源龍乃介のまたたび

国際分散投資投資・不動産が主な内容です。

抑肝散

2012-04-23 | その他
この前、テレビを見ていたら、抑肝散(よくかんさん)という漢方薬について、取り上げていました。

認知症になると、様々な症状が出現し、何の症状が出現するかは、人によって異なるのですが、その中の一つに、怒りっぽくなるという症状があります。

現場の医療スタッフが、ある患者さんの怒りっぽさの対処に苦労していたのですが、試しに、抑肝散を処方してみたら、その症状が劇的に改善したという内容です。

確かに、抑肝散には、神経の高ぶりを抑える効果があります。認知症の他にも、子供の神経症などにも適応となっているようです。

「抑肝散」

漢方薬というと、副作用も少ないイメージがあるので、服用に抵抗の少ない方が多いのではないでしょうか?実際、自分も葛根湯という漢方薬を、風邪の引き始めに服用しています。医師による処方がなくても通販や薬局で購入できるのも魅力です。

一方、抑肝散に関して、注意喚起している医師の方がいます。

「抑肝散での死亡事例を考える」
(六号通り診療所所長のブログ)

>以前、慢性肝炎に対して「小柴胡湯」という漢方薬が、
>効果のあることが一時期話題になり、
>医療系の雑誌などで盛んに宣伝されたので、
>あまり漢方に詳しくない医者も、
>その薬をじゃんじゃん使用し、
>それが間質性肺炎という重篤な副作用を引き起こして、
>問題となったことがありました。
>
>今、同様の使い方をされている漢方薬が、
>この「抑肝散」です。

覚えている方もいるかもしれませんが、小柴胡湯(しょうさいことう)による間質性肺炎の副作用が、一時期マスコミに何回も取り上げられました。

抑肝散を使って死亡された方は、たくさんの西洋の薬と一緒に服用されていたことから、上記のブログでは、多数の西洋薬と漢方薬との併用に関して、注意喚起をされています。

特に、認知症の方は、高齢者が多いでしょうから、漢方薬を服用するときは、他の薬が過剰に処方されていないか注意する必要があるでしょう。

怖い話になってしまいましたが、基本的に漢方薬は安全性が高く、副作用は少ないと言われており、実際にそれは事実だと思います。

ちなみに、これはあまり知られていないように思いますが、帯状疱疹後の痛みのような、痛みを取り除いてくれる漢方薬もあります。もし、慢性的な痛みに苦しんでいる方がいましたら、漢方の専門外来で相談されるのも手かもしれません。

不動産投資について考える

2012-04-19 | その他
前から不動産投資について検討していますが、始めるのは当分先になりそうです。

経費を差し引いた、実質利回りが5%以上の状態が、ずっと続くのであれば購入しようという気にもなるのですが、築年数の増加にともなって賃料は減少し、リフォーム・修繕なども必要になるので、当初の利回りが相当高くないと、高利回りを維持するのは困難です。

高利回りの物件もあるのですが、追加資金の必要な欠陥住宅だったりして、その分、リスクが高くなります。

そもそも、不動産業者間の選別があった後の、魅力が薄いと判断された物件が、個人投資家に回ってくるわけで、一般的な個人投資家はどうしても業者に負けてしまいます。それを納得した上で不動産に投資するのであればいいのですが、そこまでリスクを負うのであれば、ETFなどの株式と債券で十分ではないかと思ってしまいます。

個人的に不動産を見るのが好きで、時々、物件を見に行くのですが、部屋の中の清潔さは、本当に部屋によってさまざまです。同じ築年数で、同じマンションでも、新築同様の部屋もありますし、匂いも強烈で非常に汚い部屋もあります。リフォームすれば汚い部屋もきれいになりますが、賃貸に出していた部屋が汚くなったとしても、リフォーム代全額を請求できるわけでもありませんし、配水管やエアコンといった隠れたところに、大きなダメージを受けている可能性もあります。これも不動産投資を躊躇させる点です。

