八重山諸島紀行。

なんてこった。出発日の25日に大型台風5号が石垣島通過の感じ。3時間ごとに台風状況を見ている。
6月末の石垣島台風襲来は10年ぶり、入念に出発日を決めたのに10年に一度に当たってしまった。心情的には東北の大地震、想定外でした。娘も延期したらって電話着信。
でも仕事が忙しくて息抜きしたかったので決行。
幸い台風野郎は速度を速めて25日の深夜2時頃には通過しそうだ。飛行機到着は夕方5時過ぎなので行けるかもしれない。
羽田空港に着くと電光掲示板に(那覇経由石垣島行きは台風の影響で着陸不能の時は羽田空港にUターン。)表示が一向に消えない。ジタバタするより搭乗だ。乗ったら乗ったで気流が乱れていますのでご注意下さいって放送。
那覇上空は積乱雲がモクモク、雲海の世界に時折太陽光が突き抜ける。天空は南国の気配。
着陸時に少し機体がユサユサ来たが何とか着陸、すぐに石垣島へ飛びっ立った。
到着は午後の5時30分。台風が去ってスカッとした晴れ間が見えるかと思ったが、ドンヨリと重たそうな雲が覆いかぶさっている。この季節のこの気象状況も10年ぶり、これも想定外。
気象遍歴調査だけでは狂いがくるな～～って教訓。
宿はここからレンタカーで30分ほどの、川平湾近くの底地ビーチ前のホテル。
少しの間に繁華街のユーグレナ、モール散策、本土にはない香辛料や沖縄限定のビールや食材、雑貨に出会うと沖縄の人になった気分。旅に出ると必ずスーパーマーケットに立ち寄るんです。土地の人々の生活が少し見えて嬉しくなる。
ホテルへの海岸線には時おり造形的なマングローブの木立が表れ、ゾクッとするほど形が綺麗だ。
シーサイドホテルに着いたのは夜8時過ぎ、有名なビーチまで歩いて一分。目にした情景は台風の影響で白砂のビーチは海藻の黒々とした単なる浜、どんよりした雲の下では海水も淀み、海水浴の気分にもなれない。明日の朝の海水浴は中止だ。その分ほかの穴場を散策しよう。
明日は西表島へ行く、天気はあまり良くならない感じた。でもマングローブクルージングは晴天よりはムッとした、どんより天気のほうが本来の亜熱帯の感触を肌で感じるかも知れない。多少ポツポツ降っても良いかな、明日からいよいよ八重山の散策だ、嬉しいな～～。

那覇上空は真夏の気配。

石垣空港到着。

ユーグレナモール散策。





ホテルへ向かう海岸線沿いのマングロープ

ホテル前の底地ビーチは打ち上げられた海藻で白浜ビーチから黒浜ビーチへと変貌。