憲ちゃんのブログ

~自然散策と写真が大好きな憲ちゃんが送るカラフルライフ~

身近な自然、春。

2016-04-30 08:21:01 | Weblog
田植を控えた田んぼや休耕田も春爛漫の花畑。園芸種の様に艶やかではないが、見る目の持ちようで、静かで、しっとりとした風情は、園芸種よりも味わいがあり、周囲の自然に溶け込んでいる。なにせ無料なのだ。雑草と言えば雑草なんだけど。かなり昔の話だけど、昭和天皇が崩御して数年後、御付きの方の対談の中で、ご一緒に皇居内を散策の時に「雑草が増えてきました。」と申し上げると、陛下は「植物の中で雑草という植物はありません、全てそれぞれの名前があります。」と戒められた話があった。この季節の田んぼを見ると、いつも思い出す。たしかに今日の草畑を見ると雑草とは思えないのだ。

野草の百花繚乱。

我が家の庭は春秋同居。フジが咲いたと思ったら、モミジも真っ赤。自然の妙

埼玉県の保育園に配達。

2016-04-28 18:25:39 | Weblog
埼玉県といっても群馬県境に近い町。東名海老名ジャンクションから圏央道が出来上がった為に、今まで家から5時間ほど掛かった行程も、3時間ほどで到着。20年以上前からお付き合いの保育園、しかし今回が初めての訪問。木造の重量感と風格が漂う玄関だ。関係者がみんな出てきて、重たいロッカーもあれよあれよで運んでくれた。そして園舎を案内して頂いた。まるでログハウスか、でっかい山岳ロッチの様な佇まい。園庭には時折ヤギがうろついている。私好みの空気が流れている。室内には私が制作したロッカーや机、イス、玩具が沢山使われている。こんな雰囲気の中で使われているなんて、制作冥利で、なんか嬉しくなった。そこそこに挨拶を済ませて、帰路の途中に川越の宿へ立ち寄りだ。仕事ついでに地方の名所、旧跡訪問。これも又仕事冥利に尽きるのだ。

北欧の様な雰囲気が漂う園舎。

木造のペンションかロッジの様だ。

バルコニーは太い磨き丸太の列柱。園庭は動物が共存して、冒険遊び場のようだ。現在ビオトープを建設中だった。魚や水中生物を飼育するのだろう。

部屋にも磨き丸太の柱。子供達が抱え込んで登っていた。部屋の中にはポエムの製品が一杯。理事長や園長さん達が自然の世界が大好きな様子だった。

川越市の伝統的建造物群保存地区にやって来た。観光客が大勢来ている。

銀行の佇まいも、なかなか良いな。

菓子や横丁もなかなかの賑わい。昔菓子の店や、手作り飴や団子屋が連なっている。

そぞろ歩きをする、和服姿の若い子が街の趣に溶け込んでいる。



昔からの味噌屋、醤油屋、漬物屋などが連なり、造り酒屋で奮発して地酒鏡山を買う。



手焼き煎餅屋からは香ばしい風が流れて来た。ついつい風船の様な袋煎餅購入。

おばさんが黙々と団子を焼いている。ここでもついつい購入。

川越は江戸時代からサツマイモが特産の地。サツマイモ餡と焼き団子購入。美味かった。サツマイモ餡は一個撮影前に食べてしまった。各70円


新茶くらべ

2016-04-26 08:11:52 | Weblog
走りの新茶は美味しい、でもその表現はチョット違うんだな、全身の力がスーと抜けていく様な味覚なのだ。近くの農家の友達が新茶を運んで来た。夕食後3家族そろって初めての新茶の飲み比べ。私も以前は趣味と好奇心で、友達何家族とで20年近く、茶園栽培と茶揉みをして来たので、ズブの素人よりも、多少は味が理解出来るつもりだ。他の友達は茶農家と、お茶の手揉み保存会。さて今年のお茶はいかがなものか。

