい勢いで反論してきた人のことを気になさっているのですかね・・・。」

ということで、よろしくお願いいたします。
返信する
大丈夫ですよ。来週、大井でも行きますか? (たべ)
2010-07-22 23:27:22
非常に、緊張するのですが、久しぶりに復帰です。

「思いやりの心をもって接するには」、どう言えばいいですかね・・・上手く言えなかったら、申し訳ありません。

で、

「プロ野球オタで鉄オタですが、競馬の話もします。悪いですかね?」

とは、貴君のエントリを、よーく追って、よーく読んで、考えてみると、丁度1ヶ月前、福山競馬の件の人のことですかね・・・。もし、それであれば、あまり気になさらず。

グルメフロンティア死亡ですか・・・。

僕なら、「競馬を教えてくれた馬」としては、貴君もご存知かもしれないけれど、何と言ってもシャコーグレイドです。シャコーグレイドと、弟テンジンショウグンが死んだら、ショックだろうな・・・と思ったりします。

本当は、貴君とは、【鉄オタ&プロ野球オタ&競馬オタ同士】なので、ネット越しではなく、たまに、リアルに会うことが肝心で、来週、一緒に大井でも行って打ちませんか?。来週水曜日の、サンタアニタトロフィー当たり、いいかもしれず。

もっとも、僕は、オートレースオタでもあるので、昨日、川口オートで車券をタナボタでゲットして、種銭は、少々あります。

僕自身、金がなく、千葉方面は行けないけれど、大井なら、お互い、中間だと思いますし。

お互い、金が無いかも知れませんが・・・。
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