その一方、株式・債券だけでなく、不動産にも投資して、資産を分散させる必要があるようにも思われます。そう考えると、不動産も必要だなという気にもなります。

何より、年に±20%資産が動く株式・債券の分散投資だけでは、今は全然問題ありませんが、将来、リタイア後に資産を取り崩す段階になった時に、大きく資産が変化すると心理的不安が大きくなってしまいます。リタイア後までには、不動産投資も織り交ぜる必要があるのではないかという考えもあります。

更に、将来、自分に何かあった時に、不動産の方が相続に有利という点も見逃せません。

まとまりの無い文章になってしまいました。不動産投資には、独特の利点と欠点があるということですが、その多彩な長所短所があるがゆえに、人によって適不適が分かれる分野なのかもしれません。

自分が不動産投資をするのであれば、まず、自宅を購入して、引越し時に、その自宅を賃貸に出すというのが無難なのかと思っています。

人間ドック

2012-04-17 | その他
生まれて初めて人間ドックに行ってきました。場所は、聖路加国際病院です。

「聖路加国際病院付属クリニック・予防医療センター」

検査項目は20種類くらいだったでしょうか。冷静に考えれば多くの検査を行ってもらったのですが、待合室の居心地が良く、待っても30分くらいだったので、痛みを伴う検査(採血や内視鏡)のとき以外は、快適に過ごすことができました。

待合室には多くの患者さんがいたのですが、アルコールの病院臭もなく、座席もゆったりとしたソファーで、病院とは一味違う不思議な空間でした。

健康状態に問題はなくて一安心です。ただ、人間ドックは病気の一部しか発見できないので、他の気になる箇所は、個別に受診して検査する必要があると思われます。

あと、検査の3ヶ月前に、がん保険に加入しました。がん保険の適応開始が契約3ヶ月後からなので、人間ドックでがんが発見されても、保険金がおります。検査も終わったので、こちらの保険は解約予定です。

来年は区の無料健診のみにする予定です。再来年にでも別の病院で人間ドックを受けて、病院の比較をしてみたいと思います。

ワテラスタワーレジデンス

2012-04-12 | 不動産


千代田線新御茶ノ水駅直結(徒歩3分)のタワーマンションで、
売り出しから早々に全戸完売になった物件です。
19階以下がオフィスで、20階以上が住戸になります。

(概要)

東京都千代田区神田淡路町二丁目
千代田線「新御茶ノ水」徒歩3分
JR「御茶ノ水」徒歩4分
丸ノ内線「淡路町」徒歩5分
都営新宿線「小川町」徒歩5分
JR「秋葉原」徒歩9分
総戸数:333戸
商業地域
建蔽率:70%
容積率:990%
地上41階建て
2013年3月竣工
売主:安田不動産、東急不動産、東京建物
設計:佐藤総合計画
施工:大成建設
管理:安田不動産

(設備・仕様)

制震構造
二重天井・二重床
階高:3300mm(20~38階)
天井高:2550mm(20~38階)
スラブ厚:350mm
戸境壁:136mm(20~40階)
水周り遮音対策
窓:Low-E
トランクルーム:地下、有料
常用エレベーター:3基×2(20階で乗り換え有り)
オール電化
内廊下

(共用施設)

プレミアムラウンジ
クルージングラウンジ
スタディルーム
ジム
キッズルーム
ゲストルーム

20階付近坪単価:
380万/坪(北)、385万/坪(西)
440万/坪(南)、405万/坪(東)

20階付近の平均坪単価は400万/坪くらいでしょうか。
全住戸の平均坪単価はもっと上ですが、
こちらの物件は低層階の住戸がないので、
他の物件と比較するなら、20階付近の坪単価で
比較するのが妥当だと思われます。

こちらの物件は、本気で検討しましたが、
20階でのエレベーター乗り換えが無ければ
購入していたと思います。