小馬太郎兵衛@タコのイカ踊りぃっ!!

ブログの老後をユラユラ楽しむ悦楽ブログって言ったけどさ、もう一発くらい狙ってもいいのかな。やってもいいかな?

あの頃にはもう戻りたくない…

2006-08-08 12:40:09 | リハビリ日誌
「心の病」抱える社員が増加、30歳代が6割 (読売新聞) - goo ニュース
6割を超える企業で「心の病」を抱える社員が増加傾向にあることが、社会経済生産性本部の実施したアンケート調査でわかった。
 同本部では「風通しがよく、何でも相談しあえるような職場環境作りが急務になっている」と話している。

 調査は、全国の上場企業を対象にメンタルヘルスの取り組みについて聞いたもので、今年4月に実施。218社から回答を得た。

 調査結果によると、「この3年間で(社員の)心の病が増加した」と答えた割合は61・5%となり、2年前の調査に比べて3・3ポイント増えた。「心の病による1か月以上の休業者」を抱える企業の割合も74・8%に上った。


>風通しがよく、何でも相談しあえるような職場環境作りが急務になっている
>風通しがよく、何でも相談しあえるような職場環境作りが急務になっている
>風通しがよく、何でも相談しあえるような職場環境作りが急務になっている
>風通しがよく、何でも相談しあえるような職場環境作りが急務になっている

絶対に無理だと思います。

たしかに、なんでも相談しあえる環境は理想であるし、なにより職場に存在する問題の芽を摘むこととして最大にして有効な手段であることは論を待たない。
じゃあ、心の病を負ってしまったからといって、そんなことまで職場全体で相談できるか…といえば、絶対にそうではない。
おいら自身もそうだったけれど、精神的に追い込まれれば追い込まれるほど、誰にも相談できずにさらなる苦境に立たされてしまう。相談すれば「仕事を取り上げられる」と思ってしまうから。一旦休職してしまえばなおのこと、周囲も「こいつは病気だから、仕事は任せられねえな」と思われるのがオチであるし、男なら稼がなければならないから余計に頑張ってしまい、それが負のスパイラルとなってどんどん症状が悪化していくのである。
なにより、心の病を負ってしまったところで、誰に相談しようとも、心の病ほど理解してもらえない病はない。外見上の病と違い、足を折って立っていられない状態でもなし、胃潰瘍のようにお腹が痛くて我慢できないほどの状態に陥るわけでもなし、襲い来る症状としては食欲不振や腹部の異常、偏頭痛など、なにも事情を知らない他人様が聞けば、おおよそ「なんとでもなる」と笑い飛ばされるに過ぎない。
かといって、職場全体で「心の病」についてのトレーニングを受けるとなると、これも到底非現実的で、結局のところ、いくらしんどくても我慢せざるを得ないのかな…と思ってしまう。しんどくて、そこで終わったら、所詮俺という人間はそれだけの存在なのだと。
昨今、景気回復だの消費上向き傾向だのといわれているが、それは「事業再構築」に名を借りた極度の職場破壊行為を経た上での結果であって、心の病は、いつ何時、誰の挑戦でも受けてやる誰の身に降りかかるかもしれないわけで、もはやこうした病は、特定の人が陥る病気…と捉えるのではなく、どこにでも降って沸く問題であると認識して欲しい…と切に願う。
死んだような顔をしながら仕事をして、ギャグの一つすら言えない、車の運転一つもよく出来ないような、地獄のような日々には、もう戻りたくない。

最後にひとりごと。
症状が出始めてから2年。
やっと少しずつ落ち着きだしたと思えるようになったのだが、些細なことで気分の変調が起こるのは相変わらずで、これが原因で、このところ、好きな場所にも行けなくなっている。となると、カネも使わず、気分の変調も起こらない場所…といえば家に閉じこもるしかなく、結果ヒッキーへの道まっしぐら…というのもいかがなものかとは思う。ならば早く別の場所を見つけるべきだろう…とは思うのだが…。

  


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