源龍乃介のまたたび

国際分散投資投資・不動産が主な内容です。

TOPIXインデックスファンドからETFへのスイッチ

2007-10-02 | 国際分散投資
少額でも投資可能なインデックスファンドの金額が増えてきたら、
ETFに買い替え(スイッチ)することになりますが、
すぐにスイッチした方がいいのでしょうか?
それともある程度大きな金額をためてからの方がいいのでしょうか?
今回はその考察をしてみます。
まずそれぞれの詳細は以下の通りです。

(1)日興インデックスファンドTSP

買付単位:1万円
売買手数料:0円
信託報酬:0.546%

(2)TOPIX連動型上場投資信託(野村アセットマネジメント)

買付単位:約17万円
売買手数料:250円(Eトレード証券 20万円まで)
信託報酬:0.1155%


1から2へスイッチしていく訳ですが、
17万たまった段階ですぐにスイッチした場合と、
スイッチしなかった場合の比較は以下の通りです。

(a)スイッチ有り
-売買手数料-信託報酬=-250-170000*0.001155=-446円

(b)スイッチ無し
-売買手数料-信託報酬=-0-170000*0.00546=-928円


この結果、すぐにスイッチした方がお得ということになります。
今回は単純な計算でしたが、スイッチ時の売買手数料が高額になると
少し面倒なことになります。

マネープラン(年収600万円)

2007-10-02 | コラム


平均年収600万円(ボーナス込みで月収50万円)の場合のマネープランです。
35歳~65歳まで30年間働き、寿命は80歳、月10万円の家賃で10年毎に引越し
(または2年後に住宅購入)、子供は一人、車は100万円のものを10年毎に
買い替え、と仮定したものです。
生活費などは少し切り詰めています。

所得税・地方税を除いた必要経費は1億1456万円。
一年で約381万円稼ぐ必要があるということです。
所得税と地方税を考えても必要な金額は450万円/年になるので
年間150万円余裕が出そうです。

注意する点は住宅ローンで、35年ローンを組むと住宅費が1.6倍になります。

インフレを考慮していないので、あくまでも机上の空論ですが、
平均的な所得でも無駄なことをしなければ普通に生活できるということが分かります。
逆に平均年収450万円以上無いと、生活や資金の運用を工夫しないと破綻する
可能性が高くなります。