左は手揉み保存会の、針の様な手揉み茶。右のお茶は一週間ほど前に、茶農協の初取引で最高の値段がついた高級茶。

贅沢なほどの茶葉を入れる。もう部屋の中は新茶の香りで充満。一気に春真っ盛りだ。

ぬるめの湯を少し注いで、ポタポタと一人前、スプーン二杯程度のお茶の出来上がり。飲むというよりは、お茶をすすって舌で転がす感じた。口や鼻先が新茶の味と香りの共演だ。そのうち身体中が春の息吹で包まれた。爽やかでありながら超濃厚。天然の柔らかなグルタミンが物凄いのだ。ついつい甘い羊羹を口にしたくなるのだ。手もみ茶はホイロ独特な香りが漂い、大昔は薬として貴重な飲み物だったというが、なるほどって感じだ。どちらとも甲乙付け難い春の味がした。その後は普段通りに湯を注いで飲み続け、ひと晩中身体の芯から茶の香りが漂い続けた。

熊本大地震。

2016-04-17 09:20:07 | Weblog
工房の上空は飛行航路になっている。早朝から自衛隊のヘリコブターの列が連なる。地響きがする様な激しい飛行音が響く。慌ただしさと、迅速感が伝わって来る。みんないち早く到着する事を待ち望んでいるだろう。合間に単独で報道関係のヘリコブターが後を追う。現在起こっている日本の異常事態を地上からも感じ取れる。5ケ月ほど前の昨年11月には、正に今回の震源地付近を車で旅していた。崩壊した阿蘇大橋を通り、南阿蘇道路を走って阿蘇周辺と、震源の断層上を阿蘇噴煙へ向かっていた。あの雄大な自然と人間が織りなす情景が、一瞬にして変貌した。日本の素晴らしい景色は、背中に危険性と災害が隣り合わせの中で、複雑な素晴らしい情景を生み出しているが、時として、それとは裏腹にキバをあらわにする。数百年に一度と言われた巨大地震が、20年ほど前の阪神淡路大地震、5年ほど前には東北大地震、そして今回の熊本大地震。20年間ほどの間に巨大地震が3回も立て続けに発生した。平均すれば7年おきだ。日本列島大揺れである。東の端の東北、そして今回は西の端の災害。次は中央部の我々が暮らす東海かと恐怖が脳裏をかすめる。今夜町内会の役員全体会が予定されている。地震に対する再確認の話をしよう。

南阿蘇道のこの情景も変貌してしまった。

牧歌的なこの景色も変わったかも知れない。

震源地の断層が抜けるこの付近も通行止めだろう。

噴煙の火口付近はどうなっただろう。

宿泊した地獄温泉清風荘も一部土砂が流れ込み、宿に至る山道も寸断されて救援を待っているようだ。

優雅な熊本城も石垣が崩壊し、瓦は崩れ落ちて見る影もない姿になった。


早々今年も訪れ。

2016-04-09 08:28:48 | Weblog
4月に入り間もなく燕がやって来た。数千キロの旅をお疲れさま。工場の中には、以前に彼らが作ったマイホームが5,6ッコあって、毎年いくつかのツガイが子育てをする。こんなに早くせっかちな連中だ。それとも一足早く、良いマイホームをゲットしようとしたのか。ここでは出来ている巣をチャッカリと手に入れて、巣作りをしなくて良いのだ。鳥にも要領がよい奴がいるのだ。これから糞の対策が大変になる。

里山花盛り。

2016-04-06 13:23:23 | Weblog
ポエムの里も桜満開です。瀬戸川土手が華やかな季節です。桜トンネルからは笑い声が聞こえて来ます。小鳥と一緒に花のハーモニーが響きます。

深呼吸をしたくなる景色です。

間もなく花びらが滝となって、畑に流れ落ちます。

トンネルは奥へ奥へと誘います。多分奥には、桜の妖精がいるんです。

舗装もしていない土手の小道。爽やかな喜びの散歩道。